ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ファレル が紹介する TOKYO。

おお。中野ブロードウェイだ。なつかしいな。m-flo の Verbal が ファレルを案内していますよ。これは8月にアップされた映像か。まったく知らなかったな。



この映像のことを知ったのは、下の『ニューズウィーク日本版』の記事を見たからなんですけど…  しつこく、また 嵐のPRビデオをディスっておりますよ。『もし人気グループ「嵐」が出演する観光庁の日本観光PRビデオを通してしか日本を知らなかったとしたら、彼は東京のことを安っぽいメロディーの流れるつまらない場所だと思っていたに違いない』とか書いています。


いやいや、ファレルは東京が好きだから、この『 Tokyo Rising 』を作ったんでしょ? この文章まったく必要ないでしょう。この文章のせいで『 Tokyo Rising 』になんだか「恩着せがましい」臭いがついたんじゃない? 迷惑だなー。それともフランスでは、誰かを貶した分だけしか褒めることが出来ないとか、そんなルールでもあるんだろうか? 



◉米国人ラッパーが作った最強の東京PRビデオ(レジス・アルノー
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2011/10/pr.php
『東京という街を宣伝する史上最高の広告。これを作ったのは日本人ではない。ギリシャ出身の無名の監督とアメリカの超人気アーティストだ。(中略)そしてありがたいことにウィリアムスは「第二の故郷」と呼ぶほど東京が大好きだ。もし人気グループ「嵐」が出演する観光庁の日本観光PRビデオを通してしか日本を知らなかったとしたら、彼は東京のことを安っぽいメロディーの流れるつまらない場所だと思っていたに違いない。だがウィリアムスは過去何年にもわたり、何度も東京を訪れている。自分のブランドのために東京のデザイナーとコラボしたりもしている。3月11日の大災害をテレビで見て、ウィリアムスは東京を元気づけるために何かをしなければと思い立った。その結果生まれたのが『東京ライジング』だ。長さ6分のビデオクリップ5本からなるシリーズで、インターネットで無料公開されている(www.palladiumboots.com/video/tokyo-rising#part1)。まるで多額の製作費を掛けた映画を見るような映像で、東京の魅力的な場所やバーやクラブが紹介されているほか、ウィリアムスと東京の個性的な若きクリエーターたちとの対話も収録されている』
『ウィリアムスの「証言」は、外国人から発せられたものだからこそ意味がある。東京に魅力があろうがなかろうが、彼に利害関係はない。彼はただ東京という街を愛し、貴重な時間を割いて東京に救いの手を差し伸べようとしているだけなのだ。そんな彼の言うことならみんな信用するはずだ。もし責任者に外国人を起用していれば(韓国ではそうだ)、日本観光のPRはもっと成功していたかもしれない。日本の良さをうたう外国人が作った映画や歌やアートは、素晴らしい上に無料の広告だ。確かにウィリアムスのビデオには彼らしい「ポップな」世界しか描かれていないかもしれない。だが世界には、アラン・デュカスのようなシェフやクエンティン・タランティーノのような映画監督、デービッド・ピースのような作家など、日本からインスピレーションを得たクリエーターがたくさんいる。日本に恩返しができるとなれば、彼らも喜んでウィリアムスのような日本への「賛歌」を作ってくれるのではないだろうか』