ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、大幅続落つづく。

1995年の自社さ連立政権、村山内閣時の4月につけた1ドル=79.75円というのがこれまでの最高値です。そのあたりまで行くかも知れない今回の円高です。きょうは14年ぶりの86円台ということで大きなニュースとなっています。そんな中、ぐっちーさんは1ドル=80円で通貨統合してしまえばいいとおっしゃっています。


ドル円通貨統合への道(ぐっちーさんの金持ちまっしぐら)
http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_1252effcd5c/
『そうか、86円の当時から14年も経ったのか、という感慨が深い、というのが我々おっさんの感想でございます。当時ドルで給料をもらっていたグッチーはもう半泣きだったことを覚えていますが、どうしよう・・・・といいつつ結構明るかった。まあ、当時と今とでは状況が違いすぎます。こちらの読者はお分かりのように、当時は本当に円高。圧倒的な円のパワーに世界中がひれ伏した。そりゃー、私の懐はさみしかったですが日本の強さが認められたってことは基本線、明るい訳ですよ、はい。一方、現在は・・・・円高とは言えませんわね、とても。ドルが弱いんです。一方的にドルが弱く、こちらでも紹介しておりますように、ブラジルレアルあたりに対して年初来50%近く下落している。だって、半額ですぜ、先生…』
『日本経済がドル化することで、アメリカ経済に今一番失われている部分・・・実質価値の創造、という部分が保管されドルの価格は一気に戻る筈です。今ドルが売られている本当の理由はこれです。金融によって稼いできた利益が実は蜃気楼だったことがばれた。そうすると将来的にドルを担保する価値は何か?? 軍事力くらいですか? しかしそれもアフガン、イラクとかなり怪しい訳ですよね。それに比べると日本の価値、つまり円の価値の担保とは常に世界中が欲しがるプロダクツを作り続けるその能力といいますか、才能といいますか、実績と言うものが日本にはある訳です。それが円の将来的な価値を維持している。従って財政赤字なんていくらあってもへいちゃらだよ・・・・どうせあいつらなら返せるだろう、という話なんですね。うるさい経済理論や金利うんぬんという話より実はこちらが為替の価値を定める本当の理由であることは明らかです。その意味で目に見えない日本の価値・・・、安全だとか清潔だとか殺人が少ないとか、そういう目に見えない社会資本の蓄積みたいなものも今後価値として大きくカウントされる筈』


◉ 中国のニンニク・バブル(金融そして時々山)
http://kitanotabibito.blog.ocn.ne.jp/kinyuu/2009/11/post_4771.html
『ファイナンシャル・タイムズによると、中国でニンニクの価格が急騰している。北京のような大都市では3月以来卸売価格は15倍にもなっているということだ。理由はニンニクが新型(豚)インフルエンザに効くという評判が広まり、各地の学校などで買占めが行われているからだ。ニンニク価格急騰の背後には買占めで価格吊り上げを狙っている投機家集団がいるようだ。中国政府(商務部)は「ニンニクは新型インフルエンザの特効薬ではない」とウェッブサイトで見解を発表しているが「ニンニクバブル」はまだ収まっていないようだ』


きのうときょうの大幅な下げは仕方ないにしても、月、火だって大幅に下げてたわけですよ。利上げを知ってた人がいるんじゃないの? そんな感じが強くしています。もちろん、いま株を持っていない私はこれをチャンスだと思っています。もっと、下げろ! あっ、ひとつ売ってない株がありました。ティエンナム貿易輸出入( TNA )という会社の株です。この会社の有償増資の権利を取ったんですけど、予定の日より ひと月も遅れて新株がやってきました。%的にはかなり損がでています。でも、この株を買った価格で考えても投資資金の10%にも満たない金額です。全体が下がり続けてくれるなら、この株の価格が「0」になっても構いません。さがれー。


11月26日(木)
ハノイ株式市場 155.19  -9.68(-5.87%) 

  売買高1830万6500株/売買代金6394億8800万ドン

  5営業日続落。上昇銘柄数は6、下落銘柄数は224。

ホーチミン株式市場 482.60  -20.81(-4.13%) *VN-index

 売買高4027万450株/売買代金1兆7402億ドン

 5営業日続落。上昇銘柄数は4、下落銘柄数は185。海外投資家は買い越し。

 主な上昇銘柄は、DHGハウザン製薬、DPRドンフーゴム、NBB577投資、VICビンコム、などでした。


◉大幅全面安続く、ドン切り下げでマインド冷え込む、海外は大きく買越(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/091126041116.html
『国家中央銀行による対米ドル通貨切り下げ等を引き続き嫌気し、相場は大幅全面安を続けた。商いも大幅減となり、投資心理の冷え込みが深刻化。ただし海外投資家は大きく買い越しを続いている』


◉ 通貨ドンの軟調はしばらく続くか(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2009112617014008.pdf
ベトナムの通貨・ドンは、中央銀行(SBV)が厳しく管理してきたが、最近は市場実勢に合わせ緩めに相場を運用している。SBVは99年に“市場平均相場制度”(前日の銀行間平均対ドル相場を公式レートとして翌朝発表、その1日変動幅を決める方式)を導入。変動幅は当初0.1%だったが、2008年12月7日に制限緩和を実施、2.0%→3.0%、2009年3月24日に3.0%→5.0%とした。今回、再びドンを5.4%切り下げしながら、変動幅を5.0%→3.0%とし、合わせると約3 %程度ドン安となっている。 ドン安政策と為替レート安定化の狙いだ。通貨切り下げたと発表された後、外国人投資家は買い越しとなった。格付け大手フィッチ・レーティングスも「レート切り下げなどの措置は、財政の対外的ポジションを安定させるのに役立つだろう」と前向きの評価を示した。中央銀行の柔軟的な決定で銀行間市場と店頭(自由)市場のギャップが縮小となり、為替相場市場が正常化に繋がると思われる』