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京都サンガ、劇的なゴールで初の連勝。

 

 

 

 

シビれる試合でした。今季はなぜか3バックにすると失点する。後半は完全に京都のゲームだった。時間の使い方も上手くやれていた。なのに長い追加時間、福岡のパワープレイであっさり同点に追いつかれる。でもそこで、これでよしとしなかった。振り返ります。

 

スタメンは、前節 左 IH に入ってた松田選手に代わって、平戸選手が入っています。あとは変わらず。今日も暑い1日だったので、そのたりのゲームメイクは注目されるところでした。

 

前半は、結果から言うとシュート数、ともに6ずつで、枠内が京都3、福岡2でした。でも攻撃の型をしっかり持つ福岡のゲームに見えた。左サイドから右サイドに持って行き、そこで手薄になる京都に対して、優位に立ちゴール前にボールを入れる。

 

ただ、福岡は前半勝負で考えていたのではないか? ここを無失点で耐えることができたのが、まずは勝因としてあげれる。あとマルコトゥーリオ選手がやっとフィットしてきた。右サイドで、福田選手、川﨑選手との連携でチャンスを作っていました。シュートもいくつかありましたね。

 

前半は0−0です。福岡戦は、いつも激しくなります。スコアレスと言っても、スリリングな瞬間がいくつもありました。それと怪我ですね。福岡のウェリントン選手が前半27分、京都の福田選手が35分に交代しています。同ポジションには佐藤選手が入る。

 

 

 

後半早々きましたね。47分、原選手ゴール。相手GK のクリアボールが京都最終ライン、鈴木義選手のことろに飛び、それをヘッドで跳ね返す。中盤の平戸選手がボールを収め、右サイドに張っていたマルコ選手にパス。

 

フリーで受けたマルコ選手は、ペナルティエリアのスペースにグラウンダーのボールを出す。原選手がニアでボールを受け、相手CB をかわし角度のないところからシュート。うまい。サイドネットに突き刺さるゴール!! 

 

今季の京都の低迷は、大きな要因として原選手のコンディションがあったと思います。でも安心ですね。2試合連続のゴール。この調子でゴールを積み上げてほしい。京都先制、1−0です。

 

そして52分、これも印象的なシーン。好調川﨑選手のパスカットから、ドリブルでの持ち上がり。相手をうまく剥がし、右サイドで張っている原選手にパス。原選手が縦に持ち出し、深いところからゴール前にクロスを上げる。

 

一美選手がヘッドでシュート。しかし直前でドウグラス選手に身体を入れられ、強く当てれず、枠も外れる。ゴール前に入るのが早すぎたか。でもいい攻撃でした。

 

 

57分、京都の攻撃は止まりません。GK クソンユンが蹴ったロングボールを相手がクリア。それを受けた鈴木義選手が左サイドバックの三竿選手にパス。三竿選手がドリブルで持ち運び、前線の一美選手にパス。

 

一美選手はドウグラス選手と競りながら、うまくかわしてゴール前にクロス。マルコ選手が走り込みヘッドで押し込む。しかしGK 村上が右手でなんとかブロック。こぼれ球に平戸選手が飛び込む。しかしGK キャッチ。これは惜しい。マルコ選手悔しそう。

 

 

65分、足が攣ったマルコ選手に代わって、平賀選手投入。両チーム、チャンスを作りながら時間が進みます。80分、福岡スローインからファーにボールが送られる。小田選手がヘッドで折り返し、ゴール前の FW ザヘディへ。

 

ゴールエリアでの混戦の中、鈴木義選手が身体を入れて、ザヘディのシュートを打たせず。GK クソンユン、キャッチ。これは大ピンチでした。1−0のまま終盤へ。

 

86分、京都は3人交代。松田佳、鈴木冬、宮吉の3選手が入ります。そして3バックに。 京都は時間を使いながら終了の笛を待ちます。松田選手のクリアが少し気になる。味方がおらずクリアする場面でも、サイドに出してほしい。

 

93分、相手最終ラインから京都ゴール前まで運ばれる。ザヘディがボールキープして、サイドに流れる。そして一旦ボールを戻して小田選手にパス。小田選手はダイレクトでゴール前に上げる。パワープレイで上がってきた相手CB の田代選手が宮本選手の頭を超えてヘッドでシュート。

 

ゴール。1−1同点。しかし追加時間は8分、しかもゴールにより VAR が入った。まだまだ時間はある。盛り上がる福岡サポ。

 

 

99分、逆襲したのは京都でした。相手最終ラインからロングボール。それを京都の最終ライン、宮本選手が受けてドリブルで持ち上がり川﨑選手に縦パス。川﨑選手は素早く前線の原選手に縦パス。

 

原選手はボールをキープして、後ろからの上がりを待つ。そして鈴木義選手にパス。さらに川﨑選手にパス。川﨑選手はペナルティエリア手前からゴール前の平賀選手にパス。前がかっていた相手に対して、落ち着いた京都のパス回し。

 

DF2人が平賀選手につられたところで、彼はもう一人走り込んだ宮本選手にラストパス。宮本選手のシュートがゴールに突き刺さる。素晴らしいゴールでした。最高!! そしてまもなく終了の笛。

 

2−1で京都が勝利。チームのいい雰囲気が伝わる勝利でした。宮本選手、負けず嫌いですね。やられた分、自分でやり返す。プロ初ゴール。他でもスピードを活かし、相手チャンスを潰していました。大活躍。

 

京都サンガ、まだ降格圏ですが登り調子です。これからですね。次節は水曜日に天皇杯・清水戦で、日曜日がホーム・浦和戦です。