相変わらずサイゾーは恥ずかしい文章書いてますね。金曜日『ミュージック・ステーション』で小沢健二とSEKAI NO OWARI はちゃんと観ました。正直、観る前はうーんと思ってましたよ。セカオワは30代、40代の音楽好きにすごく嫌われてるグループですもんね。でもこのグループ、私は無視できないんですよ。この前書いた『歌のディズニーランド50周年を前に』って文章も、アイドルの話なのに、このグループを外して書くことができなかった。だって彼らのライブは歌のディズニーランドそのものでしょ?
◉小沢健二とセカオワのコラボにオールドファンはガッカリ! それでも拭えないオワコン感(日刊サイゾー)
http://www.cyzo.com/2017/09/post_34350_entry.html
『小沢健二とSEKAI NO OWARIがコラボシングル「フクロウの声が聞こえる」(ユニバーサルミュージック)を9月6日にリリースした。(中略)「オザケンといえば、90年代サブカルのアイコン的存在。一方のセカオワは、2010年代の“中二病”の象徴のようなバンドです。“渋谷系オシャレサブカル”イズムを引きずる30代後半から40代の古いオザケンファンにしてみれば、中二病的世界観のセカオワとのコラボは受け入れがたい現実ということのようですね。音楽業界内でも今回のコラボについて、『正直、オザケンにはがっかりした』と嘆く関係者も多いですよ」(レコード会社関係者)』
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「ディズニー化」というキーワードがあるんです。「ショッピングモール化」とかね。小沢健二は今回の歌詞で「いつか本当と虚構が一緒にある世界へ」と歌ってますよね? セカオワとコラボする理由はこれです。あと今回の『Mステ』観て、私は少なからずカオスを感じましたよ。それはセカオワに対する偏見があったからかもしれないけど、このギャンブルは成功という印象を受けました。分断の時代をどう乗り越えて行くか。あと「フクロウ」「象徴」で調べるといろいろ面白いですよ。