ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

新しいお題が来たよ。

きのうはニコ生でゲンロン批評再生塾を観てました。はじめて! 登壇者の発表を面白いと思いながら観れたんです。よかった。これまで本当にわからなかったんですよ。みなさんが書いてる文章のどれがいい文章で、どれがよくない文章なのかまったくわからなかったんです。今回は映画『この世界の片隅に』を題材に書くと決まっていたからですかね? もちろん、3人の発表が素晴らしかったからでもある。こういう感じかと雰囲気は掴めました。斎藤環さんのお題に感謝です。でもこれって1歩踏み出せたくらいですよね? 次のお題で書ける気はしない。と思ってたら出ましたよ。次回のお題。


◉「『10年代の想像力』第一章冒頭を記述せよ」講師:さやわか
http://school.genron.co.jp/works/critics/2017/subjects/6/
『今から10年前の2007年、宇野常寛は『SFマガジン』誌上で『ゼロ年代の想像力』を連載開始しました。この連載は90年代以前のポップカルチャーに描かれた物語とゼロ年代以降のそれとを比較的に検討し、後者に日本の今日的な精神の表れと社会の様相を読み取る革新的な評論として、当初から高く評価されました。この連載はのちに単行本としてまとめられ、現在ではゼロ年代を代表する批評書とされています。その冒頭部分は連載時からいくぶん加筆修正されてしまいましたが、しかしそれでも過去と現在を明快に弁別し、時代や社会について端的に説明した、本書全体の論理をわかりやすく説明するものとして読むことができます。ということで、皆さんもその部分を書いてください。つまり以下のようなことです。「2010年代のカルチャーの特徴をある作品(群)を例に挙げて、これを今日の時代意識や社会状況などと結びつけて語ってください」 これはつまり、文化と社会を相関的に語ってくださいということです。あなたがもし、2010年代に批評家としてデビューするつもりの人間であるなら、過去と現在を踏まえつつ最新の文化について語り、それが今の社会をどう描いているのか、さらには今の社会に何を示唆するのか、必ず、それを書けなくてはなりません。これは極めて実践的な課題だと思ってください。ただし、以下の条件を満たしてください。(後略)』


ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)


お昼にタイトルだけ観たんですよ。それで「書籍にできるくらいのテーマを想定して、その1章分だけを書けってことなのか?」とびっくりしました。『10年代の想像力』とあるので、当然宇野常寛さんの本を思い出しましたよ。でも「まっすぐそこに行くのは地雷なのか?」とか、「それでも行くしかない」とか考えてたんです。説明を読んだところ真っ向勝負ですね。これは頑張らないと!