高知駅から特急で２時間、さらにバスで１時間。土佐清水まで行ってきました。普通で行ったからもっと時間がかかりました。ゴスペラーズ『SING!!!!!』を聴いて以来、一度観たいと思ってたんです。かなりの珍道中。マジカル・ミステリーツアーだったよ。
バスで四万十川沿いを走るのもよかったですし、それを抜けてザッパーンと海が見えてくるのもよかった。でも日曜日は雨だったんです。私は雨は結構好きなんですけど、暴風雨で傘が飛びそうになる。小雨だからまだよかった。しかもね、土佐清水の飲食店はほとんど日曜日でお休み。歩き回ったが結局スーパーのいなり寿司を食べた。演歌でない紅白出場歌手が来るのに、店開けなくていいのか？ 清水サバ食べたかった。
日本でトップ３に入るくらい遠いライブ会場らしいです。大概は近くまで飛行機でいけますからね。でもその市民会館が満員でした。行ってよかった。ゴスペラーズは今年25周年だそうです。20年以上全国ツアーしてるグループですから、流石に芸達者ですよ。楽しいライブでした。最初の方、音わるかったけど、それくらい問題なかった
実は JR中村駅まで戻るバスが18:31最終でした。途中までいい感じで進んでたんです。メンバーもこの時間を意識して、ライブの開始時間（16:30）を決めたんだなと思いました。しかし、ゲストが登場するなど、どんどん時間が過ぎていきます。元ガスボーイズの DJバリケーンは最初から登場。そしてカヴァーコーナーで、なんと元マライア、と言うか、スピッツ、ユニコーンなどのプロデュースで知られる笹路正徳が登場。彼がつくったプリンセス・プリンセス『M』の印象的なイントロからいきなり会場の大合唱に突入。メインの客層が40代女性だったのでほっといたらフルコーラスいけそうだった。
最後には、実家が歩いて５分ほどのところにあると言う、さかいゆうがサプライズで登場。ゴスペラーズの人たちもそうだけど、R＆B好きは話すのが好きなんですよ。いくらでもトークが続く。でも素晴らしかったですよね。曲名は忘れたけど、さかいゆうを加えての歌唱は本当によかった。彼のソロもあり、それを観たところで時間切れw やっぱり最後まで観れなかった。そういう人がバス停にあと２人いましたよ。でもみんな満足してました。行ってよかった。めんどくさい場所でやるライブこそ行くべき。
そう言えば、私はゴスペラーズのライブ、初めてだったんですけど、一人だけ会ったことがあるんです。安岡さん。覚えてるかな？ 2004年にフランスのルマンに松井大輔を観に行ったら、安岡さんも来られてて、ゴスペラーズの人だってことはわかったんだけど、名前までわからなかったので声はかけませんでした。数人いた日本人が誰も気づいてくれないことに、ちょっと寂しそうだったw
