ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

パリ最終日、カルティエ財団現代美術館。

 

 

 

昨日はホテルから歩ける範囲で、モンパルナス周辺の美術館に行きました。ホテルの周辺地図をアプリで観ると、徒歩圏内にカルティエ財団・現代美術館があった。そこを目標に歩きました。

 

 

暑かったです。でも木陰はたくさんあるので問題なし。地図で大きな公園があると思ったのですが、墓地でした。ニュージーランドでも貨幣博物館に行くはずが、夏休み閉館で、その近所にあった墓地に行きました。面白いと言ったら変ですけど。

 

 

 

 

 

 

墓地を通り抜け目的地に向かう。でもそれらしき建物がない。もう一度墓地の方に戻る途中、それっぽい建物発見。ジャコメッティ美術館でした。せっかくだし入るか。でも彫刻はどう観ればいいのか、よくわからない。

 

 

 

 

ひと通り観て外に出ると、スタッフの人が休憩してたので、カルティエ財団の場所を教えてもらう。先程前を通った場所だった。

 

 

 

 

中に入るとアメリカン・フットボールの選手が室内で動く姿が、5台のモニターに映しだされている。そしてそれらは全て別の映像で、モニターの下にはそれぞれの映像の音声を出すスピーカーが据えられている。

 

要するに立体音響。サウンドは注意を引くような刺激的な音になっている。そんなインスタレーションだ。下の記事の解説は日本語変換がされている。

 

 

 

 

 

そのインスタレーションの解説には、アメフトの試合で起きた事故から喚起された表現だと書かれている。でも私がそれを読んだのは、この文章を書く直前だ。その前に考えた私の解釈は本当なのか? とにかく書いてみる。

 

 

 

 

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、現代アートへの接続があった。グッゲンハイム美術館が登場するのは、動画の8分あたり。

 

今回カルティエ財団で観たのは、その逆、現代アートから大ヒットアニメへの接続。私はこのインスタレーションを観て、すぐにあの映画を思い浮かべた。直感したのだ。

 

 

 

 

このマシュー・バーニーの作品は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の二次創作になっているのか? 作品のタイトルは、『Matthew Barney, SECONDARY』(2023年)。わざわざ「2次的な」という言葉まで使っている。

 

ただの偶然か? 床の色はスパイダーマンを思わせる。作家はこの映画での花道の怪我を観て、かつて観たスポーツ事故の記憶が蘇ったのだろうか? 

 

だがアメリカでこの映画が公開されたのは、2023年8月になる。作品が最初にニューヨークで発表されたのは、2023年の春だそうだ。

 

村上隆がそうしてきたように、現代アートがオタク表現を取り入れることは、現在では珍しくないだろう。しかし、本格的にそれが取り入れられるのは、これからなのかもしれない。オタク的感性に触発されて生まれる新たな表現が開花するのを期待している。

 

 

 

 

 

ホテルに戻る前に、コーヒーが飲みたくなった。いろんなお店が並ぶ小道に出くわした。この上の写真のお店、凄くないですか? お惣菜を売ってるのかと思ったら、サンドイッチ屋さんだった。挟む具材を好きに選べるんだね。

 

 

そしてついに発見。ジェラートのお店。グランドという少し大きいサイズを注文。4種類選ばせてもらった。1000円くらい。マンゴー、チョコ、ピスタチオ、ライムです。

 

 

 

 

他の人たちは、このポスターみたいに、花びらのような形にしてもらってました。真ん中にはトッピングでマカロンを乗せる。

 

食べてるとき美味しかった。でも後味が気になる。コーヒー飲んでも。たぶんトレハロースだと思うんだけど。頭が少し痛くなる。まあ仕方ない。

 

ニュージーランド以外はどこでもそう。だから気になる。ニュージーランドはどうして軽くて、それでいて味はしっかりしてる。はちみつで作ってる? それだと高くなるよね? ああもう1回食いに行きたい。

 

 

 

海外でこういう可愛い商品が売ってるお店によく入ります。なんか使えるグッズはないか? このお店はオランダのお店でした。中はファンシーグッズ屋さんみたいだった。サンリオ商品も置いてる。いい色のコーヒーカップがあったけど、重いからやめた。

 

ナントの駅には、MINISO という店があって、こちらもサンリオ商品がたくさん売ってた。ここはダイソー関連なのかと思ったら、メイソーという中国の企業だそうです。