今年に入って何度か京都観光しています。家から観光地に出掛けるんじゃなく、街中に宿泊して観光するんです。普段、国内旅行をするとなったら、一番お金がかかるのは交通費じゃないですか？ で、知らない街を歩いたりして、まあそれはそれで楽しいんですけど。でも、京都みたいに歩いたら歩いただけ発見があったりすることもないですよね？ 今回、歩いた場所も今まで行ったことのない場所がほとんど。南禅寺行ったことなかったんですよ！ いいとこですねww
◎７月28日（木）沢田研二ライブ。
◎７月29日（金）南禅寺、ダリ展。
◎７月30日（土）ネットカフェ。
◎７月28日（木）沢田研二ライブ。
小学生のとき大好きだったジュリーのライブです。初めて観たんですよ。ロームシアター。京都会館に思い入れのあるジュリーは、ネーミングライツに不満があるようでした。たしかに、京都で育った人間なら京都会館に思い出の一つや二つありますよね。ジュリーは３人娘の公演に、屋上から忍び込んで観たと言ってましたw 「どの３人娘だ？」って思ってたら、後になって伊東ゆかり、中尾ミエ、園まりとのこと。さすがに美空ひばりじゃないですよねw まあでも、ロームシアターは観やすくて素晴らしい会場ですよ。
東京にいたとき、80年代のジュリーにハマり観たいと思ったこともあったんですけど、ライブまでは行けませんでした。現在68歳。メディアによって偏屈なじいさん的イメージをつくられているジュリーですが、ぜんぜんそんな感じじゃありませんでした。「上機嫌でお送りいたします」と何度も言いながらw 元気に飛び跳ねておられました。
お客さんも60代が中心だと思うんですけど、１階席はみんな飛び跳ねてました。「ロックフェス、EDM、アイドルと、飛び跳ねて、疲れたらみんな忘れてしまうのか？」なんて悪態をついてた私ですが、60代が飛び跳ねる姿を見ると、うーん。まあいいのか。
私の情報は90年代前半で止まってたんですよ。最近はヒット曲もやってるんですね。2008年には東京ドームで全編ヒット曲のライブも開催されたようです。この日も『ポラロイドGIRL』『渚のラブレター』から始まって、『カサブランカ・ダンディー』『ヤマトより愛をこめて』『君をのせて』『サムライ』『ストリッパー』などなど、ヒット曲をたくさん聴くことができました。
でも、印象に残ったのは新しい曲の方でした。どう聴いても憲法９条について歌われている『我が窮状』。『Welcome to Hiroshima』。恐らくネトウヨや安倍首相に向けて歌われた『un democratic love』。原発再稼働についての『犀か像』。凄いでしょ？ そういう曲が続けて歌われるんです。
私は勘違いしてたんですよ。もちろん、ファンのみなさんだってヒット曲を楽しんで聴いてるんですよ。でも、ナツメロを聴きたくて会場にきてる雰囲気じゃなかったんです。みんな今のジュリーのファンでした。なんて言うか、社会党、社民党が失って来た支持を、ジュリーは受けとめている感じがしたんです。そして、それらの曲の方がジュリーの歌も生き生きしててよかったです。面白かった。
さて、ライブが終わってから家まで帰るとなると、晩御飯はかなり遅くなります。でも、ゲストハウス泊なので安心です。今回は地下鉄、京都市役所前の駅からすぐのとこに泊まりました。シャワー、トイレ共同の個室で3500円ほどでした。近所のラーメン屋さんで食べました。初日はこんな感じ。
