松山までライムスターのライブを観に行きました。でも、その前にちょっと変わったルートで行ったんです。前から梼原という場所にある雲の上図書館に行きたかったんです。新国立競技場で知られる隈研吾さんが設計した図書館です。木の良さを活かした建築。わたしが大学時代に橋本大二郎が知事に当選したんですが、その応援に来たのがきっかけで隈さんはこの土地に興味を持たれたそうです。
梼原町へのアクセス
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/town/access/
高知駅から須崎駅まで普通で１時間強。須崎で食事をしようと思ったのですが、あまりいいとこはありませんでした。多分、車で行けば色々あると思うんですけど。駅前から梼原行きのバスに乗ります。これも１時間強。バスから見る風景がよかったです。ずっと川沿いに登っていくんです。きれいな川で、鮎釣りをする人や、泳いでる子供たちを観ながら、夏休み気分を味わいました。終点に着く５分前くらいに雲の上ホテルの前を通りました。梼原までのバス代 1790円。
来るのにお金がかかったので宿泊しようと案内所に行きました。でもこの日は矢崎総業のサマーキャンプが開催されていて、どこのホテルも民宿もいっぱいだったんです。どこか宿泊できないかと街をさまよってました。自家焙煎のカフェFLAGで休憩。暑かったんですよ。山の上でも。そしたら夕立にあいました。豪雨。雨が小降りになるまでコーヒーを飲みながらマスターやお客さんと話してました。コーヒーとても美味しかったです。傘をいただいて近くにある民宿を訪ねました。子供が６人泊まってるけど、それでもよければと泊めてもらいました。群馬や静岡から来た子たちでした。彼らの食事はありましたが、わたしはスーパーに行っておにぎりとお惣菜を食べました。
雲の上図書館はとても居心地のいい場所でした。雨が降っていたので長時間ここで過ごしました。『新エースを狙え! 』を久しぶりに読みましたよ。何度読んでも泣けますね。宗方コーチの意志を継いで、親友の桂大悟が世界に通用するテニスプレーヤー岡ひろみを育てる。気づいたんだけど、弟の夢を引き継ぐあだち充の人気野球マンガ『タッチ』はここから発想されてるんだね。
朝６時に起きて（子供たちが起きる時間）街を散歩しました。梼原いいですよ。そう言えば、電線にツバメがいっぱいいました。前日、雨が上がった時に、民宿の軒にあった巣から小さなツバメが飛び立つのを観ました。数メートル先の木まで必死に飛んでたんです。おばさんが今日巣立ちだって教えてくれました。他でも巣立ちがあったんでしょうね。早朝にぎこちない飛び方のツバメがたくさん集まってました。
FLAGでまたコーヒーを飲んで、9:40のバスでまず鬼北町の日高というバス停まで行きます。ここは道の駅なんですが、このように巨大フィギュアが設置されています。どこに松山行きのバス停があるかわからず、ぶらぶらしてたんですが、危なかった。国道沿いにあったんです。乗り遅れたら３時間後とかだった。あとICカードも使えず、１万円の両替もできません。5000円を車内のおじさんに両替してもらいました。
宇和島には 11:20くらいには着きました。暑かったですね。商店街をぶらぶらしてカフェでご飯を食べました。本当に暑くて動きたくない。図書館に行くことにしました。するとこんなものが。パフィオうわじまという今年オープンした施設に、大竹伸朗さん作の緞帳があったんです。見せてもらいました。綴織という技法で西陣の業者がすべて手作業で製作したそうです。
松山はさらに暑かったです。でもライムスターのライブは素晴らしかった。音楽は素晴らしい。こういう音楽を聴いてたら暴発することもないと思うんだけどな。ライブの帰りに商店街を通ったら夜市が開催されていた。高知よりも街の規模が３倍くらい大きいイメージ。cha chaという店でフルーツティーがあったので、次の日に行って注文。カップルと女子ばかりの店で夜は入れなかった。売切れになってたけど、留学生っぽい店員さんが出てきて作ってくれた。わたしが望むのとは方向が違う感じだった。でもありがとう。
松山から高知に行くのって、わたしは砥部を通る山道の方しか知りませんでした。高速バスでは松山から高松行くより、高知に行くほうが近いんですね。驚きました。高松に向かって高速を走り、途中で分岐する。２時間強で到着。3600円。案外近いな。
