ハノイの日本人

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貿易赤字増加で日本が危険はウソ。

また貿易赤字が過去最大だと騒いでますね。原発再稼働を狙ってのことなんでしょうか? 貿易赤字が続いても経済成長している国はたくさんあるそうです。下の記事でわかりやすく説明されています。貿易赤字の増加を騒ぐよりも失業率低下に注目するべきと語られています。それは景気回復の過程にあることを示しているのです。


アベノミクスで改善スピード5割増し!マスコミは「貿易収支赤字」で騒ぐより「失業率低下」に注目せよ(高橋洋一
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38821
『失業率は経済統計の中では、GDPと並んで重要なものだ。このため、FRBは失業率を適切なところまで下げる責務を持っている。他の先進国の中央銀行も、失業率は明示的ではないものの重要な指標として認識しているし、マスコミもそれをわかっている。ところが、日本のマスコミの経済音痴は、貿易収支赤字(経常収支赤字)には過剰に反応するものの、失業率の報道はきわめて少ないところにも出ている。失業率が下がれば、自殺率や犯罪率が低下することが知られている。さらに、生活保護率も下がる。今話題のブラック企業も求人が大変になって、自ずと淘汰されるだろう。いずれにしても、失業率は最も重要な経済指標の一つだ。2月の完全失業率は3.6%に改善した。この数字は第一次安倍政権の時の最高の数字(2007年7月)と同じであり、その前になると1998年2月という、ここ16年間で一番いい数字である。筆者は、ここくらいまで下がると予測したが、意外に早く達成した。これだけでも、これまでの経済政策がうまくいっていることを示すには十分である。自公政権になってから、失業率の改善スピードが増している(下図)』


貿易赤字、最大の13.7兆円 13年度、燃料輸入で(朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG4P2SPFG4PULFA002.html?iref=com_alist_6_01
財務省が21日発表した2013年度の貿易統計(速報)によると、輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は13兆7488億円の赤字で、比較できる1979年度以降で最大の赤字幅となった。資源や電気機器の輸入が膨らみ続ける一方、円安の恩恵を受けるはずの輸出が伸びていないためだ』


貿易赤字、13年度は過去最大 初の3年連続(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0ND00J20140421
財務省が21日に発表した3月貿易統計速報によると、2013年度の貿易収支(原数値)は13兆7488億円の赤字となった。赤字額は12年度の8兆1578億円を上回り、現行統計が始まった1979年以降で最大。第2次石油危機時の1979年度と80年度の2年連続を上回る初の3年連続赤字を記録した。円安でも輸出の伸びが低調で、原子力発電所の稼働停止により原粗油や液化天然ガス(LNG)などの燃料輸入が増大。輸入の伸びが輸出の伸びを上回る構図が続いている。ただ、財務省では貿易赤字拡大が「構造的要因か循環的要因か判別できない」(財務省筋)とし、先行きについても内外経済動向や原油価格・為替レートなど様々な要因で動く」(同)として判断できないとしている。(中略)13年度の輸出は前年度比10.8%増の70兆8564億円で、3年ぶりの増加に転じた。米国向け自動車や中国向け有機化合物が増加に寄与した。数量ベースでも3年ぶりに増加に転じたが、伸び率は0.6%の微増にとどまった。地域別では、米国向けが2年連続の増加、中国向けは3年ぶりに増加した』