タイの洪水はきょうも心配な状況が続いています。きょうもバンコクの飯村さんから情報をいただきました。「バンコク北隣のパトゥムタニー県のナワナコーン工業団地の土嚢等の堤防が決壊」したそうです。被害はさらに広がったということです。一方、ベトナムではドン安が止まりません。なぜ？
◉タイの洪水による被害企業一覧（17日午後6時現在）
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23660220111017?sp=true
『タイの記録的な洪水で日系企業の現地生産への影響が広がりつつある。日系企業が多数進出するアユタヤ県では、工業団地が冠水するなど被害が大きく、ホンダなど多くの工場が操業停止に追い込まれている。タイに拠点を持つ日系各社の生産・営業状況や再開の見通しなどをまとめた』
◉ルンアルン学園 環境資源管理部 飯村浩さんからの情報（20:00ごろ）
『大変なことになりました。バンコク北隣のパトゥムタニー県のナワナコーン工業団地の土嚢等の堤防が決壊し、水が大量に流れ込んでいます。コンテナを決壊した場所にかまして、水を止めようと思いましたが、空のコンテナだったので軽く、また水流に流されたりして、効き目はありませんでした。水流が速くて大変なようです。工場毎に水対策をしないといけないようです。』
『バンコクの北隣のパトゥムタニー県にあるナワナコン工業団地は、バンコクに近く、また日系企業の工場が多いです。というかタイのほとんどの工業団地は、日系企業の工場のシェアが一番大きいです。』
10月17日（月）
◎ハノイ株式市場 68.46 -0.73（-1.06％）
売買高2585万4560株／売買代金2515億4000万ドン
２営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は76、下落銘柄数142。
◎ホーチミン株式市場 410.84 -3.65（-0.88％） ＊VN-index
売買高2620万4595株／売買代金4425億4500万ドン
３営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は45、下落銘柄数は163。海外投資家は売り越し。
◉インデックスともに反落、需給関係改善せず（ベトナム株情報）
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/111017012930.html
『 ホーチミン証券取引所は先週末比プラスで寄り付く。しかし、第2節に入ると幅広い銘柄が売られじわじわと下値を切り下げていく。第3節では大きな動きは無かったものの、先週末比マイナスで取引が終了した。相対取引を含んだ売買高が3000万株を割り込んでおり、低調な相場が継続した』
◉インデックスは反落と、買い材料は見つからず…（マネーベトナム）
http://www.moneyvietnam.com/index.php?option=com_news&op1=market&sid=30057
『17日のベトナム株式市場は軟調な展開となった。相場の新しい支援材料が見つからない状況の下、ベトナム国家銀行（中央銀行）が14日に続き15日にもベトナムドンの対米ドル公式レートのドン安調整を実施し（詳細はトピックスにて）、引き続きドンの先安感が強まった。VN‐インデックスは小幅プラスで取引をスタートしたが買い上がる材料がないなかで次第に売りに押され、その後マイナス圏に転落。引けにかけて戻りらしいも動きもないまま取引を終えた』
