本日はサンガスタジアムで開催された皇后杯・決勝、浦和レッズ・レディーズ VS ジェフ千葉レディースの試合を観て来ました。菅澤選手のゴールで浦和が１−０で勝利。おめでとうございます。あと「可愛い」でお馴染み、塩越選手のプレイを初めて観たw やたら i-Pad で表示される。「お前が好きな記事だろ？」と毎週のように「塩越可愛い」がくる。可愛いだけじゃないところを見せてもらいました。
ヨドコウ桜スタジアムで行われた京都サンガ VS セレッソ大阪、DAZNで見直しました。なぜやられてるか現地ではわかりませんでした。京都が消極的だという印象はあった。前線からのプレスがはまらなくて押し込まれてると想像できたけど、京都の左サイドが狙われたんですね。開幕戦と同じく麻田選手が入っていたけど、そこを中原選手と松田陸選手にやられました。曹貴裁監督は京都のキャプテン松田に、松田陸をケアするように指示。それでもあまりうまく行かず、麻田選手をセンターにする３バックにシフトしました。中原にメンデスをあてたわけです。
今季、セレッソは J2の有望選手３人を獲得しました。山形の中原、岡山の上門、長崎の前熊です。３人とも欲しがるチームがいっぱいあったのに！ サッカーを知らない一部の京都ファンは、J2のことを卑下して、J1チームを恐れています。でも J2のサッカーが評価を得てるからこそ、新潟のアルデル監督が FC東京に、甲府の伊藤監督が磐田に、浦和だって J2徳島からリカルド監督を連れて来たわけです。J2上位チームは J1でやれるポテンシャルを十分に持っているのです。
しかし、この試合の京都サンガは、セレッソをリスペクトし過ぎたのではないか？ GK上福元選手はほとんどロングキックで前線にボールを送りました。京都はいろんなサッカーができると見せたかったのか？ でもボールを保持しつつビルドアップするのが無理だと京都が判断したように見えたのです。とは言え、実際に前半はそれで乗り切ることができました。上福元選手をはじめDF陣の頑張りで凌ぎ切ったのです。そして、得点シーンは、松田選手のコーナーキックをアピアタウィア選手がヘディングで押し込むもポストに当たり、その跳ね返りを武富選手が詰めて先制。１−０は上々の出来だったはずです。
後半早々、ピンチが訪れます。セレッソは左右に揺さぶることで京都陣内に攻め込みます。京都は上下に動くのは得意ですが、左右にボールを動かすのは早くありません。守備時のマークの受け渡しにも課題があるように思います。曹監督が狙われたというのはそのあたりでしょう。セレッソ得点シーン。後半開始から数分で得点されましたが、そこまでにGK上福元選手から２本ロングキックがありました。共に相手ボールになっており、２本目が得点に繋がってしまいました。
ウタカ選手からのボールを受けた長井選手に、中原選手がプレスをかけ、相手FWの加藤選手にボールが渡ります。ここで加藤選手の前には京都DFのメンデス選手、麻田選手がいました。どちらか１人がボールを奪いに行けばよかったのです。しかし、どちらも相手を見ながら下がって対応。そこでバイタル中央に位置した清武選手にボールが渡り、さらに斜めに切れ込んできた乾選手に絶妙なパスが出て、ゴールを許しました。綺麗なゴールでしたね。その後は一進一退で、双方チャンスを作りながらも最後は許さず。１−１で終了。まあ負けなくてよかった試合かな。
曹監督も言ってる通り、相手も研究してきます。以前は J2が舐められてたこともあり、一回りするまでは勝点を稼げたわけです。しかし、最近は戦術分析官を置いてるチームもあるくらい、相手の研究に時間をかけるチームが増えています。京都は開幕戦で浦和に勝ったこともあり警戒するチームも多いでしょう。楽な相手はない。勝点１も馬鹿にできない。現場ではわからなかったけど、こうやって観るとなかなか面白い試合でした。次はルヴァンカップの鳥栖戦。これも楽しみ。そろそろ若原選手が出場するかな？
