ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジャニ友インタビュー。11月後編

恒例のジャニ友インタビューです。前編は私の東京滞在のことなど話しましたが、今回は最近のジャニーズ・シングルCD について話します。そして、最後には「追記」で悲しいお知らせがあります。あくまでも私の予想ですが、、、、いまの時点では確実な話ではないですけど、『スワンソング』を聴いた限りでは、かなりの確率でそうなると思います。最後までよろしくお願いします。


——さあ、Oさん、今度はCDについて話しましょう。大変なことになっていますね!
Oさん:どういうことですか?



——ジャニーズが11月第2週から連続でチャートの1位を独占しそうなんです。10月28日発売の KinKi Kidsスワンソング』、関ジャニ∞『 急☆上☆Show!! 』(11/4)、嵐『マイガール』(11/11)、山下智久Loveless 』(11/18)、赤西仁の LANDS『 Bandage 』(11/25)まで、毎週シングルが発売されるんです。さらに前編でも話した森本慎太郎 with スノープリンス合唱団『スノープリンス』(12/2)、マッチさん『 MOTTO 』も12月13日に発売です。同じ音楽事務所の別のアーチストでの5週連続1位という記録はたぶんないのでは? ちなみに、11月第1週はあの AKB です。こいつら本当に人気があるのか疑問です。私はカワイくないアイドルにまったく興味ありません。
Oさん:『マイガール』までは1位で OK ですね。山P も 仁 のもいけそうで・・・その後のちびっこJr.君たちとマッチさんは大丈夫だと思います? ここにきて怒涛の新曲ラッシュ、凄い!


——なんで、こんなに凄いことになったかわかりますか? もちろんジャニーズの TOP が嵐に変わって、SMAP への攻撃が予想されたからでしょう。『サイゾー』みたいな雑誌が SMAP を攻撃していますよね。で、やはり今の時点で嵐だけに頼るのはつらい。10月は「襲名披露」の大露出だったんでしょうけど、それを続けるわけにもいかない。だから、「ジャニーズには他にもまだまだ売れるタレントがいますよ」とアピールをしたのだと思うんです。やっぱり、TOP交代計画は相当綿密に練られていたんでしょうね。



——さて、どの曲に注目しますか? 私はもちろん、関ジャニ∞『 急☆上☆Show!! 』です。「♪ きっと未来に花が咲くんだ さぁ急☆上☆Show!! ここからだろう」と歌っています。やっぱり、TOP を狙ってるんですよ。もしかしたら、TOKIO の位置かも知れないですけどw
Oさん:ノリ的には TOKIO ですね。一応、関ジャニ はバンドスタイルも取っているし、適度に体も使っているし、ドームクラスではないけれど47都道府県地道にコツコツ回るとか。スタンドマイクでロカビリー調(?)持ってきたところは、対 SMAP 意識してるかなぁとも思います。なんか 関ジャニ のお下品なノリにもようやく慣れてきたところですよ。錦戸亮ちゃんと大倉くんは、関東でも受け入れられるんだけど・・・あとが・・・


——大倉くんの声は素晴らしいですね。そう言えば、『華麗なるスパイ』は見ましたか? 長瀬智也の久しぶりのドラマです。『マイ★ボス マイ★ヒーロー』は日本語学習生にも人気なんですよ。でも、これ見たらガッカリするだろうなー。あっ、『歌姫』もあったか、、、
Oさん:長瀬ドラマは実はあんまり見ていない。あれ? キムタクドラマも見てないし、私、ジャニーズドラマはいったい誰のを見ているのでしょうか? ニノ??? 『マイ★ボス マイ★ヒーロー』は見ましたよ。アグネスプリン♪ね。ガッキーも可愛かったし、あれは面白かったけど、韓国ドラマか映画の日本版なんですよね。


