ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

芸能人が社会的責任について言われるのはスキャンダルのときだけ。

 

時代の変わり目に直面してる。芸能人が政治や社会問題について発言する機会が増えてきました。まあ当然ですよね。インターナショナルスクールに通っていた人も多いでしょうし、海外生活経験があれば当然そうなります。私もベトナムに住んでいたとき、意見の一つも言えない奴は一人前ではないという接し方をされました。

 

でも酷い話ですよ。つまらないスキャンダルで吊し上げるときには、社会的責任を引き受けろと言われるのに。普段から社会について考えていなければ、責任の感じようがない。これからは芸能人やミュージシャンが社会について積極的に語る世の中になるでしょう。

絢香『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』。

 

耳ではなく脳で音楽を聴く。目をつぶってイヤホンで絢香『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』を聴いてください。イメージとしては、頭いっぱいに水溶液が入れられてる。その中に音が浮かび上がるような感じです。それぞれの音が違う場所で鳴っていますよね? バイオリンの音とボーカルのどちらが前にきてるか? それを感じてみてください。

 

 

ロック系の音楽はたいていの場合、耳と耳の間に線を引くとすると、その線に集まるように音が鳴っています。ギターとボーカルは混ざり合って聴こえるのも多いです。しかし、この絢香の曲の場合はどうでしょう? 楽器がそれぞれ分離して聴こえます。ボーカルと干渉しません。いや途中から混ざり合うのですが。それぞれの音が頭のどの位置で鳴っているかを感じてください。それが音を立体的に聴く訓練になります。サカナクションの元曲も面白いです。聴き比べてください。

 

お好み焼きをつくる。

 

何年ぶりだろう? たぶん、2013年とかに広島行ったときが最後だ。広島焼きを食べたけどまったく美味しいと感じなくて、それから数ヶ月してグルテン過敏症が発覚した。今回はグルテンフリーの米粉でつくるお好み焼き。

 

f:id:wakita-A:20200511000622j:plain

 

作り方をみて、半分の量でつくりました。でも多かった。フライパンいっぱいに広がったお好み焼き。ひっくり返すの失敗して崩れた。だけど美味しかった。割と油を多めにして外はカリッとさせて、中はトロトロなんだけど味がついてるのでいい感じ。量が多すぎてお腹が苦しい。まあ初めてにしては上出来ってことで。

『ニッポンノD・N・A!~お家でもビヨンズver ~』。

 

まったく違う雰囲気の曲になってるw 『びよんず学校』のまとめです。

 

 

◉月曜日:前田こころ先生:空手の基本動作。うん?妖精でてきた。でも妖精が基本動作をするわけではない。応援してくれるw 前屈立ち。騎馬立ち。後屈立ち。 

◉月曜日:一岡伶奈先生:樹脂粘土でドクターイエローをつくる。シリコン粘土で のるるんをつくる。のるるんってなんだろ? 東急電鉄のキャラクターなのか。私が東京にいた頃にはなかったよな。

◉火曜日:平井美葉先生:バレエ、バーレッスン。今回はタンジュ。4歳から14年間バレエをやってきたと語る平井先生。練習しない子に向けてありがたいサービスです。

◉火曜日:岡村美波先生:国旗を覚えよう2。覚え方を教える。ラオスブータンポルトガルスリランカリヒテンシュタイン。ナイジェリア。アルジェリア。行ったことあるのはラオスだけだ。ポルトガルにも行ってみたいな。

◉水曜日:西田汐里先生:西田先生が研修生時代に実際にやっていた自習練習を紹介。ひとりゲネプロ。汗だくで踊る西田先生。ああ、家で大声を出すときはタオルで押さえて歌うのか!

