ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジャニーズがバーチャルアイドルを手がける理由。

 

太田省一という人がジャニーズとバーチャアイドルについて文章を書いてて、相性がいいとか言ってるんだけど。ボケてんじゃないのか? 卒業やスキャンダルなどの不測の事態に怯える必要がないからなんだそう。そういう現実から離れて楽しめるエンターテイメントはジャニーズがずっとやってきた舞台と同じとか言ってます。藤原丈一郎バーチャルアイドル専属になったらファンは発狂すると思うんだけど?

 

 

『平成における生身のアイドルは、AKB48などのようにドキュメンタリー性が重視され、波乱万丈の物語を生きるようになった。そしてそのなかで努力し、頑張る姿にファンは共感する。だがそのおかげでファンは感動を味わえる一方、スキャンダルや卒業・引退など不測の事態に備え、いつも不安な気持ちでいなければならない。だが生身ではないバーチャルアイドルは、その点安心して応援できる。そうした安心感は、ジャニーズがショービジネスの世界でこれまでずっと提供してきたものでもある。歴史をたどれば明らかなように、ジャニーズの原点にはミュージカルを中心にした舞台がある。それは、現実の世界から離れて安心して楽しめるエンターテインメントの世界である。まずその点で、ジャニーズとバーチャルアイドルは相性が良い。加えて近年のジャニーズは、本格的にネットの世界へと活動の場を広げ始めている。その意味では、ジャニーズがバーチャルアイドルというアイデアにたどり着くのは必然だったとも言える』

 

私は SHOWROOM が嫌いです。アイドルが出演しだした頃に何度か観ましたけど、あのファンの競争心を煽る感じがいやで仕方ない。で観なければいいという結論に達しました。ジャニーズのこれも観ておくべきだろうけど、観ません。どうでもいい。

 

それより今回の件で私が最初に思ったのは「いまのジャニーズは新しい価値を生み出せる会社なのか?」という疑問です。J-POPが K-POPに完敗した責任の何割かはジャニーズにあると思ってます。少なからずジャニーズに失望しました。嵐がいるうちは日本国内に限定してまだ負けてないと言い張ることも可能だろうけど。もっと信用を回復させる何かが必要でしょう。

 

やっぱりヒプノシスマイクの方が圧倒的に面白い。アルバム発売が決定したけど、どれを予約しようか迷うよ。1万円のやつか? それだけでいいのか?

 

 

 

集団行動『ザ・クレーター』。

 

今年から先月一番聴いた曲を紹介しています。1月は lyrical schoolシャープペンシル feat. SUSHIBOYS』でした。2月はこれです。でっかい一発を期待するのはよくないと思いつつ、この曲ばかり聴いてました。あまり酷い世の中にならないことを願います。

 

 

2月24日付 CD シングルBEST 5。

 

弱い一人を排除して黙らせる。いじめが学校を飛び出し全面化してるのか? うんざりだ。

 

 

今週のアルバム1位は、NEWS でした。2位にワンオク、3位あいみょん。他に、フレデリックドリームシアター、日本の歴史ライブ、NakamuraEmi、反田恭平、Eve、四星球、などが登場しています。まずはヒプノシスマイクの新曲から。おもろい。Zeebraプロデュースですか。ドラマも聴いてみたいし、買うかな。

 

 

 

 

今週のシングル1位は、バンドリ関連の Roselia でした。一方、握手会チャートには、NMB48九星隊、COLOR CREATION、マジカル・パンチラインアップアップガールズ(仮)、などが登場しています。

 

 

◉2月24日付 CD シングルBEST 5。
1位  Safe and Sound / Roselia(3.1万枚)
2位  Jumpin' / Poppin'Party(2.1万枚)

3位 天下トーイツ A to Z☆ / Pastel*Palette(1.3万枚)

4位 Y.O.L.O!!!!! / Afterglow(1.9万枚)
5位 ハイファイブ∞あどべんちゃっ/ ハロー、ハッピーワールド!(1.9万枚)

 

 

 

lyrical school、DALLJUB STEP CLUB。

 

旅から戻って、日曜の夕方、クラブMETROでのライブを観てきました。素晴らしかった! 前の日曜日に Tempalay という素晴らしいグループを観たとこなのに、今週もDALLJUB STEP CLUB という素晴らしいグループを観れたんです。lyrical school のおかげです。大感謝!

 

HIPHOPを聴き込んできた世代がバンドを組んだらこんなサウンドになるよね。かなり好きな音だった。G-FUNKみたいな曲とか最高。音はファットなのに、重たさは感じない。リズムはご覧の通り軽快ですし。ぜひライブで観て欲しいグループです。

 

 

メインアクトは DALLJUB STEP CLUB でしたが、その前に登場した lyrical school を観るのが私の目的でした。アイドルのラップを観るのは初めてです。可愛い女子がラップしてる姿を観るのって、なんか照れる。でも観れてよかった。一つだけ言いたい。DJ がついてるのは好感が持てるんだけど、あまり音にこだわる感じがその人にはなかった。前後の2つがいい音でやってるんだから、もう少し頑張って欲しい。もちろんラップを邪魔しない感じで。

 

 

『SMAP 王の物語』著者インタビュー。1

 

どこも『SMAP 王の物語』を取り上げてくれそうにないので、ブログでインタビューしてもらうことにしました。最近のジャニーズの動向について話します。

 

 

ーーー『SMAP 王の物語』読ませていただきました。子供の頃から当たり前のように聴いていたジャニーズソングに、このような深い意味があったことに驚いています。

脇田:そうなんです。私自身も驚くと同時に、ジャニーズソングの謎を解かなければならないと思い、20年以上に渡り考えてきたわけです。

ーーージャニーズは昔から好きだったんですか?

