ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

テレビの凋落でジャニーズはどうなる?

『それは恋とか愛とかの類ではなくて』というブログで『ジャニヲタ1万人の誕生ルーツを探る』「回答者数:10,175人」というもの凄いアンケート結果が発表されていました。twitterで募集をかけられたそうです。特に気になった以下の3つの質問。


◉ジャニヲタ1万人の誕生ルーツを探る 「あなたは、いつ、誰から、どうやって、ジャニヲタになった?」アンケート集計結果
http://moarh.hatenablog.jp/entry/2015/05/22/205406
『今ここに存在するジャニヲタたちは一体、いつ、何処のグループのファンとして誕生したのか、また一般人だった人をジャニヲタに引きずり込む引力を持つグループはどこのグループなのか、そんな事が知りたくなって今回のアンケートを実施した。またしても私の興味でしかない。ジャニーズ事務所とは全く無関係だが、ジャニーズ事務所ですらも持っていないかもしれないデータを今からここで皆さんに披露する』


「あなたは何歳の時、ジャニヲタになりましたか?」という質問に対して、4408名が11〜15歳と回答しています。続いて6〜10歳が1655名、16〜20歳が1633名となっています。6割が小中学生でジャニヲタになっているということですね。なるほどなー


「あなたがジャニーズを好きになるきっかけは何でしたか?(複数回答可)」という質問に対して、「テレビドラマ」が4859票、「テレビ音楽番組」が4152票、「テレビバラエティ」が3731票と、圧倒的にテレビがジャニヲタの入り口になっていることがわかります。続いて「友人・知人の影響」が1944票となっています。やはり、ジャニーズにとってテレビは生命線なんですね。


「あなたがジャニヲタとして初めて好きになったグループ(もしくは個人)を教えて下さい。」という質問に対して、圧倒的に嵐が多く2123名。次いでKAT-TUNの1461名。関ジャニ∞953名。


当然と言われればそうですけど、テレビの影響力の大きさに言葉もありません。ジャニーズはテレビの力を最大限に活かして勢力拡大して来たことがわかります。じゃあ、テレビの影響力が、特に若い世代で減少してきた今後はどうなるのでしょう? スマホを持つ前にファンにしてしまえば大丈夫なのか?w ここ数年はかなりスリリングな状況と言えそうです。以下の記事も気になってます。


◉日本の映像コンテンツ黄金時代は、すぐそこまで来ている(広瀬隆雄)
http://markethack.net/archives/51966318.html
『近くネットフリックス(ティッカーシンボル:NFLX)が日本に上陸しますが、これを機に日本にも映像コンテンツの黄金時代が到来すると思います。(中略)日本のテレビは、いわゆる「リニアー・テレビジョン(linear television)」です。つまり一日の番組表がきまっていて、トコロテン式に朝から晩まで、兎に角、放送時間を埋めるための番組(filler)を流し続けるという方法です。これはテレビ放送が開始されてからこんにちまでずっと続いてきた風習です。しかしネットによるストリーミングの普及と、タブレットスマホに代表されるデバイスの進化で、消費者はいつでも、どこでも、見たいときに、好きなだけ、自分の関心のある番組だけを消費することが出来るようになります。すると「放送時間を埋めるための、雑に作られた番組」は誰からも顧みられなくなり、話題性のある、HOTかつ豪華に作り込まれた作品の争奪戦が起こるということです。それらの多くはグローバル・コンテンツになると思います。つまり文化制約的ではなく、言語の壁を乗り越えて、世界のどこの国の人たちに対してもアピールしうるコンテンツということです』