ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ラグビーを観つつも、ワールドカップ2次予選について考える。

 

昨日のラグビースコットランド戦はかなり楽しみにして観ました。サモア戦は寝落ちして観れなかったんです。その前のイングランド vs アルゼンチンを観てて、大差がついた時点で仮眠を取ってたら、そのまま寝てしまいました。とにかくスコットランド戦、面白い試合でした。日本が本当に強いこともわかりました。それでもなお、よくわからないこともある。

 

どうして膝下へのタックルがなくなったのか? どうやらトレンドの変化があったようです。タックルされても倒れながらパスするのが普通になってますもんね。なのでボールに当たりに行って相手のノックオンを狙う。でも、日本に28点取られてからスコットランドは膝下へのタックルを始めたでしょ? それによって日本の勢いを止めて反撃に転じた。敏捷性で勝る日本に効果的だったわけです。こういうのはスカウティングとかで対策たてないんでしょうか? 最後はスコットランドの消耗もあったんでしょうね。パスが雑になり、ミスも連発した。日本の粘りもすごく力尽きた感じでした。次は南アフリカとの再戦か。

 

【あいちトリエンナーレ】高山明 (Port B)『パブリックスピーチ・プロジェクト』

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv322396733

 

実はラグビーと同時にニコ生も観てました。同じ時間に「あいちトリエンナーレ」のラップイベントが生中継されてたんです。戦前のアジア主義を題材にラップで捉えなおすという展示があったんです。そのテーマでラッパーが実際にライブするイベントでした。「FUCK FLAG」というテーマでラップした大阪在住の韓国人ラッパーMoment Joon が印象的でした。「旗じゃなくて 見せてくれ 君の手のひら」には感動したな。ラグビー観てても、サッカー観てても、そのことは考えるんだけどね。

 

 

「欧州から最も離れた国で行われる世界一緩いW杯予選」。杉山茂樹

https://news.yahoo.co.jp/byline/sugiyamashigeki/20191013-00146677/

 

ホームでのモンゴル戦、6−0で快勝したわけですが・・・ 正直言うと、結構面白く観たんですよ。試合前はモンゴル相手にまたベストメンバーかよって思ってたわけですが、伊東純也や南野の躍動で最初から楽しく観れたんです。ただ、酒井宏樹や冨安の怪我を観て、これで良かったのかと再び疑問も湧いたんですよね。杉山茂樹さんが「モンゴルの方が100倍、有益な試合だった」と厳しく書かれていますが、今後のことを考えると方針転換も必要な気はします。とはいえ、明日のタジキスタン戦はこの予選の山場なので、頑張って欲しいですけど。

 

檜垣智也『アクースモニウム を用いた電子音響音楽の上演に関する研究』を読む。

 

相変わらず「2010年代の音」について考えてます。それは見える音「音像」をともなう音楽体験です。「音像」は現代音楽の用語であると知り、現代音楽の本を探しました。ですが、今ひとつわかりやすいのがありません。そう思ってたところに檜垣智也『アクースモニウム を用いた電子音響音楽の上演に関する研究』という論文を見つけました。それは1970年代に考案された立体音響システムについての研究ですが、ここに電子音響音楽の概要が簡潔にまとめられていたのです。大変ありがたい。何箇所か引用します。

 

アクースモニウム を用いた電子音響音楽の上演に関する研究

https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/1543991/design0190.pdf

 

 

P7

電子音響音楽の始まりは、第2次世界大戦後に、フランスで誕生した「録音された自然の音」を用いたミュージック・コンクレートと、ドイツで誕生した「周波数のジェネレーターにより供給された音」を素材とした電子音楽に辿ることができる。

 

P17

作曲者で音楽学者のミシェル・シオンは、電子音響音楽には、「録音メディアに固定されたそのもの」である内部空間と、「作品の毎回特別な聴取状況と関係が深い」外部空間の2つの空間概念が存在すると指摘している。つまり電子音響音楽は、作品毎に変わる内部空間と上演毎に変わる外部空間が融合された状態で聴取されることになる。

 

ごく基本的な文章だと思うんですけど、こういうのを押さえて行かないとダメですよね? 外国語表記とかは端折ってるので原文をみてください。2つ目の文章が興味を引きました。内部空間と外部空間。簡単に言うと、CDに収録された音が内部空間。その音を鳴らしている音響機器や部屋が外部空間です。

 

