ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

5月7日になればどうなるの?

 

今日は昼間、外で過ごしました。部屋に居続けるのも精神上よくない。スタバに行ったら客席は使えないとのこと。「大変ですね」と言って、図書館の外にあるベンチでコーヒーを飲みました(図書館が開いてないのも痛い)。晴れていたからいいけど、雨降ったら営業的には終わりだよね。新型肺炎との戦いは勝てるものではなく、どうやって付き合って行くかって状況に移さないといけないはず。5月7日から普通の生活に戻れるなんて誰も思ってないでしょ? だらだら崩れて行くのではなく今年いっぱい自分が何をするのか考えた方がいいかもな。

 

モーニング娘。のライブ映像。これはすごい景色ですね。ロキノンとばかにしている人も見直すかもね。

 

BEYOOOOONDSの『びよんず学校』は毎日動画が更新されています。月曜日の空手、鉄道、火曜日のバレエと授業が進み、午後の岡村美波先生の授業で激震が走りました。みいみ先生の英語の発音が明らかに違う! 彼女は外国生まれなのだろうか? 大阪生まれ外国育ち? ラップも好きだって言ってるから雨ノ森川海版『FIVE RESPECT』を期待して待つ。

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ダースレイダー司会による『100分DE宮台』の第2回。面白いので動画で観た方がいいですが、最後のところを文字化しておきます。

 

宮台:最後に一言だけ言っていいですか?

ダース:はい。

宮台:いま、ダースさんのお子さんが言ったようにね、これからながーくコロナと共存していかなくてはならないわけですね。なので、ゼロリスク的 安全厨はありえません。ロックダウンもどのみち解除しなければ経済活動が成り立ちません。その意味で、ロックダウンというのはただの時間稼ぎなので・・・ ロックダウンが終わったら、さっき言ったように、境界線がないグローバル状態があるので、必ずまたぶり返しますね。

ダース:中国だって、いまロシアの方から来て、北から感染がまた増えちゃってると言いますね。

宮台:中国だけじゃなくドイツもこの1週間また増えたし、ずいぶん褒められているスウェーデンもこの1週間増えてきましたよね。ということで、実はどこがうまく行ってるかはわからない。1国だけうまく行くってことは、そもそも原理的にないんですね。

ダース:うん。

宮台:世界中でコロナが天然痘のように撲滅されることがない限り・・・ つまり、永久にない。それはないので、これから我々はずーっとコロナと共存します。そのときにはバランスが問題になります。世界中どこかでロックダウンしては徐々に解除の繰り返し。皆既日食のように、何年かに1度かは日本に巡ってくることがある。あるいは森林の開発や、温暖化で氷が溶けることによって(地下から)新しいウィルスがどんどん どんどん、物凄い勢いで出てきますよね。

ダース:だって、いまこのコロナウィルスが前頭級で、今後、横綱級のヤツが来るんじゃないかって話もありますからね。

宮台:その通り。なので、ゼロリスク安心厨みたいなのを如何に排除して、いろんなことを考えながら、自分たちにとっての、限定された不完全情報下での、とりあえずのベストはここなんじゃないかっていう、知的ないとなみがどうしても必要なんですよ。

ダース:うん。

宮台:「だったら感染者が自分の近くに来ちゃうじゃないか!」とか「感染のリスクがゼロにならないじゃないか!」って言うクズ!死ね!こら!!

ダース:だ!w ゼロになるという、ある種の潔癖主義的な態度で、100ゼロで考えている人はどっちにしろ、その状態が延々続いちゃいますよってことを覚悟しないといけないし。

宮台:その通りだね。

ダース:まあ、どうなるかわからないときにどうするか? そこに人間の本性が出てくると思うので、僕は例えば好きなアーチストだったり、フォローしている哲学者だったり、政治家だったり、世界中にいろんなキャラクターがいると思うんですけど、彼らの行動や発言がいまほど、観るに値する時期はないと思っていて。

宮台:そうだね。

ダース:そういう意味でのエンターテイメント性というと語弊がありますが、でも生きて行くというのはそういうことなんで。いまをそういう目で観て、誰が何をしていて、そして、自分は何を考えているのか、ということをモニタリングすると、すごく刺激的だし、ある種自分が成長するんじゃないかと僕は思っているので。

宮台:そうね。ダースさんはいま、表現者、ミュージシャンでいらっしゃるけどね、ミュージシャンが本物かどうかも非常時に試されるんだよね。僕は音楽史を大学で講義しているし、こないだもアングラ論をダーウィンルームってところでやったとこだけど、非常時に、あるいは社会が激しく変動してるときに、価値のある表現者が出てくるんだよね。それはアングラって呼ばれることが多いんだけど。しかし、平時になると、人々の悲劇の共有に基づく共通感覚がなくなって行くので、結局、ジャンル化して行って、「自分の好みはこれだよね」っていうタイプの音楽の聴取。あるいはそういうキャッチャーミットに球を投げるためのインチキ音楽表現というのが一般になって行く。(さらに続く。続きは動画でどうぞ)。