◉水曜日:小林萌花先生:ソルフェージュ体験。ソルフェージュはリズム感、ハーモニー感を鍛える教育。今回はリズム読みを体験。難しいけど面白い。小林先生が一般人とまったく違う感覚で楽曲を聴いてることだけはわかりました。

◉木曜日:清野桃々姫先生:ジャグリング。とりあえず2つでできるように教えてくれる。これは頑張ったらできそうな気がする。

◉木曜日:山﨑夢羽先生:物語を読み聞かせ。絵がかわいい。まさかの つづくw 12人登場してから物語が展開されるのか。ユハえもんには大塚英志『物語の体操』を勧める。パターンに沿って書けば小説でも書けるようになる本。例えば、行って帰ってくる物語。家を出て何かを体験して帰ってきたときには成長してるみたいな。

◉金曜日:高瀬くるみ先生:メンバーに当てはめて野菜を紹介の後編。誕生日に旬を迎える野菜を紹介。今日はアスパラガスとかきのこを買ってきた。

◉金曜日:江口紗耶先生:今回はちゃんと食べれるお菓子の授業。チーズケーキの作り方。クリームチーズとおからパウダー、ヨーグルトを入れるだね。美味しそう。

◉土曜日:島倉りか先生:カブトムシ、クワガタの捕り方。いいお父さんだね。樹に昼のうちに蜜を塗っておくと、カブトムシじゃなくて変な虫がいる! あるあるだー。大きなナメクジとか。薄暗い場所なので怖いよね。正の走行性か初めて聴いた。私の捕り方は昼間に樹液が出てるとこを探しておいて、そこに何度も行く。捕れる場所は何度でも捕れる。

◉日曜日:里吉うたの先生:アクセサリー作り。ハロプロ公式グッズ缶バッチと FSK をかわいく飾り付け。グッズをほぼ買わない私にとっては上級者向けの授業に見えました。

 

岡田利規 作・演出『 The Vacuum Cleaner 』無料配信。

 

きょうは自転車で帯屋町に行ってきました。まだ人はまばらで、飲食店なども様子を観ながらお弁当を売るなどして対応してる感じです。というわけで私もお弁当を買ってきました。いい天気だったんです。Tシャツですごせるくらい暑い。夏が来たらコロナは弱まるのだろうか? 

 

そう言えば数日前、お風呂で本を読んでて、出てくるとスマホダースレイダーが配信してると情報がありました。ブッダブランドの曲をかけながらラップしてる。やっぱりHIPHOP はいい音で聴かないとダメですね。うちで聴いてもあんな感じの音は出ない。しかし、この配信の意味を知るのはそのあとでした。文化・芸能が政府から軽視されている状況で、トドメを刺すようなラッパーの逮捕です。本当に分断が得意だな。

 

 

前に紹介したザハ・ハディドさんが登場する演劇は中止になりました。残念です。しかし、明日の早朝から岡田利規さんの演劇が無料で配信されるそうです。今月開催される予定だったベルリン演劇祭の代替企画で、注目すべき10作品のうちの6作品が無料配信され、明日が岡田利規さんの作品の日になります。上の記事のリンク先で観れるようです。言葉がわからないとかあるかもだけど、このセットの写真を観ただけでも期待できますね。あと音楽でクレジットされている内橋和久さんがヤバいことは知っている。楽しみだ。朝5時には岡田利規さんらが出演するトークイベントも放送されるよう。

 

 

 

高知と言えば。

 

ハロプロファンにとって高知と言えば、アンジュルム川村文乃さんなわけです。数日前、川村さんが「カレーパーティー」でも「カレイパーティー」でもなく「ヒラメパーティー」の動画をアップされました。すげーな。ムニエルつくってみたいな。片栗粉でも行けるよな。

 

 

そう言えば、カレーはつくったんです。前にも書いた米粉のカレールーが届いたので。石田さんのスパイスカレーとは違いますが、そこそこ美味しく作れました。でも胸焼けがする。調べると油分が多いとそうなるそうです。タマネギ炒めるのにかなりオリーブオイル使ったしな。美味しくて胸焼けしないカレーを極めたいです。

 

YMO とピンクレディーの関係。

 

昨日『変身型アイドルはどのように誕生したか?』という文章を書きました。BEYOOOOONDS のようなアイドルが誕生する過程についての文章です。その2回目。きょうは YMO について考えようと思います。YMO も変身型アイドルの仲間だと私が思っているからです。YMO が活動初期のライブではピンク・レディー『ウォンテッド』のカヴァーをしていたという話もあります。しかし、そのことについて現在語られることはないですよね? なぜ YMO はその曲にこだわったのか? 当時めちゃくちゃ売れてた曲ですよ。ミリオンセラー。それをカヴァーすることの恥ずかしさはなかったのか? その選曲には理由があるはずです。

