ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ちょっと怖い話。

昨年9月、私がワールドカップ最終予選のタイ戦をバンコクまで観に旅立つ日、母が危篤だから K病院に来いと兄からメールがありました。2日前、母がいる施設に顔をだし、その数ヶ月がそうだったように静かに寝ている姿を見ていました。もうずっと手を握っても反応を返してくれないような状態だったので、このまま静かに亡くなるのだろうと思っていたんです。ところが兄は大騒ぎして、親戚や母の友人たちを呼び、最後の挨拶をしてくれと頼んだようです。それはいいのですが、私がサッカーを観に行って来ないと怒っていたそうです。


バンコクから戻ってそのまま病院へ向かいました。病室では母が行く前と変わらず静かに寝ていました。それから3週間ほど経った頃、母が亡くなりました。点滴も外していましたし、それほど長くはないと思っていました。実はその亡くなったときも、私は台北に行く予定だったんです。当時、介護の仕事を辞めてゆっくりしていました。原因不明の体調不良で、病院に行き血液検査をしてもらったりしてたんです。そう、グルテン過敏症だと判明した件です。


当時は鬱病だと思ってたんですよ。で、旅行に行ったりして遊んでいれば治るかと思ってたんです。でも、旅行に行く度に母が危篤になったり、亡くなったりするのは怖いですよね? なぜ私が海外に行くとそのようなことが起こるのか? 当時も不自然に思って、施設の人やK病院の人に探りを入れてたんですけど。さすがに、こんなこと疑ったらこっちがどうかしてると思われますもんね? ただ、実家のカレンダーには私の予定が書き込んであったんです。留守中に誰かがそれを見ることが可能だったんです。


実はそのときはモーニング娘。'16に救われました。母が亡くなったとき、私は台北にいる予定だったんですけど、そのひと月後にモーニング娘。'16が台北でライブすることを知り、それに合わせるために旅行を延期したんですよ。カレンダーの予定はそのままになってました。母が亡くなったとき私は日本にいたんです。


そして今日、父が明日入院するという知らせを受けました。また K病院です。私は火曜日に批評再生塾のある東京へ行く予定でした。このブログには私の予定がわかるようなことは書かないようにしてたんだけど。こればっかりは仕方ないな。でも、まさか施設や病院がそんな酷いことはしませんよね? 疑うなんて酷過ぎますよね。わかってます。だけど3回目だし、やっぱり診断書などをコピーして残した方がいいのかな。一度、施設の人が、わたしが来ない間に母が肺炎で入院してたと嘘をついたことがあったんです。二度目のときにおかしいと思って「診断書をもらってください」と言ったところ、土下座して謝罪されました。あれは憂鬱だったよ。