ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

金曜日からワールドカップだね!

今週金曜日の早朝5時からワールドカップ・ブラジルの最初の試合がありますよ。もうすぐじゃないですか! でも、世間はそれほど盛り上がってません。テレビはさんざん煽ってる? でも、誰も真剣に観てないでしょ? 始まったら盛り上がって見せるんだろうけど・・・・ ワールドカップの楽しみの半分は試合前に「ああでもない」「こうでもない」って話すことだと思うんです。NHK BSのサッカー特番も中身薄かったなー あれだけの出演者を揃えたのに。予想が当たるか外れるかなんてどうでもいいんですよ。予想すること自体を楽しみましょう。


その番組に出演されてたサッカー評論家のお二人は、ザッケローニ監督の無責任さについて書かれています。後藤さんは「リスキーなチーム」と表現され「攻撃的な戦い方でベスト16に入れば成功」と書かれています。つまり、グループリーグ突破が難しいことを暗に示しておられるのです。一方、杉山さんは「もし日本がブラジルW杯で成績が残せなかった場合、批判の矢面に立たされそうなのは、ザッケローニではなく発言力のある本田」になりそうだと書かれています。「ガチガチに守るつまらないサッカーがいいのか?」「(今回のように)守備は度外視して点を取りに行くサッカーがいいのか?」そんな不自由な2択をザッケローニは用意したってことですよ。


◉肉を切らせて骨を切る?ハラハラドキドキでは7試合は戦えない(後藤健生
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2014060913011102.html
『日本の守備を見ていると、とてもコートジボワールやコロンビア相手に無失点で切り抜けられるとも思えない。と同時に「点は取れそうだ」とも思わせる。ザンビア戦の3得点目などは、センターバック森重真人が攻め上がって、相手のペナルティーエリア内で足裏を使った見事なターンでDFを交わして、中を見て落ち着いて入れたクロスを本田圭佑が押し込んだもの。守備力には目をつぶっても攻撃力に優れた選手を集めた今年の日本代表らしい得点だった。さて、日本を気に入って「前世は日本人だったかも」というザッケローニ監督だが、もし彼が母国イタリアの代表監督だったとしたら、やはりこんなリスキーなチームを作るのだろうか?ザッケローニ監督にとって今回のチームは日本という異国での冒険。日本のサッカーは発展途上国であり、ワールドカップでも優勝を義務付けられているわけでもない。そんな状況だからこそ可能な、実験的、革新的、そしてリスキーなチームなのではないのか?もし、彼がイタリア代表監督だったら、もう少し常識的なチームで優勝を狙うのだろうと僕は思う』


本田圭佑だけではない。状態が悪い日本の中心選手たち(杉山茂樹
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2014/06/08/post_639/
『「本田圭佑主体の日本代表は限界に来ている」と書いたのはキプロス戦後だが、コスタリカ戦、ザンビア戦を経てもその思いに変わりはない。動きそのものはわずかだけ良くなったように見えるが、本田の問題はコンディション云々のレベルを超えている。短期的なものではなく長期的なもの。W杯初戦のコートジボワール戦で突然、2年前の状態に戻りそうな気配は見られない。分かりやすいのはポジショニングだ。1トップ下。ザッケローニは「そこは彼の家のようなものだ」と、本田が適役であるかのように語っているが、実際に彼がそこで構える時間はとても短い。守備的MFと見間違うかのような低い位置でプレイしている。プレッシャーの厳しい高い位置をあえて避け、楽にさばける場所まで長い時間、降りてきている。そんな感じだ。昔の10番、すなわち2トップ下時代の10番のポジション。いやもっと低いかもしれない。アタッカーとしての魅力は、すっかりどこかへ消えてしまった』


一方で、前回大会の代表監督・岡田武史さんは1位通過も有り得ると言われています。日本だけでなく相手にだってはっきりとした弱点があるということです。で、私の予想ですが・・・・1分2敗・・・・まあ、今回は現地で観戦できないことですし、どんな結果になっても受け入れますよってスタンスで行こうと思っています。