ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

1月5日付 CD シングルBEST 5。

 

この後22:05からテレ朝系でサッカーの東京オリンピック予選中継があります。バンコク で行われる日本VSサウジ。もちろん日本の出場は決まっています。しかもヨーロッパ組が食野選手だけしか来てないので、この中から本当にオリンピックでる奴はいるの?って感じです。でも森保監督の手腕も問われる中で、結構重要な試合になりそうですよ。ユニホーム替わってからろくなことないけど応援しよう。がんばれー

 

今週のアルバム1位は、香取慎吾のファースト・アルバムでした。前回も紹介しましたけど、ゲストが多彩でカラフルなアルバムになってます。楽しめますよ。2位が official髭男dism、3位がアナ雪2のサントラでした。他に、BiS、The Brow Beat、などが登場しています。

 

 

今週のシングル1位は、竹内まりやでした。初登場がなかったんです。1万枚売れば1位が取れるチャンスだった。

 

◉1月5日付 CD シングルBEST 5。

1位 いのちの歌 / 竹内まりや(0.7万枚)

2位 愛のために ~for love,for a child~/瞬間エターナル / EXILEEXILE THE SECOND (0.6万枚)

3位 パプリカ / foorin(0.5万枚)

4位 紅蓮花 / LiSA(0.5万枚)

5位 馬と鹿 / 米津玄師(0.3万枚)

12月29日付 CD シングルBEST 5。

 

昨年末のチャート・チェックをしていませんでした。慌てて書きます。注目は香取慎吾のアルバムです。これは楽しい、スチャダラパーとの1曲。豪華ゲスト陣も交えたMVになってます。他の曲もいいですよ。WONKとの『Metropolis』なんかすごくいい音。そう言えば、スチャダラパー他にもいいのある。『ヨン・ザ・マイク』も楽しいね。でもMVないので、ホンダのこれも。

 

 

今週のアルバム1位は、ヒプノシスマイク関連、池袋ディビジョン Buster Bros!!! のEPでした。2位がいきものがかり、3位が香取慎吾です。他に、ゴールデンボンバーFlowBack、NICHKHUN、 SUPER☆GiRLS、Red Velvet、忘れられねえよ、などが登場しています。

 

 

今週のシングル1位は、EXILEEXILE THE SECOND のスプリット・シングルでした。一方、握手会チャートには、BOY AND MEN、吉本坂46高野洸、#HASHTAG、EXID、Chu☆Oh !Dolly、CUBERS、LAVILITH、などが登場しています。

 

 

◉12月29日付 CD シングルBEST 5。

1位 愛のために ~for love,for a child~/瞬間エターナル / EXILEEXILE THE SECOND (3.9万枚)

2位 Gotcha!! / 浦島坂田船(2.1万枚)

3位 OD『RADIO STATION “Twelve Hits!”』テーマソング「Wonderful Octave」(1.3万枚)

4位 アイマス CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT!04 Secret Daybreak(1.2万枚)

5位 アイマス MILLION THE@TER WAVE 04 Sherry’n Cherry(0.8万枚)

https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2020-01-06/

 

 

Maison book girl を渋公で観てきた。

 

東京から戻ってきました。高知はいいですね、人少ないし。て言うか、東京が人多すぎ。どうかしてる。人だってバンバン死んでる。Maison book girl も血だらけだった。日曜日に、LINE CUBE SHIBUYA でライブを観てきました。

 

 

渋公に行くのはかなり久しぶり。昔、The Yellow Monkey の初渋公へ行って以来。でも全然別の箱になってました。京都ロームシアター や神戸国際みたいに縦型ホール。ステージまでが近い。いいホールだと思います。

 

 

凄いライブでしたね。1回のライブのためにどれだけの労力が注がれているのか。メンバーのエネルギーも素晴らしかったです。ここまでやるのであれば確かにある程度のホールの規模が必要ですよね。大活躍した透過スクリーン、かっこよかった。特に印象に残ったのは『bath room』のテンポが落ちていく感じ、ドキドキしました。ラストの『悲しみの子供たち』は身体ごと全部押し流されていくような強烈な体験でした。

 

