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ミャンマーの民主化は本物か?

ベトナムがあまりパッとしないのでw、もう次の国ミャンマーに投資は向かおうとしてるみたいですよ。でも、その民主化って本当に大丈夫なんですかね? そういう疑問に ジャーナリストの 神保哲生さんと社会学者の 宮台真司さんが語ってくれています。無料放送です。


ミャンマー民主化は本物か(ビデオニュース)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002361.php
ミャンマー連邦議会の補欠選挙で、長年自宅軟禁状態におかれていたアウンサン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧倒的勝利をおさめるなど、ここに来てミャンマー民主化が強調されているが、果たしてこの動きは本物なのか。確かに、22年間政治参加を認められていなかったNLDが連邦議会に議員を送るなど、ミャンマー政治に大きな変化の兆しはある。しかし、ミャンマーでは依然として議会の4分の1の議席は軍によって予め占有され、憲法改正には議会の76%以上の賛成を必要とするなど、事実上の軍政が続いていることに変わりはない。また、言論の自由も制限され、政治犯の数は依然として1000人を超えるなど、真の民主化とは程遠い状態にある。更に気がかりなことは、経済不振にあえぐ米国をはじめとする先進国の間で、アジア最後の未開拓地といわれるミャンマー市場への進出を窺う動きが活発化していることだ。実質を伴わない形だけの民主化でも、これを過大に評価し、制裁措置を緩和する動きが広まりつつある。乗り遅れてはならぬとばかり日本でも、経済界を中心に官民一体となったミャンマーシフトが敷かれ始めている。ミャンマー民主化の本物度と日本の対ミャンマー政策のあり方を、ジャーナリスト神保哲生社会学宮台真司が議論した。』