ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

Spotify が3ヶ月無料で新規募集。

 

音楽好きの人と話して「何かサブスク使ってますか?」と聞くと、案外使ってない人が多いです。レコードにこだわりがある人は特に。でも使った方が新しいミュージシャンに出会うと思います。もちろん、昔聴いた音楽もかなり聴けます。今、Spotify で3ヶ月無料やってるので、ぜひ。家族だと6人まで行けて1480円とかみたいですよ。演歌や昔のアイドルのライブも聴けます。現代音楽も聴けます。私のリスト『アイドル楽曲派宣言』は1〜4まであります。試してください。

 

 

今日から明日の18:00まで Youtubeミスチルサマソニライブが観れますね。21:00からは数年前の BTS のライブも観れるようです。

 

フェアリーズ解散の意味。

 

5人組アイドルグループ、フェアリーズの解散が発表されました。ライジングプロに所属するグループだと聞けば、それなりの感慨を持ってもらえるでしょうか? ライジングが沖縄アクターズスクールと組んで、90年代に安室奈美恵、MAX、SPEED、DA PUMP、Folder、などを送り出しました。w-inds もこの事務所ですね。なので、ライジングが2011年に久しぶりにアイドルグループを誕生させたとき、少なからず期待感があったのです。そう、2011年と言えば KARA や 少女時代 が大人気だった頃です。

 

 

 

フェアリーズもそうですが、ライジングのグループは、海外を意識した楽曲制作をしています。例えば、SPEED はデビュー時に、当時世界中で大人気だった TLC の楽曲と同じプロデューサーにリミックスを依頼したという噂もありました。90年代には J-POP においても海外を意識した楽曲制作は行われていたのです。

 

 

しかし、2000年代に入ると様子が変わってきます。J-POP だけを聴いてデビューするミュージシャンが増えだしたのです。音楽の専門学校ができた影響もあったでしょう。一方、韓国では2000年代の後半に変化が現れます。2002年にワールドカップ日韓共催が行われたとき、私は釜山に行きました。おみやげで K-POP のCDを何枚か買い、その中に BOA『No.1』 と神話の韓国盤があったのです。楽曲は日本制作の物も含まれていましたが、いい曲が多いという印象を持ちました。しかし音はよくなかった。当時は私も今ほど音にうるさいわけでもなかったので、はっきり音が悪かったんだと思います。

 

そういう状況が変わったのは、2008年に韓国で Wonder Girls『NOBODY』が発売になり、それがアジア中でヒットしたあたりからです。このグループのプロデューサーは 、現在 TWICE が所属する事務所 JYPエンターテイメントの創業者パク・ジニョンです。下の動画で歌っているのが彼です。そして、2010年代の10年で J-POP は K-POP に抜き去られてしまいました。そのことはここで何度も書いています。ちなみに、2008年は、日本で CDの売り上げがピークをつけた年です。(これ間違い。ピークは1998年)

 

 

実は、フェアリーズ解散の前に、同じく K-POP を意識したグループが解散発表しています。同じく2011年デビューの E-girls です。こちらは LDH 所属。昨年末に2020年いっぱいで解散すると発表しています(解散コンサートをしたいメンバーの意向もあるようで解散が延期になる可能性も?)。つまり、2011年の時点で K-POP の後追いが始まっていたのです。じゃあ、現在なぜ  K-POP を意識した J-POPグループが解散を続けて発表したのでしょう?

 

 

恐らく、K-POP 製作陣にグループ作りから丸投げする方が成功するという状況が明らかになったからでしょう。IZ'ONE(秋元康関連) や JO1(吉本興業関連) のようにです。J-POP はこのまま衰退して行くのでしょうか? フェアリーズ解散のニュースを受けたネット上の掲示板の反応を観ていると、やはり K-POP についての言及が観られます。そして、韓国は国策によって K-POP を成功に導いた。そんな大金は J-POP で使えないという意見もありました。本当にそうでしょうか?

 

実は、日本も国策で J-POP にお金をかけていたのです。クールジャパンのお金を使って、税金を使って、秋元康のグループを海外に売り出しました。そして、それは成功しなかったのです。その結果が今の J-POP の状況です。2010年代の J-POP は K-POP に完敗しました。そのことは認めて行きましょう。最後に、私が好きだったフェアリーズの曲を紹介しておきます。秋元や吉本に税金使ってんじゃねーよ!