正直言うと、今回のライブも低音の濁りが気になったんです。ボーカルには干渉してないので、音が悪いって感じでもないんですが。サクライさんがそういう音を嗜好されているのかも。ある程度低音の存在感を出したいとか。私は音から入るので、それが頭の中でノイズになってなかなかステージに入れ込めなかった。メンバーの歌唱などはもちろん入ってきますし、和田輪ちゃんの声の強度がまた上がってるとか。いろいろ曲ごとに感じられることはあったんですけど、すっきりしないまま最後の方まで行ったんです。だから『悲しみの子供たち』でそういうのが全部押し流されて。東京まで行ってよかったです。

 

 

そうだ、最後に書いておく。ホールから出るとき、前からめちゃかわいい子が歩いてきた。クマリデパートのかわいい声の子じゃないか! 2月28日赤坂BLITZワンマンのチラシをくれました。お土産まで頂いてありがとうございました。やっぱり動画は埋め込みできないな。名曲『極LOVE浄土』をお聴きください。あと『愛Phone渋谷』も好きです。結構、渋谷って言うと、いまだにSPEEDとかコギャルで止まってる歌詞が多いけど、この曲はそうじゃないので好き。


◉クマリデパート『極LOVE浄土』

https://www.youtube.com/watch?v=8JNYgrN7igU

雪国から☃️

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高知から東京へ飛ぶチケットが高かったので、大阪、新潟を経由しております。ふ写真は湯沢あたりです。久しぶりにこんな雪を観るな❄️

バスの中でダウンロードしておいた嵐のドキュメンタリー観ましたよ。マジか。これ毎月1本とかアップされる感じ? ダイアリーやもんな。そっかー まあ元々 Netflix 入ってるから大丈夫だけど。

https://youtu.be/B5TPrfCSwM4

エヴァで例えると、SMAPが映画『Air / まごころを君へ』で、嵐が映画『シン・エヴァンゲリオン』って感じだよね。嵐の方が丁寧に終わりを迎えようとしてるけど、真実はやっぱりメンバーの中にしかない。そう感じる。でもドキュメンタリー撮る以上、毎回なんらかの言葉を捻り出さないと行けないわけだし、そこから生まれる物もあるのかも。最後まで観たい。

あけましておめでとうございます。

昨夜はハロプロのカウントダウンライブを映画館での生中継で観ていました。楽しかったです。今はテレビで天皇杯を観ていました。ヴィッセル神戸、優勝おめでとうございます! 三木谷オーナーも!!

さて、1月19日に京都で文学フリマが開催されます。私も出店するのですが、やっとテーマが決まりました。遅い! でも面白くなる予感はあります。映画『天気の子』、KIRINJI『cherish』、BEYOOOOONDS1st、という3つの作品で書きます。それぞれの作品を読み解いた上で、どういう所まで行き着けるか? ぜひ観に来てください。

 

2019年 アイドルソングBEST10。後半

 

前半は下のリンクから観てください。前半のグループは、どこのライブを観ても素晴らしいと思います。さあ後半です。今回はきっちり5曲を選びましたよ。最高の5曲です。候補は30グループ以上あったんだけどね!!

 

 

後半に行く前に K-POPのことを。今年は J-POPのサウンドK-POPに引けを取らないクオリティになってきました。とは言え、やっぱり凄いなって曲が何曲もありました。何度も書いていますけど BLACKPINK ですよね。私も夏フェス観に行くべきだった。これはかっこいいよ。あと私の最近のお気に入り MONSTA X です。そして、日韓の仲が決定的に悪くなっている現在も存在感を放つ TWICE ですね。正直なことを言うと、日本において現在のトップアイドルは TWICE かもしれないよね。

 

 

そう言えば、釜山に行ったとき不思議だったこと。ほとんど K-POPを聴かなかった。そういう場所に行かなかったからか? でもソウルに行ったときには焼肉屋ですらK-POPの番組が流れてたけど。今回はホテルでテレビつけても全くK-POPの歌番組やってなかった。なぜだ? 日本人観光客が来なくなったから?

