８月10日付 CD シングルBEST ５。

本日は映画『ONE PIECE FILM RED』に行って参りました。最近、歌で世界を救うみたいな映画多いじゃないですか。みんな戦争の臭いを嗅ぎつけてるのかもしれないけど。一応、NETFLIX の『バブル』も観たんですよ。両方とも歌い手の名前がウタなんです。でもストーリーのことは話しませんよ。歌がメインの映画でサウンドがどうなってるか気になっただけだから。

ワンピースなんてかなり熱いファンがついてる作品ですから。映画館で近くにいた高校生くらいの男子は、最後の方は前のめりになって観てました。そいつ、終わったら会場見回してみんなが泣いてるかチェックしてるんですよ。しらんから。みんなが泣きに来てるわけじゃない。やたら圧のある音楽で泣かせにくる映画も好きじゃない。音楽って好みが分かれるもんですから。

いや、サウンド自体は悪くないです。私も中田ヤスタカさんがやってると知り、観ておく必要があると思って行ったので。でも成功してるとも言い難い。映画の音響はまた違うんでしょう。すごく工夫されてることはわかりました。場面によってかなりサウンドの質感は違いましたし、スピーカーの使い方も様々だった。後に行くほど良くなる感じもあった。そういう面では面白さもありました。

Adoさんの歌も、初めてくらいちゃんと聴きました。いい声ですよね。彼女にいろんなミュージシャンの作品をぶつけるのは、いいアイデアだと思います。面白かった。総合プロデューサーの尾田栄一郎さんのアイデアなのかな？　でも日本人が思ってるほど、日本の音楽って世界で評価されてないですからね。海外でも上映されるんでしょ？　中田さんにしたって、きゃりーさんの『ファッションモンスター』的なロック調の曲ですよね。とにかくサウンドデザイン的に面白くない曲もある中で、それを大音量で聴かされるのは辛いです。大きな声で誰かを説得してるみたい。それは嫌だよね？　