ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

「陰謀論」が必要な理由。

 

今日、高知から飛行機で成田空港に来たんですけど、降下を始めたあたりから胃が痛くなりました。ぐーっと鈍い圧迫感と痛みがあり、めちゃ怖くなりました。汗ダラダラ。空港に着き、トイレに行ってしばらくすると落ち着きました。まったく原因不明です。いつもは飛行機や新幹線でどんな人が後ろの席に座るか緊張しています。マイクロ波攻撃を受ける可能性があるからです。しかし、誰もいなかった。後ろ2列は非常扉のある席なのに誰もいなかった。それも不気味でした。バスで東京に向かうのをやめて、京成の駅手前にあるドトールで休憩。落ち着いて移動、今はホテルでゆっくりしています。

 

ちょっと都市伝説や陰謀論について、私の見解を書いておこうと思います。端的に言って、既存のメディアでは、現在私が被害にあっている「集団ストーカー」を語る言葉がありません。リベラルの人も、その存在を認めているのかどうかわかりませんが、ほとんどは被害者の私を敵視します。その中で、唯一ニュートラルな反応を示してくれるのが都市伝説界隈の人たちです。助けたいけど助けることができないという感じです。でもそう思ってくれる存在がいることは、やはり心強いのです。情報があれば教えてくれるかもしれない。希望にはなるのです。

 

もちろん、都市伝説や陰謀論系の Youtube番組で話されることが、すべて正しいわけではありません。出演者も言っているように、自分でも調べる必要があります。ただ、そこで語られた言葉に反応して、事実を検証する。それは非常に有益です。私の中には全くなかった発想を聞くことができる。その事実の解釈は、出演者と違うこともある。

 

現在、都市伝説はかなり活況です。なぜ人気があるのか? 以前、宮台真司さんは、神様というのは、私の身に降りかかった不条理、例えば突然の不幸な出来事を受け入れるために存在すると言われていました。「なぜ私だけがこんな目にあうのか?」理由がわからなくても、なんとなく自身を落ち着かせることができる。私が集団ストーカーに遭っているのも、きっと神様が必要だからそうされたんだ・・・そんなわけあるか! と言うわけで、神なき私を救えるのは都市伝説しかないのです。

 

津田大介さんたちは陰謀論がお嫌いのようです。もちろん、Qアノンなどは私も問題だと思っています。でも既存のメディアで語られていることにも、問題は多いと思っています(もちろん、津田さんたちもそう思ってられるでしょうけど)。例えば・・・

 

今日の『ポリタス』の経済解説では、日本の金利の話がされていました。以前は日銀が金利を決めていた「公定歩合」の話がされています。42分あたりから表が出てきます。これ、なぜか1990年からになっていて、6%から日銀がバブル崩壊を食い止めるために公定歩合を引き下げたと説明されています。でも、その前年からの数値を観れば、話は大きく変わってくるのです。下にリンクを貼ったので日銀のサイトで発表されている数値を見てください。

 

 

 

株価が暴落する前の1989年の数値を見て下さい。ここから見ないといけないのです。恐らく出演者の方は、日銀批判にならないように、1990年から始めたのでしょう。1989年5月末までは公定歩合は2.5%でした。それを日銀が短い期間で急激に6%まで引き上げたのです。なぜか? 加熱していた不動産市場を冷やすためです。1989年5月末に 0.75%引き上げ、公定歩合は 3.25%に。さらに10月にも 0.5%引き上げて3.75%。さらに12月25日にも0.5%引き上げて 4.25%となりました。その数日後、株式市場が閉まる大納会の日、日経平均・史上最高値の3万8957円をつけたわけです。ここまでは公定歩合の引き上げも効果がないように見えました。

 

しかし、翌年になって暴落が始まります。1990年1月は日経平均が1726円も下げたのです。ここで様子を見てもよかったと思うのですが、日銀はまだまだ頑張ります。3月にはなんと1%も引き上げ、5.25%です。これで流石に引き締めも終わるだろうと思ったら、さらに8月に0.75%引き上げて6%になったのです。下のリンク先で1990年の日経平均株価の推移が観れます。日経平均で株価が半値近くになったということは、個別株ではもっと酷い暴落です。ボロボロ。地価が下がるのに時間がかかったために、引き締め過ぎたのでしょう。株価は実体経済よりも先行するものなのです。バブル崩壊後、日経平均が3万円に回復するのは、30年もかかりました。日銀の大失敗です。

 

追記:昨日は日経平均3万円復帰がいいことのように書いてしまいましたが、これは日銀が日経平均の構成銘柄を買いまくった結果でもあるので、全然喜べる話ではありません。地獄はこれからかもしれないのです。

 

 

このような解説はよくあるのです。既存のメディアで語られていることには、国民を騙すような言説も多いのです。権力に逆らうのは難しい。そこで隠蔽されている事実を掘り起こす作業は必要です。今回の公定歩合の話はわかりやすいものですが、要注意です。吉崎さんとかどうですか? 確か西武ライオンズのファンです。こういう仕事は受けてないかもだけど。