「自動ニュース作成G」にカナダで撮影された大火球の映像が紹介されていました。これは、かっこいー！
◉カナダ西部でナゾの火球が観測、突然 夜空が昼間のように光り輝く
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811222205
私も大学生の時に室戸岬で大火球を見たことがあります。夏に「星の会（新興宗教ではないですよ、天文部の名前ですw）」の合宿があり、ペルセウス座流星群の観測を１０人ほどでしていました。深夜４時くらいだったでしょうか。天頂のだいぶ手前から、とてもゆっくりと流れて行く大火球を見たのです。月以外で一番明るい金星５つ分くらいの明るさだったでしょうか。素晴らしいことに、その流星は普通の黄色っぽい色から、地上に近づくにつれてブルーになり、最後は映画「エイリアン」のジャケットみたいなエメラルドグリーンになって砕けて消滅しました。みんな、しばらく声も出せないくらい感動していました。誰かが拍手をして、そこにいる全員が拍手をしました。なんというか、宗教的な体験でした。
多くの流星は彗星のチリが地球に降り注いだものです。彗星の軌道上を地球が通過するとき、チリが地球に降り注ぐのです。それが地球の大気との摩擦で発光します。ですから、どの彗星のチリであるかで成分が違い、発光の色も変わってきます。発光の大きさはチリの突入スピードや質量で違ってきます。地上まで到達した物が隕石です。また、見たいものです。
