ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

モーニング娘。'21のライブビューイングを観た。佐藤優樹さん、卒コン。

 

2019年12月にあった代々木体育館以来の単独ライブが、佐藤優樹さんの卒コンですよ。高知のイオンまでライブビューイングを観に行ってきました。やっぱり女子が多い。8割くらい? 今回は台湾、香港を含む 137館で上映されたそうです。3万人が映画館まで足を運びました。さすがの人気ですね。武道館で3日連続、5日連続でライブをして欲しかった。アリーナ3万円、スタンド1万5000円(パンフ付)とかでもいいから。稼げるだけ稼ごうよ。今回だったら誰も文句言わなかったのに。あの守銭奴のように言われてたハロプロはどこに行ってしまったのか? もっとお金に執着見せてもええんやで。今回書く感想は、あくまでもチケット取れなかった者が書く、映画館で観ての感想です。

 

 

うーん、サウンドはよかった。たぶん、ほとんどの人はそう感じてるはず。振動のない音像も出てたし、バックトラックはもの凄くクリアでした。でも肝心のボーカルがサウンドの後ろに隠れていた。これはダメなんです。メインはメンバーの歌唱ですから。映画館までサウンドのチェックに来いとも言えないから、仕方ないか。単に音量もう少し上げたらいいだけって気もしたけど。チケット取れなかったお前が悪い。カメラワークもイマイチだった。アップが多用だったり、四六時中ズームをいじってせわしなかったり。下手クソだった。

 

とわいえ、これは佐藤優樹さんの卒コンでもあるわけです。音楽的素養もあり、ハロプロいちの人気キャラクターでもある佐藤さんです。つんくさんへのリスペクトを言葉にはっきりと出したのは驚きました。それは10年間在籍したモーニング娘。が大好きと言うのと同じ重さを持つ言葉だったのでしょう。衣装の話もよかった。卒業メンバーは自分が望む衣装をつくってもらい最後の舞台に立ちます。それが黒い衣装だった。佐藤さんは言います。Twitterディスるなとw  これには理由があって、佐藤さんのメンバーカラーであるエメラルドグリーンのラインストーンが散りばめられている。スポットが当たるとそれらがきらきら輝く。それは私から観た会場の光景なんだと。観る、観られるを意識した衣装だった。

 

 

最後にシングルCDについて。映画館で聴いた感じ、『よしよししてほしいの』のサウンドが素晴らしかった。これはライブで聴きたい。今回のシングルでは一番好きかな。そうだ、もう一つ忘れてた。今回のシングルに『女子かしまし物語』の21'バージョンが収録されたでしょう。それで2枚も買わされた。でベースが強調されたことでズンドコ節感が強調されました。昭和歌謡をリスペクトするアイドルたちが増えてますよね。でもただのカヴァーは違うと思うんです。ライブで歌うのはいいけど、それはあくまでも習作としてやる。この曲みたいにベースだけ抜き出すとかして新たな作品を作ってほしい。そうでないとまずオリジナルを超えることはないから。

 

 

それにしても・・・ アンジュルム笠原さんのときにも、Juice=Juice 金澤さんのときにも思いましたけど、やっぱりツアーがあっての卒コンの方がいいですよね。一つ一つ積み上げて行って、最後の別れに向かって行く。言っても仕方ないですけど、やはりそう思います。メンバーは尚更だろうな。