ハノイの日本人

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中国の出生率 1.2~1.3 ?

中国の高齢化問題が思っていたより深刻だそうです。出生率が急減しているのに、人口爆発を恐れるあまり「一人っ子政策」を停止出来ずにここまで来てしまったのではないか?とのこと。現在は日本よりも出生率が低いそうです。中国の経済成長が持続するかどうかは世界の関心事ですからね。これはさっさと対処して欲しいですね。ただ、中国には周辺国からの人の流入があるのではないでしょうか? それでは追いつかないのでしょうか? いや、どこも高齢化しているのか…


◉「2012年、中国の人口危機が爆発する」!?(津上俊哉)
http://www.tsugami-workshop.jp/blog/index.php?categ=1&year=2010&month=11&id=1290360988
『今年の国慶節明け、去る 10月9日の経済観察報に 「専門家が第12次五カ年規劃で計画生育政策 (一人っ子政策) 停止を断行するよう提言」 と題する投稿が載った。筆者はウィスコンシン大学産婦人科に勤務するサイエンティスト、易富賢氏だ。一読して 「意外」 な思いと 「やはり」 という思いが交錯した。中国には 「政策の謎」 が幾つもあるが、「一人っ子(計画生育)政策」 もその一つ、と言えるだろう。早い遅いの差はあれ、日本、韓国、台湾、アセアン諸国と、周辺東アジア諸国が一様に高齢化に向かい、様々な問題に直面しようとしているのに、独り中国だけは相変わらず 「一人っ子政策」 を継続している。(中略)本投稿を読んで、何より意外だったのは出生率の急減だ。中国の出生率は今でも 1.8 あると思いこんでいたからだ。氏が言う 1.2 とか 1.3 というのは大都市限定の数字かと疑ったが、全国の数字だ。これでは日本 (2009年で 1.37 ) よりさらに低いではないか。事実だとすれば事の帰結は重大だ』
『実は 「一人っ子政策」 が中国の 「タブー」 になっているのではないか?という疑いがあるからだ。(中略)永年中国人を悩ませてきた 「中国は人口が多すぎる」 という通念や 「いったん人口抑制の手綱を緩めてしまったら、後に来る人口爆発の反動は制禦不能になる」 といった不安感が、この問題を巡るタブーを産んできた疑いがある』

 
もうひとつ、上の文章には「一人っ子政策」の弊害として男があまっている話が出て来ます。一人しか産めないために女子が生まれた場合、間引きが行われているというのです。これはベトナムでも同じです。その結果 結婚出来ない男性が増えているのです。だから、彼らは一生懸命 女性を口説きます。プレゼントをあげたり、食事をおごったり、大変です。女性は自信に溢れています。この辺が日本人と違うところですよね? 「彼女なんていらない。ゲームでいい… 」いや「ゲームの方がいい」とは言わないわけですよw 経済成長の果てに日本のようになって行くのだろうか?