——映画ですね。原作付きはある程度安心して見てられます。このドラマは脚本が酷かった。長瀬と深キョンがでてるのに見ててツラい。ここまでレベル下げないとドラマを見る人がいないのかと思いましたが、Wiki で視聴率見たら1回目そこそこで、2回目はその半分に落ちていました。原作付きじゃないと言っても、『オースティンパワーズ』や『アンダーカバーブラザー』などスパイ映画のパロディをベースにしているんだし。まあ、ドラマの話は後でしましょう。Oさんはどの曲に注目ですか?
Oさん:実は9月は引越で、10月半ばから今に至るまでは、仕事がとても忙しく音楽番組はほとんど見ていないし、ジャニーズウォッチングもサボっていたので、『 Loveless 』にようやく追いついたところです。LANDS はこの Wakita-Aさんが提示してくれた YouTube で初めて見たのです(恥)。


——そうでしたか。
Oさん:キンキは冬の歌が一般的には人気あるようですが、私は『フラワー』とか、『夏の王様』とか夏の歌の方が好きです。でも以前、トップ3に挙げた『愛のかたまり』は冬の歌ですね・・・デヘ。



——この曲は2003年夏の『薄荷キャンディー』以来、6年ぶりに松本隆さんが作詞で起用されています。松本隆さんがメッセージを込めないなんてことはないので、解読しないといけません。でも、これは難しい! 全然、わかりません。意味深すぎてます。曲調は『さらばシベリア鉄道』みたいですけどね。「♪ 聞いて私たち 生きる重みは自分で背負うの 手伝いはいらない」と言ってるのは誰なんでしょう? キンキ? それともキンキに別れを告げるファンの人? それとも渡り鳥w 「もっとファンを大事にしろよ」って松本さんからの突っ込みなのかな?(最後に追記あり
Oさん:キンキ自身のことではないでしょうか。最近、方向感失っているように見えるけど、それはファンが勝手に思っていることで、自分たちは今のまま、キンキが選んだ道を行くってことかな。光一はShock、剛はソロアーティスト(迷走感たっぷり・・・)でそれぞれやるけど、やっぱりキンキは2人で1つ。やめないよってこと、とか。


——そして、人気絶頂の嵐の新曲。



Oさん:『マイガール』は、あ〜嵐ね、という曲ですね。パンチはないけど、仲良しでホッとできる雰囲気がとてもいい。大ヒットや国民的ソングはなくても、やっぱり嵐はそれでいいのかもしれません。ジャニーズは仲が悪そうなグループだらけだから、嵐を見ると安心しますよ。『 Loveless 』はいい年して、歌詞に共感できますが、歌ヘタすぎて・・・でも人気あればいいのかな。



——なんか厳しいですね。これ、Youtube だから声がはっきり聴こえない部分があるかも知れません。東方神起 に比べたらどうか知れませんが、山P はそんなに下手ではないですよ。それよりこれ、大事なのはタイトルです。愛はないんですよ。度々、スキャンダル(という程でもないけど、、、)がでている山P にこの曲です。瀬戸朝香 の懐妊発表と合わせたように発売された V6『 GUILTY 』も凄かったですけど(不倫ソング)、こっちの方があからさまです。
Oさん:私は個人的にもともとのアドバンテージありとしても、『 LANDS 』に注目です。これは 仁 にあってますね。20(金)放送のミュージックステーションでは、山P & 仁のBANDAGE が一緒に出るので、ぜひとも見たいと思います。録画は必須ですね。余談ですが、小林武史ということで、本当はミスチル大好き(だったはず)のキンキの剛が歌いたかったんじゃないの?とも思ってしまいますw でも剛じゃ、ちょっとイメージ違いますね。



——岩井俊二小林武史がプロデュースした映画『 BANDAGE 』の主題歌だそうですね。音は全然バンドブームの音ではないですけど、その時代がテーマらしいです。私としては久しぶりに「板東英二」の名前を思い出しました。年齢的にはかなりいってると思いますが、元気にやられているんでしょうか? 
Oさん:BANDAGE、バンデージ、バンデイジ、バンドエイジ、バンドーエイジ、板東英二・・・ですかwww ゆでたまごですね。板東英二はもはやバラエティには欠かせない存在で、今も元気に頑張ってらっしゃいますよ。元プロ野球選手だったなんて、信じられないですね。


