木村拓哉主演ドラマ『BG〜身辺警護人〜』観ました。これは最後まで観てしまいそうです。えっ不評? ああサイゾーの記事ね。これは酷いな。まったくドラマを読み取れなかったんでしょうね。
◉木村拓哉、強い! 15.1%好調キープの『BG』キムタクファン以外を完全に切り捨てた作劇に見どころはあるのか(どらまっ子AKIちゃん)
http://www.cyzo.com/2018/01/post_149082_entry.html
◉木村拓哉主演『BG〜身辺警護人〜』はビミョーなスタート……ネット上ではキムタクの“老化現象”に失笑の声が多々!(田中七男)
http://www.cyzo.com/2018/01/post_148896_entry.html
木村拓哉は何をやってもキムタクと言われ続けてきたわけです。スターがスターの役割を果たして何が悪いのかと私は思いますが、まあファン以外がそのように言うのもわからなくはありません。しかし、今回のドラマは違います。まず冒頭からダメなおっさん全開です。息子からは完全にバカにされています。職場でも年寄り扱いです。イラッとさせる発言ばかりします。そして、一番大事なことは彼が既に取り返しのつかない過ちを犯した人物であるということです。
まだその過ちの実態はあかされていないのですが、恐らく警護に当たっていた人気サッカー選手を守れなかったのでしょう。彼の息子もサッカー好きで、それ故に父への信頼を失っているようです。ですから、取り返しのつかない過ちを犯した後で、それでもその仕事を続けなくてはならないというドラマなんです。わかりますか?
で「取り返しのつかない過ち」と言った時に、視聴者はそれぞれに思い浮かべることがある訳です。例えば、原発事故です。本当に取り返しのつかない事故ですよね。未だに事故が収束していないんですから。まあ、ここまで大きくなくても私たちそれぞれに自分の人生において過ちを犯した経験があるかもしれません。年齢を重ねれば重ねるほどに。そして、もちろん木村拓哉が演じてるんですから、当然「取り返しのつかない過ち」とは SMAP解散のことだと思い浮かべる人たちもいる訳です。興味深いドラマと言えませんか?