ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジャニーズと ももクロ『ミライボウル』編。

前に ももいろクローバーの名曲『ミライボウル』が、ジャニーズ・リスペクトな作品だと書きました。その中身について書こうと思います。



ミライボウル 作詞:村野直球、作曲:前山田健一大隅知宇、編曲:NARASAKI


この曲は6人の ももクロ 最後のシングルでした。つまり、6人から5人になる前に出されたシングルです。メンバーが6人から5人になると言えば SMAP ですよ。スタッフは途中でそのことを意識したんだと思います。途中で気づいたために事件は起きた。はじめは、前山田さんが『Musicる』で語られていますが「歌ラップにしてください」という発注で来たそうです。映像 18:00から。前山田さんはトシちゃんのチャールストンっぽいイメージだったと語られています。『ハッとして!Good』や『NINJIN娘』みたいな感じですかね。




そして、ジャニーズにも作品を提供されている村野卓球さんが作詞に取りかかったわけですが、 Kis-My-Ft2 のCD化されてない名曲『Kis-My-Callinng! 』から着想を得て、まずタイトルを決めたんだと思います。


NHK BS『ザ・少年倶楽部』で何度目かに『Kis-My-Callinng! 』が披露されたとき、キスマイのメンバーが曲の最後を「キスマイボウリング」という一発芸で締めました。『Kis-My-Callinng! 』は MFSB『ソウルトレインのテーマ』のようなディスコソングです。なので、ディスコのミラーボールとボウリングをかけて『ミライボウル』になったんだと思います。


気になるのは、最初に 前山田さんが提出したものから曲がいじられていることです。大隅さんとの共作になっていますよね。前山田さんはかなり凹んだと、以前 吉田豪さんが UST で話されていました。その後、エビ中に参加したことで和解されたそうですが。曲をいじった理由が恐らく「ジャニーズ・リスペクト」ですよ。途中からもっとジャニーズっぽくするために作り替えたのだと思います。理由は先ほど書いた6人から5人になるからです。


PV がオールディーズ風になってますよね。これは 嵐『台風ジェネレーション』からでしょう。嵐の方はジャニーズの起源、ミュージカル映画『ウエストサイド物語』から作られています。『ミライボウル』のラップパートの前からリズムが急に早くなるのも『台風ジェネレーション』と同じです。わざわざそうするために曲をいじったんでしょうw 田原俊彦Kis-My-Ft2SMAP ⇒嵐 という流れで出来た名曲『ミライボウル』でした。あってますか?(つづく)