 

  

1972年12月 細野晴臣大瀧詠一松本隆鈴木茂のバンド、はっぴいえんど解散

1975年6月 細野晴臣『トロピカル・ダンディー』発売

1975年8月 ヴァン・マッコイ『ハッスル』日本発売

1976年7月 細野晴臣泰安洋行』発売

1976年8月 ピンク・レディーペッパー警部』でデビュー

1977年9月 ピンク・レディー『ウォンテッド』*変身を歌う

1978年4月 細野晴臣&イエロー・マジック・バンド『はらいそ』発売

1978年7月 映画『サタデー・ナイト・フィーバー』日本公開

1978年11月 大瀧詠一プロデュース『LET'S ONDO AGAIN』発売

1978年11月 細野晴臣高橋幸宏坂本龍一YMOイエロー・マジック・オーケストラ』でデビュー

1979年5月 ピンク・レディー『Kiss In The Dark』(シングル)世界40か国で発売

1979年9月 YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』発売

1981年3月 ピンクレディー解散

1982年3月 大瀧詠一『A LONG VACATION』発売

1983年12月 YMO散開

 

まず YMO がカヴァーした曲が『ウォンテッド』であることに注目しました。この曲でピンク・レディーは好きになった彼が変装の名人であると歌っています。 それは片岡千恵蔵が演じた映画シリーズ『多羅尾伴内』、別名「七つの顔を持つ男」へのオマージュでした。そして、多羅尾伴内という名前は大瀧詠一がアルバム『LET'S ONDO AGAIN』の編曲のクレジットで使った名前でもあったのです。大瀧は YMOがデビューした同じ月にそのアルバムを発表します。このアルバムは大瀧が日本コロンビア内に設立したナイアガラ・レーベルの不振を解消するために、コミックソングやパロディソングを中心に作られたと語られているものです。

 

 

しかし、本当にそうなのでしょうか? 確かに、 A面の最後の曲が『ピンク・レディー』という曲名で彼女らを讃える曲であったり、B面1曲目『河原の石川五右衛門』がピンク・レディー『渚のシンドバット』の替え歌であったりする。かなりめちゃくちゃな作品です。それでもただのパロディであるはずはないのです。そのセールス惨敗のあと、大瀧は松本隆とタッグを組みアルバム『A LONG VACATION』の制作に取り掛かります。そのアルバムは後にミリオンセラーを記録しています。

 

レジェンドクラスのミュージシャンである YMO大瀧詠一ピンクレディーをカヴァーしたのは偶然ではない。何かが彼らを引き寄せたのだと私は信じます。ヒントは高護著『歌謡曲』に書かれていました。阿久悠が「非日常のエンターテイメント」路線で楽曲を制作するときに必ず組んだ作曲家、都倉俊一には狙いがあったのです。当初、阿久はピンクレディーに乗り気ではなかったそうです。そのグループ名を考えたのも都倉でした。

 

都倉俊一が目指したのは「歌謡曲とディスコ・ビートの本格的な融合」である。ディスコ・ダンス向けの16ビートやハネたリズムを体現できるビート感は時代の要請だった。

 

歌って踊るその音楽をやるのにピンク・レディーの二人が必要だった。要するに、ピンク・レディーの楽曲は才能あるミュージシャンをも引きつける魅力を持っていたということです。それに加えて、大瀧は石川五右衛門が日本における変身ヒーローの最初の人物だと言いたかったのかもしれません。一方で、YMO にはグループのコンセプトと合致するものがありました。世界的なブームだったディスコ・ミュージックを取り入れたのもそうだし、彼らも西洋人から観た東洋人に変身したと言えるからです。

 

しかし、実のところそれだけではないのです。YMOピンクレディーの繋がりはもっと深かった。それに気づいて私も驚いています。(つづく)