ハノイの日本人

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ウォーレン・バフェット。

米著名投資家ウォーレン・バフェット金融危機のさなかにどのような行動を取ったか、本人への取材と関係者の証言などから WSJ の記事はまとめられている。最悪期からまだ1年も経っていないのに、楽観的なムードに市場が支配されているのは驚きですらある。やはり緊張を解くべきではないな。


◉綱渡りの投資の年に、奈落の底をのぞいたバフェット氏
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Finance/node_12553
『2008年3月28日、バークシャー・ハザウェイ会長のバフェット氏は、リーマン・ブラザーズ・ホールディングズの当時の最高責任者リチャード・ファルド氏から電話を受けた。ファルド氏は、同社の損失に歯止めをかけるため約40億ドルを注入してもらえるかどうか、バフェット氏の意向を打診してきた。その夜、バフェット氏はネブラスカ州オマハのオフィスで、リーマンの年次財務報告書をつぶさに検討した。バフェット氏は、問題のある情報が見つかったページ番号を報告書の表紙に書き留めていった。終わってみると、表紙は番号だらけだった。バフェット氏はこの話には乗らないことにした。6カ月後、リーマンは破産保護申請を行った。「当時は誰もが資金を探していた」とバフェット氏は振り返る。氏は、全員にノーと言ったわけではない。ゴールドマン・サックス・グループには50億ドルを投資したし、ゼネラル・エレクトリック(GE)には30億ドルを投資した。だがバークシャーの株主にとって、それより重要な話は、氏が見送った取引のほうだろう。金融危機のさなか、バフェット氏が取引をいかに吟味したかにまつわる本記事は、同氏や、同氏にアプローチした複数の企業の代表へのインタビューをもとにまとめたものだ』