ハノイの日本人

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ベトナム株、反落。ガソリン値上げ

ベトナムは現在インフレで苦しんでいます。貿易赤字の拡大、先進国の金融緩和だけでなく、中東情勢の悪化で原油価格が高騰しているのも理由です。きょうはガソリン価格の値上げがあったのですが、このまま行くと再び値上げということにもなりそうです。そうなると、またまた消費者物価も上がって来るでしょう。厳しい局面が続きそうです。


原油価格一段高の兆し、原油価格主要3指標すべて100ドル台に
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=418606
『ロンドン国際石油取引所(IPE)のICE北海ブレント原油先物に続き、アジアにおける価格指標となっている中東産ドバイ原油スポット価格が21日、1バレル=100ドルを超えた。(中略)チュニジアのベンアリ政権が崩壊(「ジャスミン革命」「フェイスブック革命」)しエジプトに混乱が広がって以降、原油価格は地政学的に中東に近い北海ブレント、ドバイ原油を中心に上昇が続く。リビアに広がる前は産油国における混乱がアルジェリアに限られ、産油国への騒乱は懸念にとどまっていた。しかし、ここにきて産油国リビアでの死者が200人を超えたと報じられるなど、もはや中東、北アフリカ全域に混乱が広がる状況は、とても当初言われていた「産油国は豊富な資金で市民を懐柔することができる」というレベルではなくなってきた。(中略)価格に関しては野村インターナショナルは23日付リポートで湾岸戦争時を例にとり、リビアの混乱がアルジェリアまで広がり、両国が原油生産を停止した場合、OPEC(石油輸出国機構)の余剰生産能力が低下し原油価格は220ドルを超える可能性があると指摘している。過去最高価格の08年7月の147ドルをはるかに超えた数字から、市場で話題となっている。もっともリビアは世界石油生産の2%に過ぎず、このリポートの価格がすぐに現実のものとなるかは微妙だ。ただ、このレベルの騒乱が中東主要産油国のサウジ、イラン、イラククウェート、UAE(アラブ首長国連邦)、特に「中東の盟主」かつ原油埋蔵量世界一のサウジまで広がれば野村のリポートに出ている価格が現実となることはあり得るだろう』


◉アジアで高まるインフレ懸念—インドでは抗議デモ
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_186936
『アジアでインフレ問題が最も深刻なのはベトナムだ。2月の同国の消費者物価上昇率は前年同月比で12.31%と、1月の12.17%を上回る2年ぶりの高水準となった。アナリストの間では、同国経済は過熱化しているとみられている。その一方で、貿易赤字が巨額に上り、同国通貨ドンの信認は低下している』


ハロン湾観光船沈没事故、人的ミスで船長ら逮捕
http://www.viet-jo.com/news/sanmen/110223041527.html
『17日に東北部クアンニン省ハロン湾で起きた観光船チュオンハイ06QN5198号沈没事故の原因について、地元警察は21日、水上交通安全規定違反の容疑で、19日に同船舶の船長グエン・バン・ミン(22歳・男)と機関士ド・バン・タン(27歳・男)を逮捕したことを明らかにした。21日付VNエクスプレスが報じた。調べによると、ビルジ吸入弁が閉められていなかったために海水が船内に流入したことに加え、事故当時に当直だった乗組員が見回りなどの任務を怠ったために機関室の浸水の発見が遅れたことが事故の原因と見られている』


2月24日(木)
ハノイ株式市場 95.64  -1.31(-1.35%) 

  売買高3476万1346株/売買代金5486億万ドン

  2営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は57、下落銘柄数は232。

ホーチミン株式市場 461.29  -8.73(-1.99%) *VN-index

 売買高4311万5218株/売買代金9744億100万ドン

 2営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は54、下落銘柄数は169。海外投資家は売り越し。


◉ガソリン3000ドン値上げ、インフレ加速が懸念され大幅反落(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110224021501.html
『第1節は前日比7ポイント近い売り気配で寄付いた。第2節に入るとガソリン値上げによる影響を嫌った売りが膨らみ下げ幅が拡大する。9:20以降底値圏での揉み合うに転じ下値が確認されると、次第に買い戻しが入り指数は第1節の寄付値を上回る。しかし勢いは続かず戻り待ちの売りに押されて徐々に値を消す展開となる。第3節に入ると値動きの乏しいまま前日比マイナスで終了した』