 


2020年上半期 アイドルソングBEST10。その2

 

昼に食べたカレーでご飯にもち麦が入ってるのに気付いたのですが、まあ大丈夫かと思い食べたところ数時間後に突然眠くなり、さっきまで寝てました。ここ数ヶ月、自宅で自炊することが多かったから大丈夫な気になってたんです。明日は辛いかも。

 

 

昨日書いた前半の続きです。今回はオススメ曲を中心に紹介します。コロナ禍と言われる中ですが、ここ数年と同じく豊作でした。Spotify で聴けることもあって、たくさんの素晴らしい作品と出会っています。中でもこの2つが印象に残りました。一つは Spotify では聴けませんが、モーニング娘。’20が1月に発売したシングルです。まずは つんく大久保薫コンビによる重厚な曲『 KOKORO&KARADA』ですね。このような作品を作れるのはハロプロだけでしょう。K-POP と戦える曲です。アイドルファンと言っても好みは様々なので、あとの2曲が好きなファンも多いと思います。しかし、ハロプロの「格」を作っているのは、こういう曲があるからこそです。しかも、ライブでは一段と華やかに輝く曲に変貌します。早くまたライブで観たいです。

 

 

シングルに収録された『 LOVEペディア』と『人間関係No way way』は同じメロディで違う歌詞&編曲となっています。作詞:児玉雨子、作曲オオヤギヒロオです。編曲は前者が平田祥一郎、後者が鈴木俊介です。

 

 

次もハロプロ関係です。元アンジュルム田村芽実の初アルバム『無花果』。このアルバムは買って欲しい。かなりの力作ですよ。ハロプロOG でここまでの作品を出したのは彼女が初めてだと思います。そういう意味でも応援して欲しい。アンジュルムにいたときから歌唱力は評価されていましたが、現在の方がずっといいです。すごく柔らかい歌唱ができるようになった。ライブを観たいと思ってるんですけどね。タイトル曲の『いちじく』が意味深で素晴らしいです。

   

この曲大好き。煌めき☆アンフォレント『太陽系◉ワンダーラスト』。玉屋2060%プロデュース。それから声優関係。上田麗奈『あまい夢』素晴らしい。作詞・作曲ORESAMA、編曲:小島英也。上坂すみれのアルバム『NEO PROPAGANDA』も充実作。東京オリンピック中止が現実味を帯びてきた今聴きたい『ネオ東京唱歌』。作詞・作曲:志摩遼平、編曲:長谷川智樹。

 

 

次、サクライケンタ関連。クマリデパート『サクラになっちゃうよ!』。あっ『ネコちゃんになっちゃうよ〜』は違うのか。作詞:sora、作曲・編曲:K's。でもこの曲凄いでしょう。ファンがこの曲でネコ動画をSNSにアップしまくったら人気出そうなのに。あと、クマニキ。この曲を制作前の打ち合わせを配信してて、山田社長と michitomo、サクライケンタが出演してたんです。で2グループの過去曲の歌詞をつなげて作品作るってなって。そんなんでいい曲なんてできるわけないと思ったんだけど、これいいよね。驚いた。サクライさんは歌詞のはめこみ方が凄い。開歌の編曲もあった。

 

 

次、最近でた作品。MELLOW MELLOW『最高傑作』。小西康陽プロデュース。これは気合の入った作品ですね。買いますよ。このグループは楽曲制作に力を入れていて、昨年の『Dear My Star』『WAITING MOON』も素晴らしかったです。両曲とも作詞:深川琴美、作曲・編曲:宮野弦士です。贅沢を言うと、もう少し歌唱力をアップさせて欲しい。まだ口先で歌っているようなとこがある。もちろん、そういう歌唱が好きなファンもいるだろうけど。

 

 

もう一つ宮野弦士が編曲した曲。ukka『恋、いちばんめ』。作詞:mico/ヤマモトショウ・作曲:ヤマモトショウです。昨年、このグループの『それは月曜日の9時のように』を大プッシュしていました。でも年間ベストには選ばなかった。グループ名を変えた今年はかなり期待しています。スタダのグループがドーンと行ってくれないとアイドル界は盛り上がらないから。あとヤマモトショウ&宮野弦士と言えば、フィロソフィーのダンスですよね? 後半期待してます。

 

 

昨年紹介するのを忘れていた曲を。まず、のんさん。昨年の曲とは思えないくらいコロナの状況にハマりました。そして、アイドルだと思ってなかったグループ。南波さんの番組は毎回観ないといけない。リストに『オトダマ』は入れてたけど、 LiLii Kaona 素晴らしいです。ライブが素晴らしかった SAKA-SAMA も入れときたかった。

