ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

京都サンガの負け試合を福田解説で観る。

 

 

ニュージーランドから戻り、最初にこの試合を観る辛さ。結果を知ってるだけに福田解説と知ったときの絶望感。だって福田さんって負けてるチームに「FW に放り込め」としか言えない解説者だよ。「ウタカに放り込め」「パトリックに放り込め」。たぶんいつもそうでしょ? 「高木や、高木!」の加茂さんを手本にしてるのかもな。

 

1点目、これはダメでしょう。白井選手にやられてんじゃん。この試合、曹貴裁監督は、京都で一番勢いのある豊川選手を、普段の右ではなく左で起用しました。もちろん相手右サイドバック白井選手にぶつけるためです。なのにその選手にやられた。豊川、佐藤、両選手が小泉選手を観ていて、白井選手の存在を観れてなかった。フリーでボールをいれさせたら、そら厳しい。

 

それから豊川選手は、せっかく左ウイングに入ったのに、ほとんど左にいなかった。中央にいればいい方。監督はもちろん起用意図を説明してるはず。熱くなって忘れてしまうのか? 後半修正されたけど。

 

昨年までは不動とも言われた白井選手の右サイドバック。そこに入った福田選手は、俵積田選手などと、ガンガンやりあってました。面白かった。後半に怪我で退いた井上選手も、大奮闘を見せてくれました。だからこの試合、悪いばかりでもなかった。

 

この失点の前もそうだけど、ク・ソンユン選手の反応の良さはいいですね。ただ、GKからのビルドアップで、東京が狙ってるところにボールを入れるのはマズい。その判断はきっちりして欲しい。それから谷内田選手、川﨑選手のパス回しも、観てて楽しかった。山﨑選手も調子良さげだった。最後のところ東京は堅い。なかなか破れないね。

 

後半に入って最初は京都の時間もあったけど、その後は東京に押し込まれる時間が増えた。58分の2失点目は、コーナーキックから。それを跳ね返すも、下り目で待ち構えていた長友選手が、ペナルティエリア内にいるトレビザン選手に長い放物線を描くようなボールを入れます。川﨑選手がついてたけど、身長差を狙ったロングパスでしたね。トレビザン選手が頭で落としたボールを東選手が見事にゴールしたわけです。東選手についてたのは福田選手。ここは指導が必要ですね。

 

面白い試合ではあったけど、最後は東京に力負けしました。決めるとこ決めておけばとも思いますが、そこを決めさせないのが上位チーム。いい時間もあっただけに、それを90分続ける持続力が必要ですね。交代選手をもっと上手く使いたい。三竿選手良いシーンもありましたが、ビルドアップでボールを受ける位置はどうだったか? そのあたりは麻田選手と話しておきたいですね。