近所のパン屋で７月の最初に値上げがあった。すべてのパンが1000ドンほど値上げしていた。それ以上にショックだったのが、毎日のように食べていたプリンの味が薄くなったことだ。原因は乳製品の値上げにあったようだ。
This Is ベトナム（明日の寿司より 今日のラーメン）
http://blogs.yahoo.co.jp/nhatanhj1/57357711.html
「7月上旬以来、粉ミルクの価格が一缶辺り平均30000ドン(US2.17$)も値上がりしている。値上がりの原因はベトナム通貨ドン安とインフレのふたつに因ると、某ホーチミン在乳業メーカーは訴える」。
（密輸についても言及されており、「確かに一般論からすれば、密輸は許されるものではない。ただ、今のベトナムにおいて密輸を排除したら、そもそもこの国の経済が成り立ってゆかない裏事情を知っておいても損はないかも？！」と書かれている。なるほど。）
乳製品の値上げが７月上旬に行われたということは、７月のCPI には反映されているはずだ。しかし、「ベトナム株情報」によると、「統計総局のデータから、ハノイ市とホーチミン市の7月CPI(消費者物価指数)は、それぞれ0.54％・1.56％上昇したことが明かされた」、とのことだ。政府の金融引締政策が効果をみせていることがわかる。案外、ガソリン価格の大幅値上げも、乗り越えられるのかも。