 

今年は ももクロと BABYMETAL がアルバムを発売しました。この2つは平成アイドルブームが生んだ最高峰のグループとして、ここでは別格扱いしています。とは言え、このところ活動が活発化しているので、注目ですね。そして、それぞれ後継グループの活動も目立ってきてるので、そちらの方にも注目したい。ももクロの方は桜エビ〜ずというグループが ukka という微妙な名前に変わったんです。羽化?なのかな。でもエビだったら孵化? たぶん私立恵比寿中学の妹分じゃなくなったんでしょうね。ここを中心に動くのかも。『それは月曜日の9時のように』はベスト10に入れてもよかった。アミューズからは@onefive というグループが登場しています。

 

 

◉ 2019年アイドルソングBEST10後半

6位 nuance『 I know power 』

7位 MIGMA SHELTER『TOKYO SQUARE』

8位 クマリデパート『極LOVE浄土』

9位 ZOC『断捨離彼氏』

10位 新しい学校のリーダーズ『楽園にて、わたし地獄』

 

こんな感じになりました。アイドル聴いてる人からしたら知ってる曲ばかりかもしれません。でもいいんだからしょうがない。選から漏れた曲については明日また書きます。MVがないから外したのもあるんです。6位から行きましょう。

 

 

6位 nuance『 I know power 』

昨年このグループの『タイムマジックロンリー』という曲が話題になりました。イントロはかっこいいと思ったんです。でも言葉の乗せ方に拒絶反応を示しました。口先で歌ってる感じも苦手。なんか無理だったんです。時々あるんですよ。EMOEってグループも曲はいいのにラップがどうしても無理。でもそれは単に私の好みの問題ですよね。ごめんなさい。『タイムマジックロンリー』の続編とか作られたらいいと思います。

 

で今回です。nuance『 I know power 』に痺れました。素晴らしい。音もかっこいいし、歌詞も面白い。今年前半にライブを観るチャンスがあったのに、他のを観に行ってしまいました。行くべきだった。来年は必ず観ます。

 

 

7位 MIGMA SHELTER『TOKYO SQUARE』

文句なくかっこいい曲ですね。でも実は別のグループを入れようと思ってました。私は同じ事務所 AqbiRec のグーグールルの方が好きなんです。クオリティはどちらも高いんですが、こっちの方が明るいんですよ。それにアルバム『ぐるぐるチューンズ』は全曲素晴らしかった。でもなぜか『 Inferno Dance 』『妹の恋人』『SOMEBODY ELSE』といったわかりやすい曲のMVがなかったんです。『SOMEBODY ELSE』なんて人気曲になりそうなのに。でもその次に出た『ミ・セ・テ!』もかっこいい。イントロとか最高だし。共にライブもいいサウンドでやっているので観て欲しいです。


 

8位 クマリデパート『極LOVE浄土』

はい、またサクライケンタです。1位にあげた Maison book girl のプロデューサーが全く違うテイストのグループを手掛けているのです。凄いですよね、この振れ幅。で完全にモーニング娘。オマージュです。しかも『LOVEマシーン』『恋愛レボリューション21』を編曲したダンス☆マンが編曲してる。実はサクライさん、 ASAYANも観てたくらいファンだったそうです。この曲はハロプロファンにも聴いて欲しいですよ。あとね、変な磁場がある曲なんです。タイトルからして何かを引き寄せてる感がありますよね。あれ、また動画貼れなくなった。この曲の呪いかな?

 

https://www.youtube.com/watch?v=8JNYgrN7igU

 

この曲にはなぜかトランペットでクワマンが参加してるんですよ(知らない人は検索してね)。で発売になった頃に田代まさし覚醒剤でまた逮捕されました。でもこのトランペットいいですよね。曲中いいタイミングで入ってくるんだな。それだけじゃありません。ゲストDJとして今話題の香椎かてぃさんがMVに出演してるんです。間違いなく今年の1曲って感じじゃないですか? 香椎さんのスキャンダル発覚では、彼女のいるZOCの所属事務所ekoms代表としてサクライケンタさんが漢字名前で謝罪してる文章を私も読みました。この曲の素晴らしさに免じてもう許してやるってならないかな?

 

9位 ZOC『断捨離彼氏』

はい、またekoms関連です。話題のグループ ZOCは大森靖子さんが率いるグループです。この『断捨離彼氏』も今年の1曲って感じでしょう。素晴らしい。さすがハロプロ好きの大森さんです。Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』にインスパイアされ、逆にひとりで生きられない女子の悲哀を曲にしたものだと感じました。これはもっと話題になっていい曲ですよね。大好きです。

 

 

10位 新しい学校のリーダーズ『楽園にて、わたし地獄』

最後です。新しい学校のリーダーズ。このタイトルすごく好きなんです。楽園にて、わたし地獄。今年何度呟いたことか。しかしMVはない。『雨夜の接吻』という曲も好きですが、それもMVない。ここは H ZETTRIO が楽曲を手掛けてる曲もあります。そちらのMVをどうぞ。あと最新作は阿久悠作品のカヴァーです。

