ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

凄い景気対策だ…。

アメリカもとうとう実質ゼロ金利に突入ですか。日本はどうするのかな? そんな不景気まっさかりのいま、お隣の韓国では画期的な景気対策が発表されたそうです。「生計型犯罪」という言葉自体、初めて知りました。これ、もしかして警察の経費削減がメインなんですかね? 円高で年末は韓国で過ごすという方も多いと聞きます。くれぐれも気をつけて!


◉生計型犯罪の罰金刑軽減、政府が民生治安安定対策
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2008/12/16/0900000000AJP20081216002700882.HTML
『ソウル16日聯合:政府は長期化する景気低迷に伴う庶民の生活苦軽減に向け、生活のために罪を犯した「生計型犯罪者」に対する罰金を大幅に引き下げる。法規違反の一斉取り締まりも景気活性化まで暫定的に留保することを決めた。法務部と行政安全部は16日、こうした内容を骨子とした「庶民生活安定に向けた民生・治安対策」を策定、施行すると明らかにした(中略)また検察と警察は、景気が回復するまで、行政法規や建築法など軽度の法規違反行為に対する一斉取り締まりを暫定的に延期することを決めた。庶民を対象とする捜査や事件処理では、生計に支障がないように郵便やファクシミリ、電話による陳述を行う制度も積極的に活用する方針だ。捜査機関に出頭を求める場合も日中を避け、できる限り仕事が終わる夜間や週末にし、出国禁止措置も抑制する』


お次ぎはホリエモン山崎元さんの「ベーシック・インカムを支持します」という文章に触発されて書かれたようです。まずは、山崎さんの説明から(余談ですが、私は山崎さんが10月17日に書かれた「リア・ディゾンさんへの同情と希望」という文章が気になりました。リア・ディゾンを語るときには、「私の好みではないが」と断るのがお約束のようです)。


◉「ベーシック・インカム」を支持します(評論家・山崎元の王様の耳はロバの耳)
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/df9729ff82024e97dd3447d08d9c5f27
ベーシック・インカムとは、社会の構成員、全員に、個人単位で、暮らすに足る一定の収入(=ベーシック・インカム)を、定期的に現金で配るシステムを指す(中略)従って、生活保護を受けられずに餓死したり、受けられたとしても、「どうして、お前は働けないのだ」とさんざん言われて、惨めな思いをするようなことはない。ベーシック・インカム分の収入は、権利として、堂々と受け取ればいい。もちろん、使い道は自由だ。そして、基本的な考え方として、各種の社会保障社会福祉は、できるだけベーシック・インカムに集約し、それ以上に必要な人が利用する、保険、年金、各種のサービスなどは、民間に任せる(それでも何が残るかは、各種の議論がありそうだが、福祉的制度・行政の大半は無くせるだろうし、私が、ベーシック・インカムを支持する大きな理由もそこにある)』


で、ここからホリエモンの文章です。財源の問題にも触れていますが、ホリエモンも山崎さんの文章に同調しています。以前の職場にもなにをしているのかわからない人がたくさんいました。「ベーシック・インカム」を導入すれば、その人たちを、、、やめておきましょうw でも、組合という存在が時代と合わなくなってきているのは事実ですよね。


ベーシックインカムの話(六本木で働いていた元社長のアメブロ
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10178349619.html
『私が思うに、仕事を作るためにお金をつかって公共事業とかをやるのは、明らかに効率が悪い。ダイレクトに金を配ったほうが環境にもやさしくていいかもしれない。(中略)せっせと働きたい人に働かせて、新しい技術を開発できるスキルをもった有能な人に資金を集中させる。そうすれば、彼らがどんどん納税してくれる。企業も労働問題からある程度開放されて法人税を沢山納めてくれるだろう。働かざるもの食うべからず、は、もう古い倫理観なのだと私は思う。(中略)でも働かないといけないという古い倫理観は残り、実は社会全体の富を増やす労働ではなく、社会全体の富を食いつぶしている負の労働があるのではないか、と思っている。月20万の給料を貰って、実は社会全体は、その労働を作り出すのに月30万のコストをかけている、というような。だったら、ダイレクトに20万渡せば10万円セーブできるんじゃないかと思う。例を挙げるのはここでは控えるが、いくらでもあると思う。実際のところ、企業内に限れば、そのような種類の労働は存在する。でもその存在に気づいてもリストラすることは難しいのだ』