この概念を使って話すと、「2010年代の音」の場合、内部空間よりも外部空間において、いい音になっているのが理想・・・だと私は思っています。例えば、制作者によって作られた音が YoutubeSpotify のようなプラットホームを通過し、圧縮技術によって補正された音を聴取する。その音が「音像」をともない立体的に聴こえるのが理想だと考えているのです。PCモニター上にある波長を、再生される音から逆算して削ったりしていく。

 

さらに、観客にライブで「音像」を感じさせるには、高度な技術が必要とされるようです。その「音像」は、電子音楽やノイズ、そしてクラシックやジャズのような生音の音楽で発生する「音像」とは別のものです。それらの「音像」は空気の振動によるものですが、現代の「音像」はあくまでもイメージ、波長をともなわない、脳内でイメージされる「音像」なのです。ただし、この論文に登場するフランスの作曲家、フランソワ・ベイルは、意図的に「音像」を作り出すことを目指していました。

 

P18

ベイルはアクースモニウムを構成するスピーカーのことを「音のプロジェクター」、そしてこれらにより構築されるステレオ空間を「音響スクリーン」と比喩している。

ベイルは「技術と視聴覚のこの時代における音は、イメージと共にコンサートホールや空間に『投影される』と語っている。

 

面白いですね。ベイルは1974年にアクースモニウムという立体音響のシステムを考案したわけですが、それは「音像」をまさに絵のように空間に出現させようと考えていたわけです。その発想を知ってか知らずか、クラブミュージックのDJたちがそれを実現させました。「2010年代の音」は個人的な視聴においては、狭い脳内でイメージを作り出し、ライブではそこにいる多数の聴衆に同時に、同じイメージを共有させることが可能です。もちろん、視聴の能力差などもあり、みんなで同じイメージを共有することは難しいのですが。とりあえず今日はここまで。さらに考えます。

 


久しぶりに K-POPをチェック。

 

3ヶ月に1度くらい K-POPチャートをチェックしています。今日は松山に行って Maison book girl のライブを観るはずだったんです。キャンセル。仕方ない。ブクガは四国で初ライブとのこと。たぶん集客が厳しく東京圏からかなりの数が駆けつける予定だったんでしょう。そのファンのことを考えたら中止もやむなし。高知も、おそらく松山もほとんど台風の影響はないんですけど。私は朝から窓を開けて過ごしています。

 

 

しかし、明日は松山からジェットスターで東京に行く予定でした。朝8時の便。もう明日には晴れている気もする。だけど被害は甚大でしょう。それを考えると中止にすべきかなと行くのを諦めました。あっメールが来てた。やはり飛行機はキャンセル。東京には細野晴臣デビュー50周年イベントに行くつもりでした。どんな音でDJのみなさんがプレイするのか楽しみにしてたけど。仕方ない。被害が少ないことを祈ります。

 

さて、3ヶ月の間に日韓関係はさらに悪化しました。文政権も安倍政権も倒れたらいいのに。実際影響は大きいですよ。京都や大阪はホテルの料金が下がりました。街も歩きやすくなりました(喜んでませんよ)。そうか、あの人混みはほとんど韓国人だったのかと、驚くばかりです。1か0かみたいな発想で政治やるの勘弁してほしい。

 

「ボイコットジャパン」で韓国LCCに赤信号

https://toyokeizai.net/articles/-/293875

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園子温監督『愛なき森で叫べ』を観た。

 

新しい地図の映画『クソ野郎と美しき世界』以降、多作の園子温監督がなかなか映画を発表しないので気になっていました。いろいろあったようです。今年2月には心筋梗塞で死にかけたとのこと。回復されてよかったです。園さんは「全部この映画のストレスのせい」と言われてます。撮影自体には時間をかけられたようですが、企画自体は結構急ごしらえな部分があったのかもしれません。いろんな事柄が盛られすぎくらい盛られてます。ジュリーとか、島田紳助とか、でんでんと九十九一とかw

 

 

面白かったです。謎解きが大好きな私ですが、さすがに公開翌日に書くわけには行かないかな。でもいいか。自分勝手にしか生きられないって映画だった気がするし。先月、Netflixで園監督の作品『アンチポルノ』(2017年)を観たんです。これは描きたいものがはっきりあって撮った作品に見えました。で、最後が気になったんです。もがいても醜くなるだけだと言ってるように見えた。でも主演女優はボトルの中に閉じ込められてもいた。もがくのが当然。そこでモヤモヤした。でも今回の映画を観てわかりました。

 

