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京都サンガ、天皇杯・準決勝で敗れる。

 

動画

 

本日は京都サンガ VS サンフレッチェ広島天皇杯・準決勝が行われました。普段であれば、年末に行われている試合です。しかし、今季はワールドカップがあるため、日程が前倒しになっています。決勝は10日後にあるんです。早いでしょ?

 

この試合の注目は、なんと言ってもスタメンですね。土曜日に鳥栖との熱戦がありましたから、その試合でフル出場した選手は外れるはず。しかし勝ちたい。先に行われた試合で、J2 甲府が鹿島に勝ちました。天皇杯・決勝の相手は甲府になったんです。タイトルの可能性が!

 

広島は現在リーグ3位、優勝は少し厳しい状況。ですが、ルヴァンカップでも決勝進出を果たしている強豪チームで、2冠を狙っているはず。スタメンは4−1で勝った浦和戦とほぼいじらず。

 

 

一方、京都のスタメンは全て違う選手でした。曹貴裁監督は、カップ戦のメンバーに控え選手を起用することでチャンスを与えてきました。まあ、予想通りです。嬉しいこともありました。1月にアキレス腱断裂でずっと休んでいた三沢選手がスタメンで起用されました。そして、荒木選手も久しぶり。しかも! 3バックの右にいましたよね?

 

京都は最初から3−4−3で来たんです。4バックからスタートして、勝っているときに後半から3バックにするのは、よくやっています。でも3バックにすると守備時に5バックになり後ろに重たくなるので、最初からやるのは少ないのです。そこで3バックの右に、ドリブルが得意な荒木選手を起用しました。右ウイングバックには、FW起用されることもある山田楓喜選手。右から狙う意図が見えましたね。

 

正直、最近は FW山﨑選手、豊川選手、松田選手の活躍が目立つでしょ? だから今日のウタカ選手、パウリーニョ選手、宮吉選手の3人は、見劣りしました。特にウタカ選手にボールがなかなか収まらない。収まっても正確なパスを繋げない。厳しかったです。前半はなんとか0−0で凌いで欲しい。そう思っていました。相手は後半になれば疲れてくるはず。しかし、40分にPKを与え失点してしまいます。

 

後半開始。先に動いたのは広島でした。13分にベン・カリファ選手が出てきました。嫌なんですよ。この選手にアウェイ戦でチンチンにやられた記憶があります。一方、京都も次々に交代選手を入れて行きます。この日の控え選手で注目したのは、FW にイスマイラ選手しか入っていなかったことです。正直、得点の匂いがしない。

 

しかし、イスマイラ選手が入って、ゲームの流れが変わりました。広島の選手は競り合いが上手いんです。京都は相手の勢いを止めるのにファウルが増えていました。でもイスマイラ選手は負けません。相手と競りながらボールを収めてくれるので、前への推進力が一気に上がりました。荒木選手、交代で入った川﨑選手や中野桂太選手が躍動します。これは行けるかも。

 

後半34分、驚きました。イスマイラ選手の強烈なシュートがゴール天井に決まったのです。大騒ぎでした。最高でしたね。この勢いでもう1点欲しい。広島は明らかに疲れてきてる。しかし、そのまま終了。延長突入です。でも京都の勢いが上だし、30分で片付けられると思っていました。

 

 

甘くないです。延長に入り、また広島は息を吹き返してきたのです。京都が押し込まれました。なぜでしょう? その辺りはスカパーの録画中継を待ちたい。課金を済ませて深夜にやると待っていたら翌日だった。なにそれ?

(つづく)