 

 

久しぶりに東京女子流がかっこいい曲をやってます。こういう曲をずっと貫いていれば、もっと売れるグループになった気がするのに。歌唱は更新されていない。もったいないな。次、新体制になってから興味がなくなってた夢見るアドレセンス。『#ゴゴゴゴゴ』は楽しい曲。hy4_4yh『ザリガニ』は、世界が僕と君(ザリガニ)だけだったらという衝撃作。中田ヤスタカや yunomi 楽曲が収録された CY8ER のアルバムも。他にもいろいろ・・・

 

 

あと、動画はなかったけど、RYUTist『春にゆびきり』、カメトレ(解散)などもよかったです。年末はしっかり順位を付けます。



2020年上半期 アイドルソングBEST10。

 

毎年、上半期と年末に、その期のアイドルソングについて書いています。私はアイドル楽曲派を名乗っており、印象批評が多いと言われるアイドル界において、批評を成立させるべく、現在奮闘中です。今期の話題はもちろん新型コロナです。私の場合、2月15日に博多でハロプロ全体のコンサートを観て、その次の週22日に大阪で SAKA-SAMA が出演したイベントを難波ベアーズで観ています。それが最後です。こぶしファクトリーの解散ライブは無観客で行われ、私は映画館でのライブビューイングで観ました。

 

集団感染でニュースになった大阪のライブハウスは、2月15、16日開催のイベントのことでした。それで一気に非難が高まり、29日開催の椎名林檎東京事変)・東京国際フォーラムライブも注目を浴びました。そのライブは無事開催されています。3月に入るとライブの中止発表が相次ぎました。小さな会場やでは開催されたものもありましたが、3月後半には無観客以外すべてのライブが延期、もしくは中止されたはずです。そして、やっと6月の半ばになって7月以降のライブ開催予定が発表され出しています。

 

 

以前の文章で2010年代について、「アジアのポップスの中心が日本から韓国に移った10年だった」と書きました。もちろん、マーケットの規模は韓国よりも日本の方が大きいですし、これまでの音楽的蓄積も圧倒的に大きいです。日本は現在の流行りだけでなく、いろんな時代、いろんなジャンルの音楽を聴くという特質もあります。でも私が思うに、2010年代前半の J-POP には「現在」が存在しなかった。K-POP は「現在」の音楽である EDM を積極的にキャッチアップし、PSY『GANAM STYLE』のような世界的ヒット曲も誕生せた。日本は世界の潮流に乗り遅れてしまった。

 

2018年になり韓国側にお願いすることで、日本人が K-POP をそのままやるグループも誕生しています。IZ*ONE や JO1 のようにです。日本では作れない音楽があることをまず認識したい。K-POP が好きか嫌いかは別です。日本がアジアの中心でなくなったことの証拠と言えるでしょう。もちろん、日本でもクラブミュージックを通過したクリエイターたちは世界標準のサウンドを作っています。そして、それは SpotifySoundCloud などで世界中の人々に聴かれています。

 

しかし、2010年代のように秋元康が頂点というルールが固定されたアイドル界には、限界がきています。それでは K-POPを超える新しい表現を作り出すことは期待できるはずもなく、状況を変える方策を考えたいところです。和田彩花さんのように既存のアイドルについて、特に性的搾取を積極的に批判するアイドルも登場する中、考えるべきことはたくさんあるのです(私はその批判の中に欧米人からの体格の小さいアジア人への差別の視線もあると観ていますが)。

 

 

昨年の1位から振り返りましょう。まずはもうすぐ初のベスト盤が発売になる Maison book girl です。今年1月5日、新しくなった渋公で行われたライブは、彼女たちの「シーズン1」総決算とも言える内容でした。素晴らしかった。そのクライマックスで流れたのが上の動画『悲しみの子供たち』です。歌、ダンス、サウンド、映像が渾然となったステージ。その洪水のような情報量に圧倒されました。しばらく茫然としていた。今年後半にはどのような展開があるか楽しみにしています。7月25日には、なかのZEROホールでのライブも決定しています(延期されました!)。

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昨年話題になった 『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』に続き、その路線を押すという予想を裏切り、かわいい路線の『ポップミュージック』を出してきた Juice=Juice。これがコロナ禍で疲れた人々に懐かしさを感じさせる曲として話題に。街中でたまたま有線で聴いて好きになる人も多いようです。作詞・作曲は KAN さん。結成当初からグループの中心として活躍してきた宮本佳林さんの卒業が決まっており(そのライブがいつになるかは未定)、そして、井上玲音さんの加入がある年後半、まったく違う印象のグループになるかもしれず注目されています。

