ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

Blog やっとスタートしました。

ベトナム語で日本文化を紹介するblog 」がやっとスタートしました。H さんが頑張って作ってくれたのです。あっ、リンクは切れてしまいますが、興味ある方はアドレスをコピペして見てください。


◉ J-POP blog
http://vn.myblog.yahoo.com/jw!C8W4LhKTBxauRP6V8jN8


ベトナムでは「K-POP」という言葉はけっこう普及しているのですが、「J-POP」という言葉はあまり知られていません。それで普及のためにblog のタイトルにしてみました。そして、1回目の文章として、「J-POP ってなんですか?」という文章をアップしました。すでにコメントをもらっているようです。H さんに聞いたところ、「私はマンガが好きです」と書いてあるそうです。「マンガについての文章を書け」とw 反応があるのはうれしいかぎりです。1回目の文章の日本文を以下に掲載しておきます。




◉ J-POPって、なんですか?

「J-POP」って言葉を聞いたことがありますか? 「J-POP」の「 J 」はもちろん、「JAPAN」の「 J 」です。この「 J 」という記号が最初に使われたのは、いつかわかりません。ですが、記号として特別な意味を持ったのは1987年、日本国有鉄道国鉄)が民営化された時でした。そのとき、日本の九州から北海道までを結ぶ鉄道会社の総称であり、愛称を「JR(JAPAN RAILWAYS)」としたのです。


この言葉は日本国民に驚きを持って迎えられました。いまでは「CI(Corporate Identity)」という言葉は普通に使われていますが、一般に知られることになったのは、この時からでした。それまで国鉄には重苦しいイメージがありました。公務員であった国鉄職員は、JR 職員になってからは、民間企業の会社員と同じように、お客さまにサービスすることを求められました。その職員の意識の変革を引っ張ったのが「JR 」という言葉でした。


そして、変革は成功しました。それまでの客対応が悪い「国鉄」のイメージから、「トヨタ」「ソニー」などと並ぶピカピカのブランド企業として、「国鉄」は「 JR 」へと生まれ変わることに成功したのです。利益をだせる優良な企業にもなりました。



それ以降、この「 J 」という言葉は次々と流行を作り出しました。例えば、80年台までは全く人気のなかったサッカーは、プロリーグを作るにあたり、「J-LEAGUE」と名付けました。そして1993年、「J-LEAGUE」はチケットが取れないほどの大ブームとなりました。そのブームに乗って、98年日本は初めてワールドカップに出場しています。それ以降、日本はアジアを代表するサッカーの強い国となりました。ちなみに、隣国の韓国でも日本に倣って翌年1994年に「K-LEAGUE」がスタートしています。



「J-POP」という言葉が出来たのは、JRという流行語ができた次の年、1988年のことでした。ラジオ放送や大規模CDショップの出現でこの言葉は一般化しました。この言葉はいまでは「JAPANESE POP SONG」の呼称として認識されています。ちなみに、隣国の韓国でも90年代に入って「K-POP」という言葉が使われるようになりました。


このブログでは、「J-POP」という言葉を「JAPANESE POP CULTURE」の冠として使用し、みなさんに日本の情報を届けるつもりです。ですから、音楽だけではなく、マンガ、小説、映画、ゲームなどのニュースも取り上げるつもりです。(wakita-A)