この『アンチポルノ』という映画と今回の『愛なき森で叫べ』は対になってる。『アンチポルノ』は、撮られる対象の女優をテーマにした作品(だからスクリーンに閉じ込められてる)。『愛なき森で叫べ』は撮る側の監督自身をテーマにした作品。町山さんだったら『82/1』と関連させて話されるかもしれない。でも監督をテーマにするというところで、現在の園さんの立ち位置まで盛り込まれることになった。だから、現在の日本映画の監督であるところの園監督という感じです。というわけで、村田丈がするするっと逃げていくのは、まだまだ園さんが映画を撮って行くという宣言でもあったと思います。はっぴいえんどですねw

 

 

10月06日付 CD シングルBEST 5。

 

今週はこぶしファクトリーの2ndアルバムが発売しています。これいいやん! 限定盤Bに入ってる『LOVEマシーン』のアカペラカヴァーです。音もいい。しょうがねーな買うよ。消費税上がったから我慢しようと思ってたのに。

 

 

今週のアルバム1位は、SEVENTEENの輸入盤でした。2位が GLAY、3位が Mrs. GREEN APPLEでした。他に、ビートルズのアビイロード50周年盤、Cocco、SuperM、 Saucy Dog、土岐麻子、などが登場しています。ビートル師匠がこの音でやってるんですよ。若いバンドが古い音出しててどうするのか?

 


 

今週のシングル1位は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE でした。一方、握手会チャートには、日向坂46、TEAM SHACHI、蒼井翔太パピロジェ、野村美菜、などが登場しています。他に、配信チャートに、香取慎吾『10%』が登場しています。

 

 

 

 

◉10月06日付 CD シングルBEST 5。

1位  SWAG&PRIDE / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(3.4万枚)

2位 空の青さを知る人よ / あいみょん(0.8万枚)

3位 馬と鹿 / 米津玄師(0.7万枚)

4位 恋のメガラバ/包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ / コロナナモレモモ(0.5万枚)

5位 未体験HORIZON / Aquors(0.5万枚)

 

https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2019-10-14/

 

和田彩花『Une idole』。

 

昨日はハロプロ関係でいろんなニュースが出ていました。どれもいいニュースだったんですけど、私が語るとしたらこれですよね。和田彩花さんのソロ第一弾『Une idole』。面白かった。自作詞ということで和田さんの目指すアイドル像を提示したものとなっています。作曲:信澤宣明、編曲:goldholics、Music produced by goldholics。ハロプロ色を消したものという印象を持ちました。

 

 

アンジュルムがフランス語から名付けられたんですよね。でもフランス語というのは日本語と同じでリズムを強調した音楽においてハンデとなる言語です。基本的にはシャンソンに代表されるようにメロディを愛する国の言葉なんでしょう。ですからリズムと歌詞の関係を追求し続けるハロプロとの距離は自然と出てくる訳です。とは言え、ハロプロもそのハンデを乗り越えてダンス・ミュージックを作ってますよね?

 

goldholicsさんはダンスミュージックを聴き込んだ人たちではない。今の音にはなっていますが、そう感じました。でもそのことでハロプロから距離を取れたとも言える。もちろん和田さんの歌唱法が一番それを意識したものかもしれませんが。この歌詞を書くのに、相当な労力を注がれたと思うんですけど、それに力を吹き込めたかと言うと、まだまだこれからなのかなと思います。もちろん、アイドルの第一歩として、それは正しい選択ですし、その点でもフランス語で作詞するというアイデアはよかったんじゃないでしょうか。

 

どうなんですかね? こういう風に語られたくないのか? でも語られないのも寂しいのか? 語られたいけど、もっと褒めろよなのか? でもまずは語りたくなる楽曲になってたことが大事ですよね?

 

嵐が Spotify にやってきた!!!!!

 

サプライズです。本当に驚きました。YoutubeSpotify に本日、嵐が5曲も入りました。敬意を表して5曲ともリストに入れましたよ。『A・RA・SHI』『Love so sweet』『Happiness』『truth』『Monster』です。でさっそくCDと聴き比べました。やっぱり、いい音になってますね。若干 Spotifyより Youtubeの方がいいか。ジャニーズのCDはいろんな音が鳴り過ぎてて、混ざり合ってボーカルが沈んでることも多いんです。これは補正されてて、ボーカルが力強く聴こえます。大きな1歩ですね。でもMVのはめ込みはさせてくれない。だけど、とにかく喜びましょう!

https://www.youtube.com/watch?v=evCrxxtslVU

https://www.youtube.com/watch?v=EAgACSowE5k

https://www.youtube.com/watch?v=HeXVJvEYynw

https://www.youtube.com/watch?v=8etBhO7i7bM

https://www.youtube.com/watch?v=JedKBJVHhiE