脇田:歌番組が好きだったので、当たり前のようにそこにあったという感じです。好きだと気づいたのは、大学に入ってから。カラオケBOXがブームになって、その時に好んでジャニーズソングを歌っていました。でも、その前にSMAPのデビューがありますね。1991年のNHK紅白でSMAPを観て、ファンになったんです。

ーーー確かに、カラオケだと男性は男性の曲を主に歌いますよね。どんな曲を歌っていましたか?

脇田:忍者『お祭り忍者』をよく歌っていましたw 美空ひばり『お祭りマンボ』のカヴァーです。ダンサブルな曲が一転して演歌に変わるのが大好きで。そのあとラップみたいな早口になるとこもあって。

ーーーじゃあ、最初は普通にジャニーズの曲が好きで聴いたり、歌ったりしてたんですね。

脇田:そうです。謎を解き出したのは KinKi Kids『硝子の少年』を聴いてからです。それから20年が経って、『SMAP 王の物語』の第3章に結実しています。

ーーー面白かったです。ジャニーズに「ガラス」をテーマにした曲が多いというのも、なるほどと思いましたが、それが1977年に松本隆さん自身の手によって誕生しているというのにも驚きました。最終章ではその謎が解かれていますね。

脇田:そうなんです。実は最後の最後にわかったんです。チャップリンが元ネタとは気づいていませんでした。私の文章をブログで読んだ上の世代の人たちは、既に気づいていたのかもしれません。本当に冷や汗が出ます。気づけてよかった。

ーーーチャップリンの演説は現代を生きる私たちにも響くものがありますね。

脇田:やはり名作と呼ばれるようなものは映画に限らず、すべて目を通しておかなかればいけません。本当に気づけてよかった。

 

 

ーーー『SMAP 王の物語』の内容については、皆さんにも買ってもらうとして、やはり気になるのはSMAP解散以降の話です。よかったら、その後の話もしていただけますか?

脇田:そうですね。この本は最初のグループ、ジャニーズが結成した1962年からSMAPが解散した2016年までについて書いた本になります。なので、最近起きた滝沢秀明引退&社長就任や、嵐2020年活動休止宣言などは含まれていません。

ーーーその2つのニュースには、日頃ジャニーズに関心のない私も驚きました。この2つの出来事は関連してるんですか?

脇田:タッキーの件は経営陣の世代交代ですし、嵐の方は完全にトップグループ制ですよね。トップ交代が必要な時期だった。2つの出来事は一見関係のない出来事にも見える。でもそうではないのです。

ーーーでは、まず滝沢秀明引退に関して、脇田さんの見解を聞かせてください。2018年9月に発表がありました。

脇田:一つにはタッキー&翼のデビューが関係していると思います。本にも書きましたが、嵐のデビュー前にはジャニーズJr.黄金世代のブームがありました。タッキーを中心にジャニーズJr.は東京ドームのライブを完売していたのです。当時のタッキーは・・・今で言えば King&Princeよりも人気があった、と言ったら驚かれるかな。その中でタッキーを中心にしたグループではなく、嵐をデビューさせた。

ーーー当時を知る人にとっては、それは大事件だったんですね。

脇田:ジャニーズファンにとっては衝撃でしたよ。ジャニーズJr.の人気曲『明日に向かって』も嵐の曲になってしまったし。

ーーーじゃあ、嵐のデビュー曲の大ヒットは滝沢秀明のおかげとも言える?

脇田:大功労者ですよ。そういうところがジャニーズのすごいとこですよね。その時の人気よりも大事なことがある。他の芸能事務所と違うところです。

ーーーでは、滝沢秀明引退と嵐の活動休止は、ともにトップグループ制と関係してるということですか?

脇田:私の見解ではそうです。もちろん、引退や活動休止については皆さんと同じように驚いてますけど。

ーーー滝沢秀明の経営手腕に対して、懐疑的な意見もあるようですが?

脇田:そこはどうでしょうね。ジャニー社長は自身の後継者を育てるとラジオで発言しました。それが嘘ではなかったということです。でもジャニー社長の後継者ということは、経営者ではありません。もっと限定的な意味が込められていると私は思いました。タッキーは株式会社ジャニーズアイランドの社長でしょ? 独立はしているけど、その権限は限定的なのではないでしょうか? 私は最初にそのニュースを聴いたとき「島流しか?」と思ったほどです。もっとも、現在次々ニュースが発表されていて、困惑は大きくなるばかりですがw(つづく)

 

トップグループという都市伝説。

 

企業アナリストの人が、SMAPのあのような解散や、TOKIOメンバーの不祥事など、問題の続発は、20年を超えてグループを活動させたジャニーズ事務所の「商品戦略」の誤りのせいだと言われています。アイドルって基本的に舐められてるので、他分野の人でも専門家のように上から語ってきたりもするんです。もしかしたら、この大関という人は専門分野でもこの程度の知識でアドバイスするのかもしれないけど。20年経たなくても、ジャニーズのグループには問題がいつも起きてんだよ!

 

 

著書『SMAP  王の物語』を持って、東京からの帰り道の熱海、静岡、浜松、名古屋、岐阜といろんな街に行ってきました。私がここでずっと書いてきた「トップグループ制」の存在は多くの人に知られているようです。いや、私が書いたこととしてではなく、都市伝説として流布されている。まあ都市伝説をつくった人物と呼ばれるのも、それなりに光栄ですよ。