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京都サンガ、首位マリノスに敗戦も、チームは上向き。

 

 

 

素晴らしい試合でした。首位マリノスに負けましたが、たくさん収穫もあったゲームです。最後まで本当に面白かった。ボール支配率もほぼ互角。枠内シュート数でも上回りました。マリノス相手でも、落ち着いたパス回しで、ボールを前に運べていたのです。

 

そして、怪我で離脱していた荻原選手が戻ってきました。右は相変わらず白井選手がガンガン上がっています。今日も凄かった。でも左からも行って欲しいじゃないですか。荻原選手の魂のこもった上がりが観れて嬉しかったです。そして、金子選手の初ゴール。毎試合、初ゴールが生まれて、サンガは上り調子です。

 

 

 

試合を振り返ります。鹿島戦から中3日、今季一番強いと言われるチーム、横浜マリノスとの対戦です。アウェイでは0-2での敗戦でしたが、実際にはもっと大差でもおかしくなかった。枠内シュート数で1-13という恐ろしい試合だったのです。かなりのやられようでした。ちなみにその試合のGKは若原選手。頑張った。

 

 

今日の注目はスタメンでした。武田選手が出場停止ですが、それ以外は鹿島戦と同じ。武田選手に代って福岡選手が出場しています。私としては、左サイドバックに入った佐藤響選手の代わりに本多選手が先発すると思っていました。鹿島戦では攻守の切り替えが、まだサンガのレベルではなかったので。でも今日はそこそこやれていました。ボール奪取してから攻撃に移るときにもう少し落ち着きが欲しいかな。

 

前半25分の失点シーン。FKからエドワルド選手が直接ヘッドでゴール。解説の橋本英郎さんによると、エドワルド選手のマークの外した方が上手かったとのこと。マークしたのは井上選手でした。問題なのは、このFK自体、佐藤選手のミスから奪われたものでした。なぜかなんでもないパスを受け損なった。そのボールが相手に渡り、慌てて取り返しに行ってファール。サンガが押してる時間だっただけに、この失点は痛かった。

 

 

川﨑選手は今日も好調で、相手ボールを何度も奪取していました。少し気になるのは、GK上福元選手からのビルドアップ時。上福元選手はいつも川﨑選手がフリーのときにパスを入れるのですが、彼はあっさり戻してしまうのです。これはボールの受け方が問題なのか? それとも中央からビルドアップするのをリスキーと判断しているのか。

 

 

後半、最初の10分を耐えて欲しいと思っていました。マリノスが気合を入れて攻めてくるので。しかし後半6分。相手FWエウベル選手の技ありループで0-2なります。疲れが出たんですかね。前半のような勢いをサンガの選手に感じれませんでした。2点ともセットプレイがらみの失点です。

 

 

15分過ぎたあたりで曹貴裁監督が動きます。疲労の濃いFW山崎選手、FW豊川選手、MF武富選手に代って、FWウタカ選手、FWパウリーニョ選手、FW木村選手です。この交代でサンガは息を吹き返します。波状攻撃で相手を完全に押し込みました。さらに5分後、荻原選手投入。場内が湧きました。これはもしかすると!

 

惜しかった! 福岡選手がゴール前に上げたクロスをパウリーニョ選手がヘッドでゴール右隅にシュート。しかしそのボールはバー直撃。そして、サンガは最後の交代選手、松田選手に代って金子選手を投入。サンガの攻撃が続きます。

 

何度か惜しいシーンがありました。荻原選手がゴール前に上げたボール、ファーに飛び込んだ福岡選手がヘッドでシュート。これがギリギリ枠の外に外れます。さすがマリノス。最後のところはなかなかやらせてくれません。

 

 

時間がどんどん過ぎて行きます。しかし、またしても荻原選手が輝きを見せます。右サイドで選手数人がビルドアップ、木村選手がペナルティエリアに持ち込もうとするがマリノスの選手がスペースを消しています。一旦金子選手に戻します。金子選手は素早く左にあるスペースにいたパウリーニョ選手に出します。そこに内側を通って猛然と上がってきた荻原選手にパス。深いところからゴール前に低い弾道のボールを打ち込みます。これは大チャンスと思ったのですが、畠中選手にブロックされました。さすが。

 

でもこの攻撃が実を結びます。サンガのコーナーキックパウリーニョ選手が蹴ります。いいボールだった。これを相手と競り合った井上選手がヘッドで合わせます。素晴らしいシュートだった。しかし、GK高丘選手がなんとか弾いて見せます。そのこぼれ球にいち早く反応したのが金子選手でした。強烈なシュートを天井に突き刺します。1-2だ! もしかすると!

 

 

しかし、マリノスはうまく時間を使います。2−0危険なんてないのです。そのまま終了。悔しくもありますが、京都サンガが順調に成長を見せていることを示した試合でもありました。上を向いて行きましょう。次は新国立での FC東京戦です。今度こそ勝ちましょう!

 

 

 

 

マリノスいいチームでした。マリノスと言えば、この動画は観ましたか? 那須大亮さんが選手時代に仲介を依頼していたマネージメント会社、スポーツコンサルティングジャパンで、元日本代表FW 坂田大輔さんが社員として働かれているそうです。アンダー代表を追っている人には「サンキュー坂田!」でお馴染みですね。大熊監督の声が今も頭の中で再生されます。動画ではこの会社が立ち上がったときのことも話されました。

 

ちょうど、中村俊輔選手が海外に渡るときにサポートするために起業。中村選手のレッジーナでの活躍次第で、この会社の将来も大きく影響する状況でした。もちろん中村選手は成功し、会社も軌道に乗ります。そして、中村選手のように海外に出たいという選手が続きます。長谷部選手、長友選手、岡崎選手と次々に選手と契約。日本サッカーの発展に貢献したのです。面白い動画でした。

 

 

 

 

中村選手と言えば、遠藤航選手の動画にも登場しています。2人の対談、面白かったです。将来、監督になることも視野に入れ、戦術的なサッカーの勉強もしつつ、やっぱり選手同士のコンビネーションも両立させたいという葛藤を語られていました。中村選手と言えば、練習の鬼というイメージがあります。ブチ切れないで選手指導できるのか心配な面もありますよね。まだ先の話ではありますが、どんな監督になられるのか楽しみに待ちたいです。

 

 

 

 

サンガサポにも注目されている Leo the footballの動画です。今回はLeoさん率いるリベンジャーズのライバルチーム、ウィナーズの主力選手、歩夢選手の分析動画がとても面白かったので紹介します。ウィナーズは那須さんが率いるチームですね。とにかく観てください。実際の動画を使った分析は格段にわかりやすい。Leoさんの能力の高さが一目でわかる動画です。この人にプロチームの監督の道が開かれていない状況は明らかに問題ですね。