ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

諦めは裏切りませんからね。

黒沢清監督回の批評再生塾の録画観ました。受講生は後で授業をもう一度観れるようになってるんです。反省しています。映画『散歩する侵略者』本当に面白く観たんですよ。でも全く関係のない無味乾燥な文章を書いてしまいました。落ち込みますね。



明日締め切りの東浩紀さん、次回の大澤真幸さん、通常回最後の國分功一郎さん、この3つの課題はパスして、最終課題に集中しようと思います。東さんの「批評を定義せよ」もなんとか突破口を探そうと、映画観たりライブに行ったりしてたんですけど。どうにも中途半端な物しか書けない(空間現代のライブは素晴らしかったです)。大澤真幸さんの課題も、渡邉大輔さんの授業で言われてハイデガーにも挑戦してたんですけど、全く入れないまんまです。


◉「言葉は存在の家である Die Sprache ist das Haus des Seins」 ハイデガーのこの命題を(批判的に)解釈しつつ、言語と思想の関係について論じなさい。講師:大澤真幸
http://school.genron.co.jp/works/critics/2017/subjects/16/


最終課題は「大塚英志論」で行きます。私に可能なんだろうか? でも行くしかない。そういえば、風邪で寝てるとき再生塾・横山 AT が書いた少年ジャンプの文章のことを思い出しました。『批評誌エクリヲ vol.7』に掲載されている文章です。飲み会でその話を聞いてホホホ座で買ってたんですけど、巻頭の佐々木敦インタビューを読んだあと他の文章を読んでませんでした。読んでおくべきだった。横山宏介『僕はただの少年「ヒーロー」なき時代のヒーロー漫画』です。


マンガ『僕のヒーローアカデミア』を題材に近代と成長物語について書かれた文章なんですけど、引用されてるのが江藤淳『成熟と喪失』、加藤典洋アメリカの影』、大澤真幸『不可能生の時代』、大塚英志アトムの命題』などでした。私もこれらの本は既に読んでます。でも横山さんが引用されてる箇所を読んで驚きました。スポットの当て方が的確だし、その要約に関してもすごくわかりやすい。お手本として最適のものでした。と言う訳で、そんな文章を書けるように大塚英志さんの著書を読み込もうと思います。



坂元裕二脚本のドラマ『anone』始まりましたね。私も1話は TVer で観ました。ニセ札かー。いろいろ想像が広がるワードですね。阿部サダヲが余命半年を宣告されて、小林聡美に向かって言う「努力は裏切りますけど、諦めは裏切りませんからね」というセリフがありました。まあ半年だと努力と言ってもね。どうなるのかこの先も楽しみです。



エビ中のこの曲を使ってるのは、これが SMAPと関係してるからでもあるんです。SMAP『がんばりましょう』に登場する役に立たない言葉「努力と根性」へのアンサーになってるんです。アイドルと少年ジャンプはまだその言葉が生きてるジャンルですもんね? 前山田健一さんはジャニーズの歌詞を意識して書かれてた時期があったんです。