この「電力会社の最大コストは 発電所じゃなくて 送電線」という話はとても興味深いです。だったら、電気を使用する地域の近くで発電すべきですよね？ わざわざ遠くから持って来るのは非効率。ま、あたり前のことですね。ぜひ、以下の文章をお読み下さい。勉強になりました。全然、原発いらないんじゃん！
◉田中優×小林武史 緊急会議（１）「今だからこそできる話がある」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110318_4983.php
『９つの電力会社が全ての送電線などを押さえるというかたちは戦時中以降の体制で、それまでは自由にやっていた。そのころの東京電力は「東京電燈」といって、東京周辺でしかやっていないちっちゃなガス屋みたいなもんだったんだよね。それが今、世界最大の会社になっちゃったわけだけれど。大きな仕組みを維持するには大きな仕組みじゃなくちゃいけないでしょう？ だから、巨大な原発を建てて、そこから全部配りますよという巨大なヒエラルキーを作ってしまった。それを今度は地域分散にしていかなくてはいけない。そのほうがコストも安いしね。今まで、青森県に作ろうとしてきた東京電力の東通原子力発電所は、東京までの送電線だけで３兆円くらいかかるの。実は電力会社の最大コストは発電所じゃなくて、発送配電の送電線なんだよね。その送電線を国に戻してもらうことができればと』
◉田中優×小林武史 緊急会議（２） 「新しいエネルギーの未来」
http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php
『秋田県のMECAROというちいさな会社が作ったスパイラルマグナスという風車は、普通なら３本の羽が、５本付いているの。その１本１本は丸い棒で、表にスパイラルのようなものが付いていて、風が吹くと一方にだけカラカラ回って、カーブを投げたときと同じで羽全体が回転するんです。それはゆっくり回るので、低周波も出ないし鳥がぶつかることもない。なおかつ、強い風にも強くて、NASAで実験したら風速50ｍでも発電したそうです。（中略）カーボンファイバーというすごく軽い物質で作っていて水に浮くから、海の上に並べておくと勝手に発電して電気を送ってくれるという仕組み。（中略）今の電気をまかなうのに、そんなに本数はいらないからね。東京電力が東京大学に委託して、犬吠埼に風力発電を建てたらどれだけ発電するかを調べたそうです。そうしたら出てきたデータが「東京電力がまかなっている電気が全部作れます」というものだった。犬吠埼の沖合だけで、だよ』
◉ホーチミン市のオフィスビルの賃貸料は未だ底が見えない状態
http://www.news-sec.co.jp/files/2011032517555008.pdf
『2010年４Q時点でのホーチミン市のオフィススペースは155万ｍ2で、その内Aランクが13％、Bランクが47％、Cランクが40％となっていた。現在オフィススペースは160万ｍ2で、Aランクは15.6％の25万ｍ2に増加している。すでにあるサイゴンタワー、ダイアモンドプラザ、サンワビル、サイゴンセンター、メトロポリタンの各ビルの稼働率は95％で安定しているが、新規参入のクンホビル、センテックス、センターポイント等では稼働率が80〜90％に達するのに向う1年から1年半はかかる見通し。 昨年末から現在までの平均値下がり率は、ランクAで２％、ランクBで10％と見られている。ホーチミン市では向う３年間に100万ｍ2の新規の供給が見込まれているため、オフィス賃貸市況が回復するのはまだ先の事と考えられている』
３月25日（金）
◎ハノイ株式市場 92.82 -0.46（-0.49％）
売買高3752万1800株／売買代金5748億8200万ドン
２営業日続落。上昇銘柄数は88、下落銘柄数192。
◎ホーチミン株式市場 457.74 -3.58（-0.78％） ＊VN-index
売買高2499万1060株／売買代金4984億1300万ドン
２営業日続落。上昇銘柄数は82、下落銘柄数は124。海外投資家は買い越し。
◉様子見姿勢継続か、商い薄くインデックスはともに続落（ベトナム株情報）
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110325022550.html
『ホーチミン証券取引所は昨日の流れそのままに前日比小幅安で寄り付く。第２節に入ると主力株を中心に買戻しが入る場面もあったが長くは続かない。VNインデックスが460ポイントを割り込むと、売りが加速し、下げ幅を拡大していく。第2節終了から第３節にかけて再び買い戻しが入ったものの、前日比マイナスで取引が終了した。売買高、売買代金ともに前日比で大きく減少した』