 

 

さて最後にアイドル以外から。Spotifyで『アイドル楽曲派宣言』というリストを作っているんですが、次からシーズン4に突入します。今年もいろんな曲を聴きました。その中でそろそろアイドルから外れてきそうな人たちや、アイドルじゃないけどアイドル的輝きのある人たちを紹介します。まずは、kolme です。いい曲多いですよ。おやすみホログラムもですね。京都でライブを観た xiangyu は面白い曲多いです。最後に元TENG GANG STARR なかむらみなみ。これ本当にいいと思うんだけどな。

 

2019年 アイドルソングBEST10。前半

 

木曜日、タワレコの Rグランプリ、9位から観てました。だってカントリー・ガールズライブ・ビューイングに行ってたもんね。そこで南波一海さんが順位をつけることの苦悩について語られていました。大変なんですね。私もベスト10と言うのであれば、きっちり10個選ぶべきなのか。今年もだけど、本当にいい曲たくさんありましたよ。10曲だけでは少なすぎる。それにしても広瀬愛菜素晴らしいですね。すごくいい声。これが CD-R でしか発売されないのか。

 

 

今年のアイドル界は NGT48の山口さんの告発で幕開けし、問題はいまだに解決されていません。PRODUCE48 プロデューサーの投票操作で逮捕もありました。韓国ではちゃんと逮捕されるんですよ。日本のテレビはスルーしてるようですが、いい加減こういうのやめたら? 2019年のベストを選ぶにあたり、テーマを「誤魔化すな!」に設定しました。どういうことかは曲紹介と共に書いていきます。

 

 

◉ 2019年 アイドルソングBEST10。前半

1位 Maison book girl『海と宇宙の子供たち』(アルバム)

1位 Juice=Juice 代々木第一体育館ライブ

1位 BEYOOOOONDS1St ライブ

1位 3776『歳時記』(アルバム)

4位 lyrical school『BE KIND REWIND』(アルバム)

5位 フィロソフィーのダンス ボロフェスタ・ライブ

6位 Negicco『I LOVE YOUR LOVE』

6位 でんぱ組.inc 存在感

 

前半はこんな感じです。1位が4つになりました。誤魔化したわけではありませんよ。最初は順位をつけてたんです。でも 3776『歳時記』が順位をぐちゃぐちゃにする問題作だったんです。そのことは後で書きます。あと今回はライブで選んだのもあります。Youtubeなどで音楽を無料視聴する人が増えたため、ライブが重要視されているとここ数年言われてきました。であればライブで選ぶことも必要なはずです。順番に語って行きましょう。

 

 

1位 Maison book girl『海と宇宙の子供たち』(アルバム)

名盤でしょう。これは2019年を代表するアルバムです。楽曲すべてを手掛けるサクライケンタは、今年1年最高のアルバムを作るべく準備を進めてきました。シングルも2枚出しています。そこに収録された『鯨工場』『長い夜が明けて』、そして、『闇色の朝』。はっきりと闇を連想させる曲だったのです。しかし、このアルバムをCDで聴いて驚きました。なぜか明るく開放感を感じさせるのです。確かに実質の1曲目『海辺にて』はめちゃくちゃポジティブな歌になっています。こんな曲今までになかったよね?

 

 

でも『海辺にて』で希望を描いたからと言って、既発曲まで明るく感じるのはおかしいですよね? 恐らくCDが一番いい音、と言うか、明るい音になるようミックスし直したんじゃないですか? 例えば『ノーワンダーランド』は一見ノリやすい単調な曲に聴こえますが、音像はとても美しいです。歌詞は海と関係ないですが、光が届く5メートルほどの海底で波に揺られてるような音を聴かせてくれるのです。これは本当に気持ちいいですよ。ぜひあなたの部屋をこの音で満たしてください。

 

 

1位 Juice=Juice 代々木第一体育館ライブ

ここ数年 Juice=Juice のライブが素晴らしいと書いてきました。いつ行っても満足できるライブを観せてくれます。今年は『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』というヒット曲がありました。作詞・作曲:山崎あおい、編曲:鈴木俊介。この曲でJuice=Juiceを知った女子も多かったようです。MVの再生数もかなり伸びており、代々木第一体育館でのライブには、女子ファンがかなり目立っていました。昨年まではハロプロの他のグループよりずっと女子ファンが少なかったのに。

 

 

