毎月、月末の最終日曜日の深夜に放送される『文化系トークラジオ Life』を楽しみにしています。社会学者の 鈴木謙介 さんを司会に、大学の先生、編集者、ライターなどの方々が設定されたテーマについて 深夜25:30〜28:00 まで話されます。さらに、有志の方々で延長戦が2時間続いたりもします。下のリンク先で聴くことができます。今回のテーマは「ふぞろいのグローバル化」でした。
◉2011年2月27日(日)「ふぞろいのグローバル化」
http://www.tbsradio.jp/life/index.html
実は先月から、毎月聴いてるだけでなく投稿もしようと思っていたんです。でもですね、投稿するとこれまでの聴き方とまったく違う感じになったんですよ。なんか、中学生の頃に親からテストの答案を見せろって言われたときのような… 凄く嫌な時間じゃないですか? 誰かの投稿が読まれる度に反省会です。出演者の話もあまり頭に入ってきません。投稿って本当にエネルギーがいるんですね。
今回はテーマが「グローバル化」だったわけです。私の生活なんてグローバル化そのものじゃないですか? ここで書いてるのもその範疇のことばかりですよ。ハノイに住んでいるのに、ほとんど日本のことを書いてるわけですから。でも、投稿するエネルギーが出て来なかったんです。今回は次の日が朝から仕事だったので、生放送で聴けいないという事情もありました。そして、きのうやっとポッドキャストで聴くことができました。とても おもしろかったです。
特に 高原基彰さんの「民主化の時期にアメリカに留学して韓国にいなかった人が、いま大学で韓国文化を教えてるのはどうなのか?」といった話は聞けてよかったです。私なんかもそうですよね? いま、日本にいないんだから、日本の空気はわからないわけですよ。なのに、日本文化のことを書いている。もちろん、日本にいてもわからないことはあるでしょうけど。あと、司会のチャリーが話していた階層と流動性の関係の話も。私なんかも留まることにエネルギーを使うより、新しい生活にエネルギーを使うことを選んでここまで来た感じはします。グローバリズムの世の中では、なにかと戦って行かないといけないのでしょうけど。ラジオの投稿くらいで落ち込む人間には難しいです。ここで行き詰まったら、どうしたらいいかな…