NIKKEI NET に面白いニュースがいくつかでています。驚いたのは、中国人の個人に観光ビザをだしていなかったということ。中国人は日本観光するのに団体旅行でしか来れなかったということですね。ちょっと、信じられない感じもありますが、他にも解禁していない国がたくさんあるのかも知れません。
あと、３つ目のニュース。「人民元経済圏」という言葉は衝撃ですね。中国もベトナムも、いまは経済成長が最優先事項なのでしょう。両国は政府主導で次々に策を打ち出せますから、今後の発展に加速度がつく可能性もでてきました。今回の金融危機による欧米の衰退は、それらの国に資本主義の再考と修正を促しました（もちろん、あまり変化はなさそうですが…）。ですが、中国やベトナムのようなこれからの国にとっては、大チャンス到来という捉えの方が大きいようです。先進国の失敗を見ながら、それでもガンガン行きそうですね。
◉中国、消費者金融を解禁 国内消費を後押し
http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=AT2M2201J%2025062009
『中国政府は、国内外の金融機関に消費者金融会社の設立を解禁する。上海市、北京市、天津市、四川省成都市の４都市で消費者金融会社の設立を認可する方針で、７月にも上海で第１号の消費者金融会社が誕生する見通しだ。中国政府は経済をけん引するために内需テコ入れを進めており、消費者金融会社の解禁で国内の消費拡大を後押しする狙いとみられる』
◉中国人観光客にビザ効果？ 訪日の個人に７月解禁
http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=AT1C2400E%2024062009
『日本を訪れる中国人観光客へのビザ（査証）が、７月から個人にも解禁される。現在は団体客だけが対象だが、個人旅行にもビザを発行することで中国人の観光客を年15万人増やすのが目標だ』
◉中国・ベトナムに新経済圏構想 08年の貿易総額、８年で８倍に
http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=AS2M2002E%2024062009
『中国は２国間貿易の拡大をテコに東南アジア全体に商圏を拡大し、「人民元経済圏」の構築を狙う戦略とみられる』
