ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

フィロソフィーのダンス『ドント・ストップ・ザ・ダンス』を聴いた。

フィロソフィーのダンスのメジャデビュー・シングルが公開されました。このグループは私も昨年のベストソングに5位で選んでます。ライブでのサウンドが素晴らしかったというのが理由になっていますが、もちろん楽曲も素晴らしい・・・ その楽曲制作の中心人物2人、作詞のヤマモトショウ、人気曲の作曲&すべての編曲を手がけていた宮野弦士が、SONY からのメジャーデビュー発表と同時に、楽曲制作から離れるというショッキングなニュースがあったのです。正直に言うと「SONY、ユニバーサル、エイベックスからメジャーデビュー!」はファンにとって喜ぶべきニュースとは限らない。SONYは数字作るのは凄いので、失敗するとも限らないんですけど。フィロソフィーのダンスにとっては、大きな傷をつくることになりました。

 

なので、楽曲派アイドルファンの間では、フィロソフィーのダンスの新曲が注目を持って待たれていたのです。次に楽曲をつくるミュージシャンも嫌ですよね。専属とも言うべき人たちが降りたあとで参加する。MV にクレジットがないのですが、メディアの記事ではヒャダインさんの名前が上がっています。作詞・作曲は前山田健一ヒャダイン)さんなのでしょう。この件の矢面に立つわけです。Spotifyでは前山田健一、mrmr となっています。クレジットがない時点で「けっ!」って感じはあるんですけどね。

 

聴いた感想。正直、これを聴く分にはヤマモトさん、宮野さんが降りた理由が見えません。トラブルを隠すために昨年までと同じ路線で楽曲をつくった感じでしょうか? 悪くなかったです。ボーカルもしっかり聴こえている。立体的に聴こえるように試行錯誤の跡も見える。でも音像的には狭いとこに音が集まってて美しくはない。私としては気持ちよくない。ただ、その分、その濁りがエネルギーとして聴こえる感じはある。たぶん、フィロソフィーのダンスのファンには好評な気がします。