ハノイの日本人

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ベトナム株、反発も商い閑散。

先週末に 金融引締め政策 が発表になり、今週のベトナム株市場は大きく下げて来ました。しかし、週末のきょうは反発して引けています。原油の反落も大きかったかな? でも、売るわけでもなく買うわけでもなくという… とうぶん、こういうツマラナイ相場が続くんですかね?


しかし、新興国の状況をウォッチするアナリストからベトナムは注目されているようです。下の記事には「他の新興市場諸国の状況をうかがう試金石になるとみている。新興市場向け投資家は、石油や食料コスト高騰に不安を抱いており、これら新興諸国が物価上昇にうまく対処できない場合どうなるか注目しているため」とあります。また、先週の政策の転換も「長年の経済成長重視路線から脱却」というように評価されているようです。溜まって来た歪みの解消が必要だと見られているのでしょう。今後も引き締めが継続されるか注目ですね。


ベトナム、インフレ抑制に着手−電気・燃料価格も引き上げ
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_187383
『銀行大手HSBC(香港)のシャーマン・チャン氏は、最近の措置はベトナム指導部がようやくローラーコースターのような経済に歯止めをかけようとする動きだと評価している。同氏は「向こう数カ月間でさらに金融が引き締められるだろう」と予想した。しかし大きな問題は、ベトナムが厳しい新政策の短期的な痛みに耐えられるか、あるいは過去にそうであったように成長重視路線に戻ってしまうかということだ。例えば昨年、政府は金利引き上げと融資抑制でインフレを抑制しようと試みたが、その後情勢が好転したとみて、年央には融資の伸びを再び容認し、その結果インフレは2ケタ台に加速してしまった』


2月25日(金)
ハノイ株式市場 97.36  +1.72(1.80%) 

  売買高2804万4100株/売買代金4417億4200万ドン

  2営業日ぶりに反発。上昇銘柄数は225、下落銘柄数は66。

ホーチミン株式市場 466.96  +5.67(1.23%) *VN-index

 売買高2462万3090株/売買代金5545億3700万ドン

 2営業日ぶりに反発。上昇銘柄数は189、下落銘柄数は42。海外投資家は買い越し。


◉アジア市場の上昇受けて下落一服、インデックスはともに反発(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110225021014.html
ホーチミン証券取引所は大型株を中心に売りが集まり前日比マイナスで寄り付く。ただしハノイ証券取引所を含め、中小型株は値上がりしている銘柄も散見され、全体としてはそれほど下落している感を受けなかった。第2節に入ると、大型株に買いが入ったことで急速に上げ幅を拡大していく。第3節では大きな動きは無かったものの、前日比プラスで取引が終了した』