ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

もう一度、世界に対して指導力を発揮する用意がある。

きのうの深夜はyoutube でイエメン戦を見ながら、ところどころオバマ大統領就任式を見ていました。アリサフランクリンの歌も素晴らしかったですが、ブッシュがヘリでホワイトハウスを去る姿に、なぜか感動しました(その映像は見つけられませんでした)。



あっ、軒並み就任式の映像が削除されているぞ! NHKの仕業かと思いましたが、海外のものも削除されています。大統領になった途端に、youtube へ圧力でもかけてるんですか? さて、就任演説の日本語訳がありました。これまでの就任演説を知らないのでよくわかりませんが、ここまで世界に向けて語りかけられているのは初めてではないのでしょうか? 日本の政治家のみなさんは、こんなリーダーが欲しいと思ったことでしょう。まあ、アメリカは世界のことよりも自分の国を建て直すことが先ですよね。


オバマ大統領就任演説:全文(1)
http://mainichi.jp/select/world/obama/speech/news/20090121k0000m030175000c.html
『市場が正しいか悪いかも、我々にとっての問題ではない。富を生み出し、自由を拡大する市場の力は比肩するものがない。だが、今回の金融危機は、注意深い監視がなされなければ、市場は制御不能になり、豊かな者のみを優遇する国は長く繁栄することはできないことを我々に気付かせた。我々の経済の成功は国内総生産の規模だけでなく、繁栄が享受される範囲や、望む人すべてに機会を広げる能力にかかってきた。慈善としてではなく、公共の利益に通じる最も確実な道としてだ。

 我々の防衛一般に関しては、我々の理想と安全のどちらかを選ぶという間違った考えを拒絶する。建国の父らは、想像もできないような危険に直面しながら、法の支配と人権を確約する憲章を起草し、それは何世代もの血で拡大されてきた。これらの理想はいまだに世界を照らし、我々は方便のためにこれらをあきらめることはない。

 だから、我々を今見ている他の民族や政府に対して言いたい。巨大な都市から、私の父が生まれたような最も小さな村まで、米国は平和で尊厳ある将来を求めるすべての国々とすべての男女、そして子どもの友人であり、もう一度、指導力を発揮する用意があることを知ってほしい、と。先人がミサイルや戦車を使うのみならず、信念と確固たる同盟をもってファシズム共産主義に勇敢に立ち向かったことを思い出そう。先人は軍事力だけが我々を守るのではないことや、またそれを好き勝手に使えないことを知っていた』