今年は梁川奈々美さん、宮崎由加さんの卒業もあり、新メンバー2人も加入。まだライブでグループの一体感を求められる状況ではありません。ですが、主力メンバーの声の魅力だけでも、着実に凄さが世間に伝わってきてる感じはします。来年にはアルバムが発売になると思うので、さらなる飛躍に期待ですね。大きい会場でライブして欲しいという意味ではなく、地方でもホール・ライブをして欲しいという意味で。

 

 

1位 BEYOOOOONDS1St ライブ

最初の単独ライブを観てきました。凄かったです。BEYOOOOONDSは昨年から『眼鏡の男の子』が話題になっていました。もうオープニングで彼女らが出るのを楽しみにして、ライブ会場に早く行ったりしたんです。ハロプロファンの人気は『ニッポンノD.N.A』や『都営大江戸線六本木駅で抱きしめて』『元年バンジージャンプ』などに分かれてるみたい。でも違うだろう! どれも本当にいい曲だけど、『眼鏡の男の子』は別格なんだよ。他のどこのグループが『眼鏡の男の子』を作れると言うのか? ジャニー社長がいた頃のジャニーズ事務所か、つんくさんが良きパパになる前のハロプロか、ももクロがぶっ飛んでた時のスタダとか、そんなもんだよ。10年に1曲クラスの名曲。この曲で星部ショウはつんくプロデューサーへの挑戦権を得たと思います。でも一つ心配もあるんです。

 

 

星部さんは言葉に対して、それほど繊細な感じがしない。例えば『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』です。このトピックを1曲にしたことは「さすが!」と思いました。目の付け所が素晴らしい。でも曲の途中で一岡さんに「駅名を決める際は賛否両論いろいろあったみたいだけど、どんな名前だって、耳に馴染んでくるものよ」というセリフを言わせました。これ、一岡さんたちのユニット名「CHICATETSU』に対して「何だその中途半端に微妙なネーミングは」とディスった奴らへのアンサーですよね。わかりますよ。私も言いましたから。でもこの曲を聴くのはファンだけではありません。

 

私は高輪ゲートウェイという駅名に特別なんの感情もありません。その場所自体に思入れもないからです。しかし、反対した人たちには何らかのリアリティがその場所にあるのでしょう。そこは想像力です。だから「そのうち慣れるよ」とは言わないのです。こういう繊細さは必要じゃないですか? 例えば、アイドルにそれほど興味のない人が、「口パクでもいいんじゃない。そのうち慣れるよ」と言ったら、ハロプロファンは激怒するじゃないですか? 何度聴いても、そのうち慣れたりしないのです。違いを求めてハロプロに来てるんです。なんかディスってるみたいですが、そうじゃありません。これは玉に瑕です。ライブは最高でした。いい曲ばっかり。めちゃ楽しい。早くまたライブ観たい! 京都の文学フリマ用に長文を書く予定です。

 

 

ハロプロはいつも2つまでです。モーニング娘。は今年シングル1枚だけでした。でも『人生Blues』大好き。MVの文字が・・・だけど。『青春Night』もいい。1月に出る『KOKOROKARADA』『LOVEペディア』『人間関係No way way』かっこいい。ライブ期待したい。あと、つんくさんはアンジュルム『全然起きれないSUNDAY』も書いています。これはアンジュルムにハマりましたよね。これまで言葉数が多いイメージだったので、雰囲気の違う曲になってます。他では鈴木愛理Break it down』。Official髭男dismプロデュース曲。ダンスかっこいい。こういう路線なのに Spotify とかで公開しないのはどうなんでしょう。損してない? つばきファクトリー『意識高い乙女のジレンマ』歌詞面白い。これはいい曲だ。和田彩花さんはフランス語。他にもいろいろあるけど、こんな感じです。

 

 

1位 3776『歳時記』(アルバム)

ついに来ました。問題作。3776の『歳時記』は3年ほど前から何度かに分けてハイレゾ配信で発売されていました。私も途中まで買ってたんです。でもデータが大きくて。それが今年やっとCDにまとまりました。これが! 驚きました。前に聴いてたのと印象が違うんです。なぜだかわからない。物凄いエネルギーを感じる。だが理由はわからない。でもこれぞ 3776 というサウンドになっている。インタビューを読んで驚きました。秘密が明かされているのです。

 

 

