きょう親の付き添いで病院に行くため、阪急電車で六甲に向かっていました。十三で乗り換え、三宮行きの特急を待っていたとき、隣に並んでいた女子が携帯で話し始めました。かなり興奮してる感じ。大きな声で「お母さん、＊＊ゼミに寺内くんていたでしょ？」と話します。「ああ、同級生が死んだのか？ 春なのに、そういうこともあるよな・・・」って思たんですけど、彼女の話はそこから思わぬ方向へ。「いま、NHKのニュースを見たら、誘拐事件で逮捕されたんだよ。気持ち悪い人だと思ってたけど、まさかそんなことしてるなんて！ すごくショックで、お母さんに伝えないとと思って」。
ショックなことがあるとお母さんに伝えるのか・・・というのは置いておくとして、私もなぜか彼女のショックを受取ってしまいました。そのショックを誰かと共有したいと思っていたところ、斜め前にいる女子がちょうど振り向いたのです。「凄いこと話してるよな」ってアイコンタクトを送りました。でも、反応が弱い感じ。なんか騒がしいから振り向いただけのようでした。「なんで、こんなときにイヤホンで音楽聴いてるんだよ！」って、この子に怒っても仕方ないんですけど・・・
病院で待っている間、かつて大学の先生をしていた父にその話をしたところ、「100人に１人くらいはおかしなのがいる」と言いました。大人の余裕を示す発言だとは思いますけど「100人に１人？」それって少し多くない？ww でも、大学ではたしかに１年に１度くらいおかなしな事件が起こってたような気もする。今回の事件程ではないにしても。
