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ジャニーズJr.の真実、まとめ。

日テレで9月30日昼に90分にわたって放送された『ジャニーズJr.の真実』を観ました。ジャニーズJr. が出演する映画『バカレア学園』の宣伝のために制作された番組だったのですが、これが予想外に面白いものだったのです。なんと、この夏行われた舞台『SUMMARY』の舞台裏を中心に、ジャニーズJr. に密着したドキュメンタリーでした。


これまで 秋元ビジネスが語る成長の物語が、全部、ジャニーズに置き換え可能なことにムカついてました。東京ドームでは、ジュニア・マンションまでマネする始末。まあ、それが 秋元康だと言われれば、それまでですけど。でも、ジャニーズはやり返しましたね! しかも秋元映画の宣伝費を使ってw 素晴らしい。最初に SMAP山下智久が出て来たことを見ても、飯島グループの仕事でしょう。拍手!


それにしても凄かった。ジュニアたちが、次から次へとやってくる難題に頭を抱えます。ひたむきとか言ってられないくらい。頭がパンク寸前。舞台『SUMMARY』のスケジュールは前半が A.B.C-Z、後半が Sexy Zone の主演舞台でした。つまり、ジュニアは2つの公演の振り付けを覚えるわけです。しかも、数日前にw それだけではありません。選ばれたメンバーは大阪公演にも行きます。そこでも違う振り付けが用意されています。公演の合間に花火大会の振り付け練習が入ることもありました。番組で提示された「ジャニーズJr.の真実」をまとめました。


◉1. 一度に覚えることが多いため積極的にメモをとる
 ⇒コンサートは一つじゃない。振り付けの変更もやたらあるので、自分でメモを書かないと覚えきれない。
◉2. 1人平均10着、衣装の管理は自分で行う(SUMMARY衣装)
 ⇒スタッフが衣装を準備してくれるわけではない。ジュニアが自分で管理して、出番にあわせた衣装を自分で着る。間違えて違う衣装で出たジュニアは、気づいた時点で舞台から捌けました。
◉3. 舞台上の進行に関わることはJr.たちが行う(はや着替えの手伝いやフライング器具の装着など)
 ⇒踊るだけではない。ステージで先輩たちが演じる準備も手伝う。舞台演出を勉強するため
◉4. 学業優先がルールなため、コンサート期間中にもJr.たちは勉強している
◉5. 公演日にも別のコンサートのレッスンをする(花火大会とか)
◉6. 休憩時間は積極的に睡眠をとって体調管理に努める
 ⇒1日3公演あるときなどは休まないと身体がもたない
◉7. レッスンはダンスのみ(歌や芝居は自分で勉強)
 ⇒リズム感さえあれば、あとは自分で身に付けていけるというジャニーズの伝統


ジュニアの時期が一番大変だという証言もありました。気持ちが強くないと残れないとも。まずはジュニア・マンション100人の中に入らないといけないそうです。そして、その中から何人がデビューできるのか? そういうことを考えると、A.B.C-Z のデビューはジュニアにとっての希望の光でもあったということですね。詰めに詰め込まれた夏を乗り越えたジュニアたちは、ひとつ大きな自信を手に入れたようでした。感動的なドキュメンタリーが続く中、合間合間に 慎太郎のうおりゃーという CM が必ず入るのも面白かったです。