 

 

昨年12月に行われたファースト・ライブでハロプロファンに衝撃を与えた BEYOOOOONDS。その勢いのままライブツアーや舞台を開催したかったところですが、コロナで中止。残念極まりない。しかし、ファンを安心させる1曲『ビタミンME』が公開されています。シンプルなアイドルソングですが、このご時世明るい曲調は歓迎されたようです。ハロプロでは、アンジュルムも先日新曲を発表しています。室田さんが3月にひなフェスで卒業。船木さんもライブは未定ですが、卒業が決まっています。卒業後の予定も決まってないようなので、残ったらいいのにね。

 

 

3776、lyrical schoolフィロソフィーのダンス、など上位陣のライブ観れてません。今年中に観れるかな? lyrical school はミニアルバムを発売しています。いい音、充実した作品で愛聴しています。ラップの難易度も上がってて、ライブでどんな感じなのか気になってます。メンバーの結婚も話題になった、Negiccoでんぱ組.inc。二組によって結婚後もアイドルが普通のことになりました。でんぱ組.inc は充実したアルバムも発表しています。前半はこの辺りで。(つづく)

 

ハロプロにふるい落とされる。

 

ハロプロからついにコンサート再開のお知らせが出ました。恒例になっている夏のハロコン が7月11日から、東京、大阪、仙台で開催されるそうです。やったー!! 喜ぶのは早いです。そのまま普通にライブが行われるほど、ハロプロは甘くないですよ! 

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

 

新型コロナの影響を考えて、まったく盛り上がらない J-POPのバラードを、メンバーのソロで聴かせるそうです。え〜え〜。だから言ったでしょう。ハロプロは甘くない。そもそもここで文句を言うような奴らは、ライブに来て欲しいと事務所は思っていません。こいつらを排除するための方策です。私もそうですが、J-POPのつまらないバラードを聴きたくないからアイドル聴いてるんです。ですが、そう言う奴らはグッズを買いません。通常の半分しかお客を入れないなら、メンバー目当てで、たくさんグッズを買ってくれるファンに来て欲しいのです。わかりましたか?

 

高知産クレープフルーツ! 美味しい!

 

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今日、久しぶりに少し離れた大きなスーパーに行きました。特に買いたい物はなかったのですが、行ってよかった。これです。高知産グレープフルーツ。いわゆるルビーですね。2個で498円+税。美味しかった。輸入品はなにか油っぽい味がする。そんな感じがしてました。これはすっきり。苦みもない。砂糖なしでそのまま美味しい。

 

フルーツティーを作りました。昨日つくっておいた水出しアイスティーに、グレープフルーツを4分の1は皮をむいて果肉のまま。4分の1は絞ってジュースにして。あとアガペーシロップを大さじ3杯くらいかな。前ははちみつを使ってたんですが、溶けにくいんですよね。こっちはすぐに溶ける。非常に美味しくできました。ただ、うまく皮がむけなかった。これはどうすればいいのか? いい包丁を買えば解決するのかな?

日曜市に行った。

 

今日はお昼に日曜市へ行ってきました。人が多い。帯屋町にも人が戻ってきたようです。お店もまだたくさん営業していました。人が少ないときは午前中で閉めるお店が多かった。で今日も無農薬で育てられた生姜を買ってきました。前回お店の人が言う通りに、皮をむかずにそのまま薄切りにして、ジンジャーシロップを作りました。アクが出て味が濁るんじゃないか? そう思ったんですけど。煮たときにやはり色が悪くなったんです。でも味は大丈夫だった。と言うか、いつもよりずっとよいシロップができました。生姜の味がはっきりと出てる。これはいい。

 

今日そのお店の人に話を聞きました。普通の生姜は農薬がついているので消毒をきっちりするそうです。しかし、そのことで味が落ちる。だから無農薬の方がいいそうです。現在、生姜の上に砂糖をドバッと入れて、汁が出てくるのを待っています。

 

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愛媛産ブラッド・オレンジのフルーツティー成功しました。美味しい。すごいでしょ? ジェラートになってるのしか観たことなかった。オレンジが内出血してるみたいに、ちょっとグロい。そして、赤い部分は赤ワインのような味がする。食感的にはオレンジとみかんの中間みたいな感じ。普通に食べても美味しかったです。高知でも作らないかな?