——さて、ドラマの話をしましょう。ハノイにいると時間が経ってからしかドラマは観れません。いや、ネットで頑張って観ている日本語学習生リンちゃんのような子もいますが。私は DVD が中国経由でやってきてからになります。で、かなりの数は買っているんですが、忙しくてあまり観れていません。さっきの『華麗なるスパイ』も3話までしか観れていないんです。『流星の絆』もまだ観ていません。8月以降、これまで観た中では、やはり『任侠ヘルパー』が印象的でした。
Oさん:『任侠ヘルパー』は良かったです。と言いつつ、夏のドラマは最初の4回くらい見て、あとは度々出てくる、引越やらなんやらで、最後は見れなくなってしまったんですよ。残念です。クサツヨの“まっぱ”になった公然わいせつ逮捕事件も、もっと悪性の強い芸能人逮捕が出てしまったから、すっかり忘れられた存在ですが、これは復第一作でしたからね。黒木メイサがよい芝居をしていたと思います。彼女は、強い役似あいますね。夏川結衣は相変わらずキレイだし、クサツヨもちょっと影のある役もなかなかいける。


——黒木メイサよかったですね。『クローズ』では今イチな感じでしたけど、これを観て見直しました。魅力的ですね。まあ、ドラマの設定に無理があるという意見は多々あるでしょうが、これは力作のドラマだったと思います。ドラマ制作の人たちの意地を見せてもらった気がしています。
Oさん:ジャニーズドラマに、若手をセットで出すのはお約束で、これは Hey!Say!Jump の藪くんが出ていましたね。芝居の出来はまあ置いておいて、藪君も声変わりをしたので、前のような歌声は聞けませんが、応援しています。


——藪くんのイメージは変わりましたね。いい感じで成長していました。さて、このドラマを観て一番強く感じたことは、ジャニーズ事務所の TOP 交代のことなんですよ。以前から草なぎくんの復帰が早過ぎると言ってたでしょ? でも、TOP 交代のスケジュールが決まっていたから急がなければならなかったんですよ。草なぎくんのドラマを最後に TOP 交代に入る。ドラマの好印象で SMAP の存在感を示したまま、TOP は嵐にゆずる。まあ、会社で言えば会長職に退くみたいな。SMAP の面目を保ったTOP交代になったと思います。
Oさん:そう考えますか・・・確かに、最近、『うたばん』で嵐が出るときに、司会の中居君の態度が、以前より下手っていうか、なんか違うようにも感じます。徐々に、徐々に・・・という感じで、変わっていくのかなあ。会長職というのは言いえて妙なので、納得してしまいました。


——後は5月から7月にかけて放映された木村拓哉主演『 Mr. BRAIN 』ですが、、、あまり印象に残ってないです。もちろん、最後まで観れる程度には面白かったんですけど。同じくらいの時期にヒガシの『喰いタン』を観たんです。このドラマ、なぜか私が台湾に行くと必ずやってるんですよw それで気になってまとめて観ました。おもしろいですよね? 原作のマンガは読んでましたが、そちらよりおもしろかったです。これは「3」も作ってほしい。ストーリーを公募してもいいのでは?
Oさん:『 Mr. BRAIN 』は亀梨がゲスト出演した回のみ見ました。よってノーコメント。『喰いタン』はばっちり、パート1も、2も全部見ました。大好きで、録画してまで見ていたドラマですから。だいたい土曜21時に日テレ(関東圏)のドラマは、月9 より見てるな。『喰いタンスペシャルは香港ロケもあったんですよ。ちょい役で嵐の相葉ちゃんも出たし。ヒガシはドラマの本数少ないけど、案外いいんですよね。昔、『平成夫婦茶碗』というのもやっていて、亡くなった奥さん浅野温子という年齢構成めちゃめちゃなドラマですけど、面白かった。ちょっとすっとボケているけど、人情のある役は、あんな冷たい能面顔だからこそ、意外性があっていいのでしょうか?人情で植草じゃ普通だもんね。
ついでにV6の素行不良でおなじみの森田剛は、このドラマでのポジションはいいですね。演技できるんだ!という意外感もありました。


——キャラクター設定がしっかりしてるから、凄くゆるゆるの展開でも観てられるんですよ。ヒガシの当たり役ですよね。それに比べて『 Mr. BRAIN 』はいろいろ詰め込んであるんですけど、散漫な印象しか残らない。残念なドラマになっていました。
Oさん:一言だけ申し上げると、どう見ても、キムタクは田村正和のパクリにしか思えなくて・・・それ言ったら、制作側の思うツボ?


