ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、きょうも年初来安値更新だが…

ボロボロのベトナム株ですが、一番下の記事では今年の国際収支が黒転したと書かれています。テト(旧正月)にむけて物価の上昇を気にするむきはあるでしょうが、それが終われば来るかも。


メコン川のダム開発計画中止、「追加調査必要」
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=595973
メコン川流域のダム建設や開発計画が一時的に中止されることが決まった。メコン川周辺4カ国のラオス、タイ、カンボジアベトナムの閣僚級が参加した8日のメコン川委員会(MRC)は、「開発が周辺環境に及ぼす影響のさらなる調査が必要」と結論。ラオス政府は今年4月から実施している当該プロジェクトが環境に与える影響に対する調査を完了したとしており、今回の会合ではこの調査に対する是非が下されると予想されていた。また、会合では開発パートナーとして参加した日本を含む各国に対し、追加調査の協力を要請している。メコン川に建設が予定されていた12基のダムをめぐっては、下流地域における稲作へのダメージや周辺地域の生態系破壊などが危ぐされており、周辺諸国下流域の住民、環境団体などから反対の声が強まっていた。一方で、水力発電による周辺諸国への売電などを模索していたメコン川上流のラオスや、周辺流域のインフラ整備へ多額の投資を予定していた中国などにとっては痛手となる』


12月12日(月)
ハノイ株式市場 61.36 -0.37(-0.60%) 

  売買高2616万6672株/売買代金2249億500万ドン

  2営業日続落。上昇銘柄数は66、下落銘柄数149。

ホーチミン株式市場 375.30 -1.86(-0.49%) *VN-index

 売買高3771万6548株/売買代金5609億200万ドン

 5営業日続落。上昇銘柄数は84、下落銘柄数は147。海外投資家は売り越し。


◉VNインデックス先週に続いて年初来安値を更新(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/market/111212014852.html
ホーチミン証券取引所は先週の流れを引き継ぎ先週比マイナスで寄り付く。第2節に入っても流れは変わらず下値を切り下げる展開が続いていく。第3節ではわずかに下げ幅を縮小したものの、ほぼ安値引け、先週比マイナスで取引が終了した。下げ止まる気配がない中、VNインデックスは2日連続で年初来安値を更新した』


◉2011年の国際収支は31億米ドルの黒字になる見込み(マネーベトナム
http://www.moneyvietnam.com/index.php?option=com_news&op1=market&sid=30335
『今年のベトナムの国際収支は大きく改善している。ベトナムの国際収支は2009年に88億米ドルの赤字、2010年には30.7億米ドルの赤字であったが、2011年では31億米ドルの黒字に転換する事が見込まれている。今年の国際収支が黒字に転じる主な要因は次の2つである。一つ目は、今年の貿易赤字が縮小し、100億米ドルの赤字の見込み。直近5年間では最も低く、前年比に比べ−20.7%である。また、輸出額に対して10%強にとどまり、2002年以降で最低水準であり、国会が目標とした18%、政府が打ち出した議決第11号の16%に比べ下回る。二つ目は、資本収支が改善されていることである。今年の外国直接投資(FDI)実行額は前年に比べ増加。また、政府開発援助(ODA)実行額は36.5億米ドルの見込みで、前年比+24%の高水準である。外国人訪問者からの外貨収入が52億米ドルで、2010年の44.5億米ドルに比べ+16.9%。海外在住ベトナム人の送金額も過去最高の90億米ドルの見込み、2010年の82億米ドルに比べ+9%である。また、政府は外貨準備高を積み増している。国際収支の改善、外貨準備高の増加は為替市場の安定、投資家の信頼をもたらすと期待されている』