確かに時々日付が出てくるのですが、まさか365日全部言ってるとは思いませんでした。それがたぶん頭の中では無意識下で認識されているのでしょう。参りました。私の能力ではこのアルバムの凄さを言葉にすることはできません。本当は「あげるくん、違法だよ」なんですけど・・・聴いてください。なんとなくイメージは掴めるはずです。

 

 

このように曲の間じゅう井出ちよのさんは干支を呟いています。だが、それだけじゃない。何月何日とこっそり呟いている。これはCDで聴いた方が面白いですよ。ハイレゾでもいいけど。立体感のある音なので Youtubeで聴くより楽しいです。来年はちゃんとライブを観に行きます。

 

 

4位 lyrical school『BE KIND REWIND』(アルバム)

これは当然ベスト3に入ると思ってました。ついにアイドルのラップ・アルバムでこんな凄いのが出来たんです。プロデューサーのキムヤスヒロはよくこれだけの曲を集めたものです。全曲いいです。もちろん、曲提供してくれたラッパーやDJの人たちにも感謝ですよね。昔、ECDが「アイドル歌詞覚えてくれますか?」ってラップしてましたよ。このアルバムを聴きながら思い出しました。

 

なぜライブに行かなかった? アルバム発売前には京都で観たんですけど。『LOVE TOGETHER RAP』聴きたいよ。あと『LAST DANCE』の「No Cap」はスラングで「嘘がない」というような意味だそうですが、間違いなくコンドームから来てると思います。こっそりエロい歌詞をいれるアイドルソングマナーを押さえた一曲です。作詞:大久保潤也、作曲:上田修平。

 

 

5位 フィロソフィーのダンス ボロフェスタ・ライブ

最新曲『シスター』素晴らしい。この曲を聴けば今年のアイドルソングがそれだけ豊作だったかわかりますよね? 『シスター』は、作詞:ヤマモトショウ、作曲:宮野弦士です。え?いつの間にソニーレコーズ所属になったの? イメージよくないな。でも実際にライブの音は最高でした。ボロフェスタという京都であったフェスで観たんです。最初の数曲は酷い音だったんですけど、そのあとガラッと音が変わりました。周囲の観客の反応も激変。会場全体をサウンドに浸す感じ。そこで聴いた『ヒューリスティック・シティ』は最高だったな。ちゃんと単独ライブにも行きます。

 

 

6位 Negicco『 I LOVE YOUR LOVE 』

6位 でんぱ組.inc 存在感

 この枠はなんて言うか、アイドル界にとってシンボリックなグループ枠。この2つは特別でしょう。共に結婚が話題になりましたよね。Nao☆ちゃんの結婚は突然でびっくりした。未鈴ちゃんの結婚は相手にびっくりした。そして、OG夢眠ねむさんと升野さんの結婚は本当にびっくりした。でもファンはみんな祝福してる。そういう2つのグループです。

 

 

Negicco『 I LOVE YOUR LOVE 』は1年以上あいたシングルだから、本当にうれしかった。こんなにカムバックを待っていたんだと自分でも驚きました。そして、西寺郷太さん作詞・作曲の素晴らしい曲。やはりこの歌詞を載せておきましょう。

 

♪  Baby Can You Feel It? 

 忘れないで 人生は儚きランデブー

 大切なものなんてわずかしかない

 

あれ? 歌で聴くのと違ってマジックがない。これは買って聴くしかないですね。だって、この部分は本当に泣ける。人生の真実に触れてる気がしたよ。私はその大切な物を持ってるんだろうか? まだ持っていないんだろうか? そう言えば、この曲は意識的にダサくしてる部分があるよね。発注段階でカッコよくし過ぎないでという指示がconnieさんからあったのか? 気になる。だって「メーターが上がる」って昭和の酔っぱらったオヤジ用語だよw 令和だからあえて入れたのか。あと元日発売の Kaedeちゃんのアルバムからの先行MV、堀込泰行作詞・作曲『花束』聴いておきましょう。

 

 

でんぱ組.inc はそうですね。今年は曲的には。。。いや曲はいい。でも音が。もふくちゃんと connieさんの二人には「音像」教室を開いてあげたい。Negicco は音作れる人に依頼してるけど。でんぱは。。。そろそろ厳しくなるよ。でも地方も含めてホールツアーしてるのは本当に立派。頑張って欲しい。(後半に続く)

 

 

 後半はこちらから

https://hanoisan.hatenadiary.jp/entry/2019/12/29/040125