——それは大スター木村拓哉の年の取り方の話になりますよ。私も田村正和を思い浮かべました。それは『古畑任三郎』うんぬんよりも、年を取ってからもスターであり続けた田村正和を手本にするという意味があったと思います。私は石原裕次郎のラインを狙って、ジャニーズ総出演の刑事物を見てみたいなーと思ってますがw 
Oさん:おお〜それは石原軍団ならぬ、ジャニーズ軍団! やっぱりマッチさんが石原裕次郎? 『西部警察』路線でいくなら、渡哲也はヒガシ・・・?じゃあキムタクはどうするの? 『太陽に吠えろ』なら・・・と妄想は尽きません。


——いやいや、石原裕次郎に並ぶスターと言えば、木村拓哉ですよ。昭和の裕次郎、平成の木村拓哉でしょう。総理大臣だってやってるんですから、ボスだってやれますよw でも、年末に向かって、まだまだいろんなことがありそうですね。では、また1月にでも登場お願いします! 嵐のライブ楽しんできてください!


追記:この対談を作成中の15日に驚くべきニュースが出てしまいました。以下をまず見てください。


関ジャニ∞が史上初3日連続新曲リリース
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200911150016.html
関ジャニ∞が、日本音楽史上初めて3日間連続でシングルの新曲をリリースすることが14日、発表された。(中略)さらにもう1つ、3日間連続のビッグイベントが決定した。12月30、31日、来年1月1日に地元の京セラドーム大阪でコンサートを行う。31日は関ジャニ∞としては初の単独カウントダウンコンサートとなる』


——アルバム『 PUZZLE 』解読のときからずっと「関ジャニが TOP を取る」と言ってました。ですが、関ジャニ∞が TOP になるのは、関西の TOP だったんですよ。なるほどー。それはそれでいいんですけど、じゃあ、今まで TOP だった Kinki Kids はどうなるんでしょうか? このニュースを見た後で、キンキの新曲『スワンソング』を聴いたら、印象がまったく変わりました! これ、KinKi Kids が解散を決意したことを表明している曲じゃないですか? 「♪ ほんとうに終わりなの 君はコクリ頷く」ですよ。「君」は「YOU」です。キンキのことですよ。「YOU、本当に終わりなの?」ってジャニーさんが尋ねた姿が浮かぶでしょう。ひざを折って泣いたかは知らないですけど。編曲が勇ましい感じだから騙されましたよ! とりあえず、歌詞だけを読んでみてください。「♪ 辛いばかりだね遠距離恋愛 楽しくないのに続けるのは無理か」って酷い! 松本隆節 フルスロットル!!


スワンソング 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0015e5/l01c685.html


Oさん: 私はちょっと違う考えを持っていて、関西のTOPは以前から関ジャニだと認識しています。キンキは確かに関西出身で、グループ名もキンキだけど、活動はあくまで中心で、東京ジャニーズというか、ジャニーズの本流で関西の子ではなかったです。でも関ジャニは、今も関西タレント的ですよね。だから今さら関西 TOP と言っても・・・だったら、やっぱりジャニーズの TOP 狙ってほしいです。東京ドーム3日間も年末年始にありますし。


——そうか、東京ドーム3日間があるのか。私が言ってるのではなくて、歌詞を分析したらそう予想できるという話なんです。まだ、わからないですけどね、これまでの予想はだいたい当たってますよね? 私は次のシングルの発表と同時に解散告知もされると思います。30枚全部1位を取って解散です。それは美しい最後かもしれないけど、、、、