ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

東京女子流、ハロコン、USA 。

 

新年からこれ書くのか。素通りできなかった。一応、一晩寝て冷静になってから書いています。30日の東京女子流、31日のハロプロ、カウントダウンコンサート、その両方で DA PUMP『U.S.A.』のカヴァーを見せられたんです。この曲、政治とはまったく関係ないってことになっていますが、完全に政治的でしょうw 賛成、反対は別にして、まず気づかないと。日本人は12歳のまんまってことでしょう。

 

沖縄出身者によって結成されたDA PUMPが、沖縄米軍基地問題が激しく争われてる中で、4年ぶりのシングル『U.S.A.』を発売。しかも、沖縄知事選で基地移設反対派が大勝した次の月にリーダーがNHKニュースに出演して、基地との共存が正しいと言ってるわけです。清々しいまでに政治的。さらに、埋め立てが強行される中で私の大好きなアイドル・グループが楽しそうに『U.S.A.』ですよ。地獄だな。

 

 

2013年12月 仲井真弘多知事、辺野古に新建設される米軍基地のための埋め立て承認

2014年11月 沖縄県知事選挙で、米軍普天間基地閉鎖、県内移設断念などを掲げた

      翁長幸雄が知事に当選

2015年10月 翁長知事、辺野古基地建設での埋め立て承認を取り消し発表

2016年12月 SMAP解散

2017年5月 辺野古、護岸建設開始

2018年6月 6日、DA PUMP、4年ぶりのシングル『U.S.A.』を発売

      12日、沖縄防衛局、8月に埋め立て工事着手を県に通達

      18日、りゅうちぇる朝日新聞大阪版で沖縄米軍基地への思い告白

2018年8月 8日、翁長知事、死去

      23日、沖縄県辺野古埋め立て撤回を正式表明

2018年9月 沖縄県知事選、辺野古移設反対を掲げ、玉城デニー大差で当選

2018年10月 NHK『ニュースウオッチ9』にDA PUMP ISSA出演。「(基地と)共存

      して行くことが唯一、争いもなく街が栄えていく方法の一つではないか」

2018年12月 14日、辺野古埋め立て開始、土砂投入強行

      18日、ローラ、インスタグラムで辺野古埋め立て反対署名への呼びかけ

      31日、NHK紅白で『U.S.A.』

 

 

沖縄知事選で反対派が8万票差で圧勝したにも関わらず、辺野古埋め立てが強行された12月、日本の今年を代表する曲がDA PUMP『U.S.A.』だとメディアで大々的に報道されました。音楽評論誌でも評価されているようです。呆れますね。

 

ハロプロってSATOYAMA&SATOUMIプロジェクトってやってるんですよ。辺野古に関してはまったくスルーですけど。テレビに出るために歌わされてるのか。レコ大とか。ライブについてはまたあとで書きます。