このところ、ドン安が心配されているらしいです。基準金利が下げられたことと関係しているのでしょうか？ もしそうであるなら、景気対策でさらなる金利引き下げをして行くのは難しいのかも知れません。ドン安により、輸入品の価格が上がり、物価が上昇するのか？ それとも、輸入自体が抑制されるのか？ 私にはよくわからないですが、注目して行きたいと思います。以下に、新興国通過と基準金利の関係について書かれています。
◉ハンガリーが通貨防衛の為、アグレッシブな利上げ（いちカイにヤリ 投資世代）
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550/2621026#2621026
『自国通貨が弱含むのを防ぐために利上げするというのは新興国の使う常套手段ですが、その反動で景気は普通、急速に悪化します。言わば癌患者がキモセラピーをやるのに似ているわけです』
しかし、ハンガリーもこの状況で大胆なことをしますね。一方で、海外投資家のベトナム株式の売り越しも続いています。ベトナムから資金が持ち出されている可能性は十分にあるでしょう。しかし、ベトナム側も海外からの資金の引き上げを行っているようです。安全な資産の逃避先なんて、いま世界中のどこかにあるのでしょうか？
◉越銀行 外国から次々に預金を換金（ベトナム投資ニュース）
http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/20081021-106.html
『換金された資金はVietcombankの外国の預金総額の40%を占める。換金の資金は現在国家銀行に預けているが、今後また預金する予定である』
『Vietcombankはベトナム銀行の中で外国機関との協力の先鋒である。我々は基準以下の貸出（アメリカ金融危機が起こる原因）に関する各種の証券をまだ購入しておらず、他行も同様である。外国銀行との関係は預金だけである。それ以外は安全性が高いベトナム国庫発行の債券の様な有価紙を購入している』
10月22日（水）
◎ハノイ株式市場 123.05 -3.76（-2.97％）
売買高605万6774株／売買代金2099億8000ドン
２営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は23、下落銘柄数は119。
◎ホーチミン株式市場 374.91 -5.03（-1.32％） ＊VN-index
売買高1038万5320株／売買代金3090億3700万ドン
２営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は40、下落銘柄数は107。海外投資家は引き続き売り越し。
◉ベトナム株情報
http://www.viet-kabu.com/news_d/finance/081022050034.html
◉マネーベトナム
http://www.moneyvietnam.com/modules.php?name=News&op1=market&tab=6&sid=13445
